2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧
前期の上出来につられてやって来た。 後期は今日が最終日。 夕刻の訪問故か、場内はそこそこの混雑だし 売り込む方も気合が入っている。 しかし展示内容はと言えば、かなりの部分が前期とかぶっており、 逸品を再び目にできるのは良いとしても 新奇さには欠…
”第25回グラフィックアート『ひとつぼ展』”ファイナリストによる個展。 入り口脇には随分と立派なスタンド花が置かれ 贈り主はだれかと見れば、これが『よしもとばなな』。 彼女の小説〔サーカスナイト〕のイラストを『秋山花』が 担当した縁によるものなの…
封切り三日目。 席数199の【SCREEN8】の入りは二割ほどとかなり寂しい。 そして来場者も高齢に振れている。 要は世間的には、その様な受け取られ方をしている作品 との証左なのだろう。 舞台劇の映画化は、 その脚本家、または公演した劇団、 はたまた出…
封切り二日目。 席数456の【SCREEN1】は満員の盛況。 標題館では二番目の大箱が札止めになるのはたいしたものだけど 音響も更に良い「premium theatre」での上映だったのね。 1999年〔ブレア・ウィッチ・プロジェクト〕の擬似ドキュメンタリーと、メディ…
会期は残念ながら本日が最終日。 ”コレクター山本冬彦が選ぶ若手作家展”は毎度のコトながら 嗜好がかなり合致している。 計十三名の中では 『溝井悠紀』『寺野葉』『戸井田しづこ』『高草滋汰』『香林サヤカ』 の作品がそれにあたるわけだが、必ずしも諸手を…
前・後期に分かれ 前期は~22日(月)まで、 後期は25日(木)~28日(日)。 基本即売会であはるものの、 ギャラリーやキュレーターの嗜好がモロに出て、その違いを楽しむのが面白い。 同じ作家さんが異なるスペースで取り上げられていたりもするし。 『平…
正式なタイトルは”言葉を超えた写真家 富山治夫 『現代語感』” 計二十六点が展示され その何れも「朝日ジャーナル」での連載 「現代語感」に掲載されたもの。 時は1960年代前半。 1955年の「もはや戦後ではない」の一節から更に十年、 経済的な繁栄…
封切り八日目。 席数118の【シアター5】の入りは満員。 客層は高齢者が圧倒的。 100分程度の尺の小品。 内容も、折々の出来事が淡々と積み重ねられるだけで ドラマチックな展開はほぼ無い。 本来であればこれほどの集客は無かったろうに。 偏に、主要…
封切り二日目。 席数100の【シアター3】の入りは四割ほど。 『橋本愛』ちゃんと、『門脇麦』の夢の様な共演。 これを観ずにおれようかと勇躍劇場に向かえば 館内には同じような思惑とおぼしき お腹が出て頭髪の薄いおぢさんが多数。 うん、うん。わかる…
『SHIMURAbros』は姉弟によるユニットとのこと。 タイトルの”Seeing Is Believing 見ることは信じること”は 実際に作品を目の当たりにすると とっても額面通りに受け取るわけにはいかぬ。 会場内は大きく二つのスペースに仕切られ 入り口側は鏡を使った作品…
同時期開催は ”クリエイションの未来展”が~10月28日(日)まで、 ”中村康平展”が~10月23日(火)まで。 しかしやはり標題展に留めを刺すかも。 類似の展示はほぼほぼ一年前に「たばこと塩の博物館」でもされていた。 内容についてもかなり被っている印象。 加…
前回の訪問時に入っておけよってハナシ。 すっかり失念しており、本日 再び交通費を掛けてやってきた。 なんとなればタイトルと内容が振るっている。 芸術の保存や修復は未来へと過去の遺産を繋いで行く大事な手段。 紙に描かれた、素材を加工したものについ…
