2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧
「第二期」の会期は~8月20日(日)まで。 出展は 273『山内祥太』 〔恐怖の回り道〕 274『伊藤夏実』 〔動くものと動かないものとの境界も、力の中心も、無数にあるのではないか。〕 275『鹿野洋平』 〔すべてはよその声〕 の三名。 男性によるそれは、何れも…
今日が会期最初の週末。 多分、混んでいるだろうな、と 思いつつ足を運べば、予想通り。 しかも親子連れの来場者が多い多い。 なまじ展示がゲームであるだけに 幼い彼等・彼女等は飽くことを知らず かなり長時間を一つの作品にへばり付いている。 当然、他の…
そのタイトルからは 〔有無ヴェルト〕=『ウンベルト・エーコ』のもじり? と、勝手に考えていたら、どうやら 「umwelt(ウムヴェルト)」=「環世界」との 立派な単語が有るらしい。 ドットが強調された作品群は 角度によって見え方や色が変ったりと なかな…
タイトルからは『モネ』の作品が並んでいるかのようにも取れるが 然にあらず。 {点描}×〔睡蓮〕×『増田セバスチャン』の組み合わせによる インスタレーションが会場いっぱいに展開されている。 『モネ』が描いた数多の「睡蓮」の中でも 本展の題材は『ポー…
封切り二日目。 席数191の【CINE10】の入りは五割ほど。 本作の主人公は、幼少期の出来事がトラウマになり 話したくても言葉を出せなくなってしまった少女。 冒頭、そうなったいきさつをさらっと一気に見せ切った 制作者サイドの技量には感心しきり。、 …
二つの会場を使用し開催されているのは ここ数年の恒例だけど、ギャラリー毎に会期が異なっているのは 珍しいかも。 【G8】は~7月29日(土)まで。 【ggg】は~7月25日(火)まで。 例によって、昨年から本年前半にかけて 世間を賑わした広告関連を総…
「2020」を間近に控え、前回の 「1964 東京五輪」を再度想起し、ブームアップに繋げよう との試みか。 しかし、それにしても来場者が過少なのは 暑さのせいだろうか。 ”【青山巡回展】 ~甦れ!オリンピックの感動を再び~”とも惹句が冠されているので 今後…
『伊東敏光・ヨフクロ・福本歩・足立篤史』による 四人展。 そして、全ての作家の作品を過去観たコトがある。 『伊東敏光』の航空機上のジオラマは、 前回の作品の方が精緻で好きだった。 『足立篤史』細かい仕事にはやはり うっとりと見惚れてしまう。 『福…
正式なタイトルは 〔高知県梼原町の和紙職人 ロギール・アウテンボーガルト × 建築家 隈研吾〕。 【ギャラリー2】はその壁面も天井も、全てが和紙で覆われている。 普段、鑑賞者としての相対は、「紙本彩色」とあるように 基本、紙面に何らかの彩色が施され…
一階の「LOFT」は移転したけど 二階~の「無印良品」は営業を継続中。 今日も多くの人で賑わっている。 そんな同店の二階、一番奥の【ATELIER MUJI】で開催中の 「明和電機」とのコラボ企画、 〔ナンセンス計測のこころみ〕とのサブタイトルも付いている…
一口に「収蔵資料」と言われても、 その連想するところは人によって様々だろう。 本展では、確かに「C62」の設計図や 寝台特急に併設されていた食堂車で使われた食器類も 並んでいるものの、 あくまでもメインは「オレンジカード」。 もう4年も前に販売…
”第11回 shiseido art egg”、 二番手は 『沖潤子』による{刺繍}展。 そしてこれが、観る側にとって、 ましてや自分の様な男性にとっては 殊の外ずっしりと重い。 ギャラリー奥の小部屋には 素材と思われる古着がうず高く積まれている。 それらはおそらく、…
