#洋画
封切り二日目。 席数488の【CINE12】の入りは三割ほど。 それにしても『リドリー・スコット』という監督は関連作品を作るのが本当に好きなのだなと思う。 一本には盛り込め切れなかった構想を、全てアウトプットしたいとの強い欲求でもあるのだろうか。 …
封切り二日目。 席数226の【SCREEN5】の入りは五割ほど。 タイトルの「Folie à Deux(フォリ・ア・ドゥ)」は単純に訳せば「二人狂い」だが、「感応精神病。精神障害の妄想性障害の一つ」とも書かれている。 五人を殺害(実際は自身の母親を含め六人)し…
封切り二日目。 席数224の【SCREEN1】の入りは四割ほど。 「D-デイ」から七十年の節目の2014年6月6日。『オバマ大統領』や『エリザベス女王』も参列した記念の式典がフランスのノルマンディーで開催された。 そこに当時九十歳の『バーナード・ジョ…
封切り三日目。 席数118の【シアター3】の入りは七割ほど。 「シビルウォー (Civil War)」とは内戦の意も、アメリカ国内では19世紀の「南北戦争」を指す場合が多いと聞く。 本作の舞台は近未来のアメリカ。大統領の専横に、多くの州が合衆国から離脱し…
封切り二日目。 席数98の【SCREEN2】は満員の盛況。 生放送のトーク・バラエティ番組「ナイト・オウルズ」の司会者『ジャック・デルロイ(デヴィッド・ダストマルチャン)』は低迷する視聴率の打開策としてオカルトショーを企画する。 1977年のハロウ…
封切り三日目。 席数118の【シアター3】の入りは四割ほど。 〔女王陛下のお気に入り(2018年)〕〔哀れなるものたち(2023年)〕に続き『ヨルゴス・ランティモス』が三度『エマ・ストーン』を起用した一作。 語り口自体は平易なものの、前二作に比べると…
封切り二日目。 席数488の【CINE12】の入りは七割ほど。 〔エイリアン〕と〔エイリアン2〕の間の時代の出来事とされている。物語りの上では、この間に六十年に近い年月が経っている。 シリーズに共通のお約束事は全て踏襲しているので、劇中で説明をされ…
封切り二日目。 席数191の【CINE10】の入りはほぼ満員の盛況。 「スタントマン」を題に取った映画はなにもこれが初めてではない。 一例を挙げれば、そのタイトルもズバリ〔The Stunt Man(1980年)〕。 『ピーター・オトゥール』が映画監督を、『スティー…
封切り二日目。 席数151の【SCREEN7】はほぼ満席の盛況。 予告編にふれた時に、ある程度映画を観ている人なら〔カプリコン・1(1977年)〕を想起するだろう。 国家の威信を賭け、火星探査のために打ち上げられた有人宇宙船「カプリコン・1」。が、失敗を…
封切り四日目。 席数147の【SCREEN2】の入りは三割ほど。 タイトルの「メイ・ディセンバー」は「親子ほど歳の離れたカップル」を意味する慣用句で本作は実際に起きた事件に着想を得ていると言う。 36歳の女性教師が夫も子供もありながら、13歳の生徒…
封切り三日目。 席数407の【CINE11】の入りは二割ほど。 妻と立ち上げた会社は倒産の危機に瀕している。その妻とは愛息の死後に愛情は冷えきり、離婚の寸前。 一方、十年以上関係が続く愛人との間には男児ができ、毎日のように顔を合わせている。 妻は男…
封切り二日目。 席数224の【SCREEN1】の入りは二割ほど。 2020年公開のアメリカ映画を四年も経ってから日本で封切りの運び。 バーモント州ベニントン大学の教授『スタンリー(マイケル・スタールバーグ)』は妻の『シャーリイ(エリザベス・モス)』と二…
封切り八日目。 席数224の【SCREEN1】の入りは四割ほど。 1970年の暮れ全寮制の男子校「バートン高」ではクリスマス休暇を目前にして生徒たちは皆浮かれ気味。 これから先の二週間、家族の元へ帰る者、家族と旅行へ行く者と、楽しみは尽きない。 が、その…
封切り三日目。 席数127の【シアター2】の入りは五割ほど。 初めての出会いは三人が高校生の頃。 男子二人も「アイス&ファイヤー」の二つ名でJr.男子ペアの世界ではそれなりに名が通っているが『タシ・ダンカン(ゼンデイヤ)』は別格。 プロ転向はし…
封切り二日目。 席数118の【シアター3】の入りは九割ほど。 『ルドルフ・ヘス』の名前で知られるナチスの幹部は二人いる。 一人は『ルドルフ・ヴァルター・リヒャルト・ヘス』で「ナチ党」副総統。 そしてもう一人が『ルドルフ・フランツ・フェルディナン…
