RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

かがみの孤城@チネチッタ川崎 2022年12月30日(金)

封切り七日目。 席数154の【CINE9】の入りは八割ほど。 客層は老若男女幅広く、幼稚園児くらいの女のを連れたお母さんが居たのにはさすがに驚く。 珍しく原作既読。 なので文庫でも八百ページ近い長編を二時間の尺に納めるには、相応の整理が必要だろうと…

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター@109シネマズ川崎 2022年12月29日(木)

封切り二週目。 席数458の【シアター7】の入りは八割ほど。 前作に引き続き「IMAXレーザー3D」での鑑賞。このシリーズについては、それだけの入場料を払う価値があるとの認識。 「3D」は「IMAX」で観るのがベストと勝手に思っている。幾つか他の劇…

ケイコ目を澄ませて@109シネマズ川崎 2022年12月27日(火)

封切り十二日目。 席数72の【シアター10】の入りは満席。 小さい箱ながら平日の昼間にこれは凄い。近隣での上映は無く、更に一日一回のみとの条件を差し引いたとしても。 99分尺の小品。 なによりも予告編のトーンが微妙なので鑑賞を迷っていた。 封切り…

OPEN SITE 7@トーキョーアーツアンドスペース本郷 2022年12月24日(土)

自分が行ったタイミングでは他の来場者の姿は無し。 14時頃から予定されているイベントを目指す人が多いのかもしれぬが。 【2F】のスペースには『小林椋』による《亀はニェフスのイゥユのように前足を石にのばすと》。 怪しげな装置が其処彼処に置かれ、…

古屋誠一写真展@写大ギャラリー 2022年12月24日(土)

前回の続きとなる本展は、 ”第二章 母 1981.11-1985.10” とのタイトル。 エントランスには1981年の写真が数枚。 ドアを開けて左側から「順路」の通りに進めば、入り口脇に掛けられた1985年10月の写真に行き着く。 そして我々は被写体の女性の悲しい運命を既…

源氏物語と江戸文化@東京都美術館 2022年12月17日(土)

【ギャラリーA・C】で開催されている”美をつむぐ源氏物語-めぐり逢ひける えには深しな-”は有料。 そして、こちら【ギャラリーB】の”源氏物語と江戸文化”は無料。 https://www.tobikan.jp/exhibition/2022_collection.html 会期は共に~2023年1月6日(金)まで…

Idemitsu Art Award展 2022@国立新美術館 2022年12月18日(日)

昨年までは「シェル美術賞」だった記憶。本業と同じくブランドを継承し順次名称変更の一環との認識で宜しいか。 まぁ観る側とすれば、どこがやってくれても開催されれば有り難いわけで・・・・。 一般の入場料は400円も、無事に招待券を入手。 受賞作を含め…

かちのかたちたち展@東京ミッドタウン・デザインハブ 2022年12月18日(日)

「捨てる手前と後のこと」とのサブタイトル。 入場するとそこには、テレビでは見たことはあっても実物は初めての物体の数々。 アルミ缶 ペットボトル 紙 何れも方形に圧縮形成されパレットの上に置かれている。 道端にポイと置かれていればゴミも、こうして…

DESIGN MUSEUM JAPAN展@国立新美術館 2022年12月18日(日)

「集めてつなごう 日本のデザイン」がそのタイトル。 主催:NHKとのこともあり、同局の番組としても放送れれた経緯、場内では当然のように流されている。 まぁ、ある意味、らしいタイトル。 十三人のクリエーターが自身がセレクションした十三の地域のリ…

東京藝術大学大学院美術研究科 博士審査展2022@東京藝術大学美術館本館/陳列館 2022年12月17日(土)

昨年は、どうにも時間が合わず、行けなかった。 今年も事前予約は必要ではないので、自分の都合さえ調整すればなんとでもなるのは有り難い。 公式サイトも用意されているが、先ずは作品と向き合い、帰宅してから確認をするのは毎度の流れ。 【本館4階】に入…

鉄道写真家・南正時作品展@鉄道歴史展示室 2022年12月10日(土)

