RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

TWS-Emerging 2017@トーキョーワンダーサイト本郷 2017年7月29日(土)

「第二期」の会期は~8月20日(日)まで。 出展は 273『山内祥太』 〔恐怖の回り道〕 274『伊藤夏実』 〔動くものと動かないものとの境界も、力の中心も、無数にあるのではないか。〕 275『鹿野洋平』 〔すべてはよその声〕 の三名。 男性によるそれは、何れも…

「東京藝術大学ゲーム学科(仮)」展@東京藝術大学美術館 陳列館 2017年7月29日(土)

今日が会期最初の週末。 多分、混んでいるだろうな、と 思いつつ足を運べば、予想通り。 しかも親子連れの来場者が多い多い。 なまじ展示がゲームであるだけに 幼い彼等・彼女等は飽くことを知らず かなり長時間を一つの作品にへばり付いている。 当然、他の…

たかくらかずき展「有無ヴェルト」@ガーディアン・ガーデン 2017年7月22日(土)

そのタイトルからは 〔有無ヴェルト〕=『ウンベルト・エーコ』のもじり? と、勝手に考えていたら、どうやら 「umwelt(ウムヴェルト)」=「環世界」との 立派な単語が有るらしい。 ドットが強調された作品群は 角度によって見え方や色が変ったりと なかな…

Point-Rhythm World -モネの小宇宙-@POLA MUSEUM ANNEX 2017年7月22日(土)

タイトルからは『モネ』の作品が並んでいるかのようにも取れるが 然にあらず。 {点描}×〔睡蓮〕×『増田セバスチャン』の組み合わせによる インスタレーションが会場いっぱいに展開されている。 『モネ』が描いた数多の「睡蓮」の中でも 本展の題材は『ポー…

心が叫びたがってるんだ。@チネチッタ川崎 2017年7月23日(日)

封切り二日目。 席数191の【CINE10】の入りは五割ほど。 本作の主人公は、幼少期の出来事がトラウマになり 話したくても言葉を出せなくなってしまった少女。 冒頭、そうなったいきさつをさらっと一気に見せ切った 制作者サイドの技量には感心しきり。、 …

2017 ADC展@クリエイションギャラリーG8/ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2017年7月22日(土)

二つの会場を使用し開催されているのは ここ数年の恒例だけど、ギャラリー毎に会期が異なっているのは 珍しいかも。 【G8】は~7月29日(土)まで。 【ggg】は~7月25日(火)まで。 例によって、昨年から本年前半にかけて 世間を賑わした広告関連を総…

秩父宮記念スポーツ博物館@伊藤忠青山アートスクエア 2017年7月17日(月)

「2020」を間近に控え、前回の 「1964 東京五輪」を再度想起し、ブームアップに繋げよう との試みか。 しかし、それにしても来場者が過少なのは 暑さのせいだろうか。 ”【青山巡回展】 ~甦れ!オリンピックの感動を再び~”とも惹句が冠されているので 今後…

創造他人-ソウゾウビト-@スパイラルガーデン 2017年7月17日(日)

『伊東敏光・ヨフクロ・福本歩・足立篤史』による 四人展。 そして、全ての作家の作品を過去観たコトがある。 『伊東敏光』の航空機上のジオラマは、 前回の作品の方が精緻で好きだった。 『足立篤史』細かい仕事にはやはり うっとりと見惚れてしまう。 『福…

クリエイションの未来展@LIXILギャラリー 2017年7月16日(日)

正式なタイトルは 〔高知県梼原町の和紙職人 ロギール・アウテンボーガルト × 建築家 隈研吾〕。 【ギャラリー2】はその壁面も天井も、全てが和紙で覆われている。 普段、鑑賞者としての相対は、「紙本彩色」とあるように 基本、紙面に何らかの彩色が施され…

無印良品と明和電機をくらべた展@無印良品 有楽町 ATELIER MUJI 2017年7月16日(日)

一階の「LOFT」は移転したけど 二階~の「無印良品」は営業を継続中。 今日も多くの人で賑わっている。 そんな同店の二階、一番奥の【ATELIER MUJI】で開催中の 「明和電機」とのコラボ企画、 〔ナンセンス計測のこころみ〕とのサブタイトルも付いている…

鉄道博物館 収蔵資料展@鉄道歴史展示室 2017年7月16日(日)

一口に「収蔵資料」と言われても、 その連想するところは人によって様々だろう。 本展では、確かに「C62」の設計図や 寝台特急に併設されていた食堂車で使われた食器類も 並んでいるものの、 あくまでもメインは「オレンジカード」。 もう4年も前に販売…

沖潤子展@資生堂ギャラリー 2017年7月16日(日)

”第11回 shiseido art egg”、 二番手は 『沖潤子』による{刺繍}展。 そしてこれが、観る側にとって、 ましてや自分の様な男性にとっては 殊の外ずっしりと重い。 ギャラリー奥の小部屋には 素材と思われる古着がうず高く積まれている。 それらはおそらく、…

福田繁雄の視覚トリック展@川崎市民ミュージアム 2017年7月15日(土)