封切り四日目。 席数224の【SCREEN1】の入りは四割ほど。 物語りの舞台はベラルーシとポーランドの国境。 しかし同じような難民流入の問題はロシアとノルウェー、ロシアとフィンランドでも起きていることを新聞やテレビのニュースで我々は知っている。 西…
封切り三日目。 席数114の【SCREEN5】の入りは三割ほど。 『片岡鶴太郎』はべらんめぇな父親役が、『秋吉久美子』はきっぷの良い母親役がそれぞれ似合っていた。 そんな両親が、十二歳の頃に死に別れたままの姿で懐かしい浅草の地で暮らしている。 今朝分…
封切り三日目。 席数154の【CINE9】の入りは二割ほど。 『リンダ』は母親の『ポレット』と郊外の大規模団地に住む活発な女の子。父親は彼女が一歳の時に、食事中に突然亡くなり、記憶はほぼほぼ無いに等しい。 が、その時の、父親が作ってくれた夕食だけ…
封切り二日目。 席数143の【SCREEN9】の入りは四割ほど。 現時点の評価はIMDb:6.5Metascore:79個人的には一般人評価の「IMDb」より評論家筋の「Metascore」を偏重の方針。 とは言え「IMDb」も7.0以上は善し(「Metascore」は70以…
封切り三日目。 席数147の【SCREEN2】の入りは六割ほど。 昔のプロレスラーは今にも増してキャラが立っていたなと思う。 例えば「吸血鬼」と呼ばれた『フレッド・ブラッシー』は歯をやすりで研ぎながらの入場。 勿論、実際に歯に当てていないだろうし、「…
封切り二日目。 席数98の【SCREEN6】は満員の盛況。 冒頭のシーンは諧謔に満ちている。バーカウンター並んで向かう三人の男女。一人の男性と女性はアジア系、もう一人の男性はアングロサクソン風。 傍目からは、観光で訪れたアジア人夫婦とガイドの白人男…
封切り三日目。 席数191の【CINE10】の入りはほんの十人ほど。 普段なら{ドキュメンタリー}の類は観ないのだが(除く、テレビ視聴)、本作は現時点でIMDb:7.5Metascore:91の高評価。 加えてスポットライトがあてられる『ナン・ゴールディン』は…
封切り二日目。 席数127の【シアター2】は満員の盛況。 「NHK」の「映像の世紀バタフライエフェクト」、 2024年2月19日の放送は〔マンハッタン計画 オッペンハイマーの栄光と罪〕。 本作の良い予習になると同時に、幾つもの感嘆すべき内容が。 一つは…
封切り二日目。 席数244の【CINE6】の入りは七割ほど。 前作を復習鑑賞せずに劇場に向かったので、ストーリーがジブンの頭の中できちんとつながるだろうか?との一抹の不安。 が、結果的にそれは全くの杞憂。人物の背景や過去の出来事もエピソードに付随…
封切り三日目。 席数120の【SCREEN8】の入りは八割ほど。 「9.11同時多発テロ」発生後、アフガニスタンに軍事介入したアメリカだが戦況は泥沼化、二十年近く経っても終結の糸口は見いだせずにいた。 そして2018年。ターリバーンの武器・弾薬を探…
本日初日。 席数191の【CINE10】はほぼ満員の盛況。 フランスの山荘に住む三人の家族。ベストセラー作家の『サンドラ(ザンドラ・ヒュラー)』、夫の『サミュエル(サミュエル・タイス)』、事故の後遺症で視覚障害がある息子の『ダニエル(ミロ・マシャ…
封切り四日目。 席数158の【SCREEN3】の入りは七割ほど。 寡作にもほどがある。本作は実に三十一年ぶりの新作。 監督の『ビクトル・エリセ』は1967年から五十六年間の活動歴で撮った長編は僅かに四本。 そのうち一本は{ドキュメンタリー}なのを勘案…
封切り二日目。 席数157の【SCREEN1】の入りは七割ほど。 〔カラーパープル〕は1985年の『スティーヴン・スピルバーグ』監督による{ストレートプレイ}版(正しい表現ではないのだが{ミュージカル}の対語として)も観ているがその時とは鑑賞後の感…
封切り三日目。 席数120の【SCREEN8】は満席の盛況。 2008年の「リーマン・ショック」で懲りたかと思いきや政府による金融機関救済や富裕層への優遇措置を背景にヘッジファンド等による市場での専横はとどまるところを知らぬ。 獲物を喰い尽くすハイエナ…
封切り二日目。 席数112の【SCREEN8】の入りは七割ほど。 主役の『ベラ・バクスター』を演じる『エマ・ストーン』は自身がプロデュースも兼ねる熱の入れよう。それだけ本作の映画化を強く願ったということだろう。 そこで魅せるのは役者魂。脱ぎに脱いで…