おや?同じ写真家の展覧会は同館で過日あったような??と思ったらタイトルにあるように”蒸気機関車のある風景 西日本編”なのね。 前回は”東日本編”で、やはり二回に分けて開催されていたかと。 ちなみに今回の会期は前期:11月22日(火)~2023年1月15日(…

宇野亞喜良 万華鏡@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2022年12月10日(土)

紹介の文章にもあるように今年目出度く「米寿」とのこと。 それを記念しての標題展はまさしく当館での2022年の掉尾を飾るに相応しい。 【地階】には、過去のポスター類がずらりと。 これだけ多くの回数、多くの場所に通っていても、まだまだ初見の作品がある…

Lucky Cat@クリエイションギャラリーG8/ガーディアン・ガーデン 2022年12月10日(土)

この時期恒例のチャリティー企画も、今年は例年とは異なり「シークレットオークション」。 要は全て一点モノなので、入札してくれ、と。 量産品且つ、一万円くらいまでの値付けであれば、良い作品なら買う気満々だったのだが、このシステムでは最早手は出な…

「椿絵」コレクション-ひかり輝く明日へ-@UNPEL GALLERY 2022年12月10日(土)

「あいおいニッセイ同和損保」が所有する椿絵のコレクション展。 PartⅠ:12月3日(土)〜25日(日)PartⅡ:2023年1月10日(火)〜29日(日)の開催。 館内は(当たり前のように)大小さまざまな椿の画が並ぶ。 鮮やかな赤と緑のコントラスト。 この時期に、木に咲く…

SKY V@Sony Imaging Gallery 2022年12月10日(土)

正式なタイトルで言えば”日本大学芸術学部写真学科 教員作品展”。 出展者三名の『鈴木麻弓』のS『穴吹有希』のK『八木元春』のYを合わせてSKYって「K」の持って来処がかなり無理くりでしょ。 三者三様の表現は何れも面白く、なかでも『穴吹有希』の遠…

夜、鳥たちが啼く@チネチッタ川崎 2022年12月11日(日)

封切り三日目。 席数138の【CINE3】の入りは二割ほど。 そのタイトルから、てっきり件の鳥は「墓場鳥」との別名もある「小夜啼鳥=ナイチンゲール」ではと思っていた。その方がなんとなくのおどろおどろしさもあるし。 ところが何のことはない、映し出さ…

ラーゲリより愛を込めて@TOHOシネマズ日本橋 2022年12月10日(土)

封切り二日目。 席数110の【SCREEN2】はほぼほぼ満員の盛況。 冒頭、「事実を基にした物語り」であるとの提示が。 原作は『辺見じゅん』による〔収容所(ラーゲリ)から来た遺書〕で「大宅賞」と「講談社ノンフィクション賞」のダブル受賞と聞く。 映画化…

あのこと@109シネマズ川崎 2022年12月4日(日)

封切り三日目。 席数118の【シアター5】の入りは五割ほど。 2022年度ノーベル文学賞を受賞したフランス人作家『アニー・エルノー』の小説〔事件〕を基にした、とエンドロールで触れられる。 劇中の主人公は1940年の生まれとの設定で、作家本人も同年…

マッドゴッド@チネチッタ川崎 2022年12月3日(土)

封切り二日目。 席数138の【CINE3】の入りは九割ほど。 2021年公開の〔JUNK HEAD〕でも天上から降りて来たモノが騒動を巻き起こす。 それは本作とて例外ではないし、不思議なコトにそれ以外の点でもかなり近似のテイストを感じる。 グロテスクなクリ…

月の満ち欠け@109シネマズ川崎 2022年12月3日(土)

封切り二日目。 席数172の【シアター4】の入りは八割ほど。 『東野圭吾』原作による〔秘密(1999年)〕は印象的な一本だった。 亡くなった妻の意識が、高校生の娘に宿り、しかし次第に元々の娘の意識が交互に現れるようになり、やがては・・・・との流れ…

Takahiro Matsuo@BAG-Brillia Art Gallery- 2022年11月26日(土)

「Light Crystallized」とのタイトルで、会期は~2023年1月22日(日)まで。 例によって【BAG+1】は主展示、 【BAG+2】はショップ展示。 {プリズムアート}なるカテゴリーの存在は今回初めて認識だけど、館内は質感の透明さの異なるオブジェが形状も様々並…