そう言えば、ホールに展示されているオブジェは 彼の作品だったな、と 改めて思う。 メインの催しは有料だけど 本展は【アートギャラリー3】での無料展示。 それでもポスターだけ三十点も並べられると 見応えは相当のもの。 中には未見の作品もあり、なまじ…
本日初日。 席数450の【SCREEN2】の入りは七割ほど。 朝イチの回にもかかわらずたいしたもの。 しかも客層が凄くて 赤ちゃんを連れたお母さんまでいるし。 ちょっと吃驚だ。 しかし複数人で来ている彼女等の鑑賞マナーは けして良くはない。 本編中も会話…
第3期まで予定されている 本年度の”Emerging”。 第1期は本日が最終日。 その為だろうか、出展アーティストの三人が三人とも滞廊中。 あ~、皆さん、こんなお顔なのね。 そして三人とも名前に記憶があり、 過去に作品を観た記憶もある。 これも珍しいコト。…
昨年から、共通のお題のもとに描かれた作品が並ぶようになった標題展。 今年は時のはなし」と、ちょっと抽象的と言うか 観念的。 計十六点の作品のうち、 もっとも笑ってしまったのは『高岡香苗』によるそれ。 サイケな色彩の形式化された狛犬が向かい合って…
本日初日。 席数191の【CINE10】の入りは八割ほど。 〔Alien〕を嚆矢とする、この手の 宇宙と言う閉鎖空間で異星人に襲われるプロットは かなり手垢が付いてしまっているけれど、 敢えて作品化するからには それなりの新機軸の打ち出しがあるのだろう。 …
一般の入場料は1,000円だが招待券を頂いた。 本展は当該館創設者のコレクションから 逸品をセレクション、展示している。 先ずは入り口付近の 『富本健吉』の〔白磁八角共蓋飾壷〕に目が行く。 美しい乳白色。 しかしこれは本当に磁器でできているのか? 実…
何れにしろ、「G8」や「ggg」で ”ADC展”は観る予定。 こちらの方は一作家あたりの作品数は少ないので 醍醐味には欠けるものの、絶対量があるので、包含関係になり 多くを楽しめる良さがある。 訪問したのは週末とは言え、初日から二週間強が過ぎてい…
【写真歴史博物館】での展示は~9月30日(土)まで。 ~8月14日(月)までは第一部、 8月15日(火)~からは第二部。 〔戦後写真の巨人が永遠に求め続けたもの〕との副題は共通に付き 第一部は〔プラスチックス〕シリーズの、 第二部は〔インターフェイス〕…
50年前の駅周辺のジオラマは勿論のこと、 同エリアの写真も同時に並んでいる。 解説が丁寧に付き、以前のこの場所は 今は何に建て替わっているのか 仔細に判るようにもなっている。 そして先の立体模型 かなりの大きさで、それ故に描写も細かい。 見れば見…
先の展示同様、 本展も美大生の卵達で溢れ返っているのだが 一つだけ違っているのは、それより小さいお子の姿が散見されること。 それはどうやら、タイトルが指し示している様に 館内はおもちゃ箱をひっくり返したように 楽しい作品で満ち満ちている。 幾つ…
封切り八日目。 席数138の【CINE3】の入りは八割ほど。 同じ社会格差の問題を描くにしても 〔わたしは、ダニエル・ブレイク〕の様に正面から骨太に向き合うケースもあれば 本作の様に洒落のめし、コメディタッチで描く場合も有る。 何れもアリとは思うし…
本日初日。 席数244の【CINE6】は九割方埋まっている。 驚いたのは、たぶん『大野』クンのファンと思われるお母さんが 補助シートが必要な小さなお子を連れて複数来場していたことで 年齢制限は付いてはいないものの、大丈夫なのかと心配になってしまった…
訪問当日は、どうやら学校公開にあたっていた様で、 キャンパス内は親に連れられた、または 友人同士の芸術家の卵達で溢れ返っている。 それにしても、その一団中の女子率の高さは ある意味壮観。 で、本展で展示されている作品についても同様、 女性の割合…