そう言えば、ホールに展示されているオブジェは 彼の作品だったな、と 改めて思う。 メインの催しは有料だけど 本展は【アートギャラリー3】での無料展示。 それでもポスターだけ三十点も並べられると 見応えは相当のもの。 中には未見の作品もあり、なまじ…

銀魂@TOHOシネマズ錦糸町 2017年7月14日(金)

本日初日。 席数450の【SCREEN2】の入りは七割ほど。 朝イチの回にもかかわらずたいしたもの。 しかも客層が凄くて 赤ちゃんを連れたお母さんまでいるし。 ちょっと吃驚だ。 しかし複数人で来ている彼女等の鑑賞マナーは けして良くはない。 本編中も会話…

TWS-Emerging 2017@トーキョーワンダーサイト本郷 2017年7月9日(日)

第3期まで予定されている 本年度の”Emerging”。 第1期は本日が最終日。 その為だろうか、出展アーティストの三人が三人とも滞廊中。 あ~、皆さん、こんなお顔なのね。 そして三人とも名前に記憶があり、 過去に作品を観た記憶もある。 これも珍しいコト。…

ShinPA2017「時のはなし」@佐藤美術館 2017年7月9日(日)

昨年から、共通のお題のもとに描かれた作品が並ぶようになった標題展。 今年は時のはなし」と、ちょっと抽象的と言うか 観念的。 計十六点の作品のうち、 もっとも笑ってしまったのは『高岡香苗』によるそれ。 サイケな色彩の形式化された狛犬が向かい合って…

ライフ@チネチッタ川崎 2017年7月8日(土)

本日初日。 席数191の【CINE10】の入りは八割ほど。 〔Alien〕を嚆矢とする、この手の 宇宙と言う閉鎖空間で異星人に襲われるプロットは かなり手垢が付いてしまっているけれど、 敢えて作品化するからには それなりの新機軸の打ち出しがあるのだろう。 …

珠玉の現代陶芸 マダム菊池のコレクション@智美術館 2017年7月2日(日)

一般の入場料は1,000円だが招待券を頂いた。 本展は当該館創設者のコレクションから 逸品をセレクション、展示している。 先ずは入り口付近の 『富本健吉』の〔白磁八角共蓋飾壷〕に目が行く。 美しい乳白色。 しかしこれは本当に磁器でできているのか? 実…

日本のグラフィックデザイン2017@東京ミッドタウン・デザインハブ 2017年7月2日(日)

何れにしろ、「G8」や「ggg」で ”ADC展”は観る予定。 こちらの方は一作家あたりの作品数は少ないので 醍醐味には欠けるものの、絶対量があるので、包含関係になり 多くを楽しめる良さがある。 訪問したのは週末とは言え、初日から二週間強が過ぎてい…

INTERFACE-写真家・東松照明を見る-@FUJIFILM SQUARE 2017年7月2日(日)

【写真歴史博物館】での展示は~9月30日(土)まで。 ~8月14日(月)までは第一部、 8月15日(火)~からは第二部。 〔戦後写真の巨人が永遠に求め続けたもの〕との副題は共通に付き 第一部は〔プラスチックス〕シリーズの、 第二部は〔インターフェイス〕…

大型立体模型 展@東海道かわさき宿交流館 2017年7月1日(土)

50年前の駅周辺のジオラマは勿論のこと、 同エリアの写真も同時に並んでいる。 解説が丁寧に付き、以前のこの場所は 今は何に建て替わっているのか 仔細に判るようにもなっている。 そして先の立体模型 かなりの大きさで、それ故に描写も細かい。 見れば見…

2074、夢の世界@東京藝術大学美術館 本館 2017年6月25日(日)

先の展示同様、 本展も美大生の卵達で溢れ返っているのだが 一つだけ違っているのは、それより小さいお子の姿が散見されること。 それはどうやら、タイトルが指し示している様に 館内はおもちゃ箱をひっくり返したように 楽しい作品で満ち満ちている。 幾つ…

ジーサンズ はじめての強盗@チネチッタ川崎 2017年7月1日(土)

封切り八日目。 席数138の【CINE3】の入りは八割ほど。 同じ社会格差の問題を描くにしても 〔わたしは、ダニエル・ブレイク〕の様に正面から骨太に向き合うケースもあれば 本作の様に洒落のめし、コメディタッチで描く場合も有る。 何れもアリとは思うし…

忍びの国@チネチッタ川崎 2017年7月1日(土)

本日初日。 席数244の【CINE6】は九割方埋まっている。 驚いたのは、たぶん『大野』クンのファンと思われるお母さんが 補助シートが必要な小さなお子を連れて複数来場していたことで 年齢制限は付いてはいないものの、大丈夫なのかと心配になってしまった…

日本画第二研究室 素描展@東京藝術大学美術館 陳列館 2017年6月25日(日)

訪問当日は、どうやら学校公開にあたっていた様で、 キャンパス内は親に連れられた、または 友人同士の芸術家の卵達で溢れ返っている。 それにしても、その一団中の女子率の高さは ある意味壮観。 で、本展で展示されている作品についても同様、 女性の割合…