なんでこんなコトになってるの?と 思わず仰け反ってしまうほどの凄い混雑。 それが予め見越されていたのだろうか 普段では見かけない「staff」Tシャツを着用した女性が 随分と多く配置されている、 並んでいるのはタイトル通り 「good design company」が…
封切り十日目。 席数150の【SCREEN4】の入りは九割ほど。 元々は台湾の映画を移植した一本と聞いている。 原典は未見も、かなり忠実になぞっているとの印象。 なんとなれば彼の国新学期は九月から。 作中にはそれを思わせるシーンがあり、 本邦の季節感と…
封切り三日目。 席数142の【SCREEN1】の入りは七割ほど。 原作及び英題は〔I Kill Giants〕。 何故邦題に「心の」なんぞという余計な修飾語を入れてしまうかなぁ、と 強く憤る。 なんとなれば予告編とこのタイトルを見れば オハナシの方向性におおよその…
一般の入場料は1,000円だが招待券を頂いた。 会期も僅か三日間と短く本日は中日。 それもあってか会場内はかなりの混雑。 売り買いや挨拶の声だけでなく 折に触れ画廊さんへの呼び出し放送があるものだから その喧噪の度合いたるや。 それにしても即売会にも…
正式なタイトルは ”幼稚園から大学まで美術教育の流れを体感する展覧会 ― 全国美術・教育リサーチプロジェクト2018 ―” 正直、絵を書いたり、物を作ったりするのは 得意ではなかった。 生来の不器用さが影響しているのかもしれない。 それでも不思議なコトに …
いつも通り一階から観て回ろうとすると 順路は二階からです、との丁寧な声掛け。 じゃあ、と階段を昇って行けば 確かに年表があるからそちらの方が予習できるとしても 全体を俯瞰するなら、どっちでもいんじゃね?などと 思ったりもする。 サブタイトルは ”…
今日の訪問も15:00~16:30の同時刻。 上映は”秋のアニバーサリープログラム2”。 賞味70分で計五本は過去20年の作品中から スタッフがセレクションしたもの。 一本目は〔The Second Bakery Attack〕。 『村上春樹』の〔パン屋再襲撃〕を映画化。 主演…
6月に開催された”SSFF&ASIA”の本荘には行けなかったけど、 ”東京国際映画祭”との連動で、 このようなまとめ企画を開催してくれるのは有り難い限り。 会期が週末に掛かるのは標題館での上映のみ。 プログラムは朝から晩まで展開されているものの やはり都合の…
計六名の作品が展示され 最終審査は12日(金)の予定なので 受賞表示はまだされておらず。 窓や開口部越しに外を見つめる眼差しが面白い 『原麻里子』の〔picture window〕や コラージュっぽい表現の 『H/N』の〔PRIVATE VOYAGER〕も良いけれど やはり 『円…
タイトルからは良く判らなかったのだが 1974年~75年に「東京新聞」に連載された 『瀬戸内寂聴』による時代小説〔幻花〕の挿絵を 『横尾忠則』が手掛けたと。 本展はその時の原画を 章ごとの粗筋紹介と共に並べたもの。 〔幻花〕自体は「応仁の乱」にまつわ…
封切り四日目。 席数250の【SCREEN2】の入りは五割ほど。 今日一日で三本映画を観たけれど まぁ見事に本作の客層は高齢に振れている。 お年寄りはホントに時代劇が好きなんだねぇ。 しかし本作の実態は時代劇のカタチを借りた純愛モノ。 動的な部分よりも…
封切り十一日目。 席数97の【SCREEN1】は満員。 タイムスリップものの一つの変形ながら タイムパラドクスを極力犯さぬよう、注意深く設定されている脚本は かなり上出来。 過去へ行き目的を達成しても、現在は変わらないとのシバリと、 遡行するための条件…
封切り四日目。 席数199の【SCREEN8】の入りは二割ほど。 まさにワンシチュエーションスリラーの一つの到達点だろう。 おそらく宇宙から地球に飛来したクリーチャーは 眼は見えないものの、野生の獣そこのけの聴覚を発揮し 声や動作の音に反応、哺乳動物…