2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧
【本館 展示室3・4】にて~7月9日(日)まで開催中。 「文化・芸術の杜 上野を巣立った芸術家たち」とのサブタイトルは改めてこの場所が【台東区】であることと、区と大学との結びつきを感じさせるもの。 卒業生への「区長賞」の贈呈と、その作品を区のコレ…
「アンリアレイジ」自体は自分とはあまりに無縁のファッションブランド。 館内には洋服も展示されプライスカードも置かれているがその金額を目にすればば細い目がまん丸になってしまうほど。 じゃあ目当ては?と言えば「ライゾマティクス」による映像協力。 …
地球温暖化の進行と共に絶滅が危惧されている北極圏の白クマ。 それがどうだろう、この写真では一枚の中に最大七頭も納まっている。 浅瀬に打ち上げられた鯨の死骸に群がる。どうやってこの場所を見つけ出したのだろう。 お腹がくちくなったのだろうか、うた…
封切り三日目。 席数98の【SCREEN2】の入りは三割ほど。 原作は未読だったものの、直前になってふと思い立ちコミック既刊13巻のうち12巻までをアプリで一気読み。 高一から始まった物語は漸く高三に差し掛かった時点でこの後の展開が更に楽しみな状況…
「Bunkamura Gallery」が長期休館の間、【渋谷ヒカリエ8F】での間借り営業。 スペース自体は以前とさほど変わらないのではないか。 オープン記念の第一弾として標題の企画展。 並んでいるのは、『内海聖史、木原千春、経塚真代、笹尾光彦、富田菜摘、細川真…
てっきり高高度から撮影した地球の写真やCGで再現した創世期の宇宙の写真かと思ったら、なんと撮られている素材は全て「シャボン玉」。 ただただ吃驚。 生まれてから割れるまでのほんの刹那にピントや光の加減や角度までを調整しこれだけのものを創り上げ…
『横尾忠則』の名前だけで集客力は十二分。会期は既に終盤も、混んでいるだろうなと予想すればまさしく場内は人の姿が頗る多い。 ”Tadanori Yokoo My Black Holes”と冠された展覧会の内実は相当にユニーク。 なんとなれば完成品がほぼほぼ無く、制作過程や思…
【ギャラリーA・B・C】の全てが無料の展覧会。 【ギャラリーA】グループ名:浮遊する作家たち 【ギャラリーB】グループ名:自己と他舎 【ギャラリーC】グループ名:糸会 中では「自己と他舎」の作品がまずまずユニーク。 メンバーの各人が同じ日の同じ時刻に…
恒例の”素描展”。 【陳列館1・2階】をフルに活用し展開。 計二十名の作品が並ぶ。 中には本画の下絵を出展している人も。 各々の「素描」に対する考え方がキャプションで付き、なるほど色んな思いがあるものだなと感じつつ、毎回驚かされるのはその技巧の素…
「第25回亀倉雄策賞」を受賞した『岡崎智弘』の個展。 作品はストップモーションアニメによるもの。 「あ」の文字の変幻自在の表現や燐寸棒が魔術師のステッキのように機能する何とも楽しいアニメの数々。 最奥のスペースには制作現場の様子も再現され、意外…
二十歳という最年少で「第25回写真 1_WALL グランプリ」を受賞した『岡﨑ひなた』の個展。 タイトルは”空蝉ミ種子万里ヲ見タ。”とされている。 題材は彼女が生まれ育った人口1,942人の和歌山県の小さな村。 海の幸や山の幸に恵まれ独特の風習が今でも息…
「キヤノンギャラリー50周年企画展」の第一弾。「@銀座」では〔生物〕をテーマに先行して開催されていたが、そちらは行けず仕舞い。 今回のテーマは(お馴染みの)〔花〕で、”Eternity in a Moment”とのサブタイトルが付されており、大判にプリントされた花…
既に終了した展覧会。 訪問したのは最終日。 雨とのこともあり、会場内に他の来場者の姿は見えず。 加えて【2階】だけしか開かれていないのも珍しい。 タイトルの1873年は「ウィーン万国博覧会」が開催された年。2023年は現代。 日本が欧州(の博覧会)に一…
「京都芸術大学 日本画コース」の名称と共に”「画心展」Selection”とも書かれている。 確かに二人のうち『顧洛水』は「佐藤美術館」でも「ACT」でも観ており既にお馴染み。その物語りを感じさせる世界観には何時もながらうっとり。描かれている…
第2期の会期は~6月18日(日)まで。 出展は『ちぇんしげ/大東忍/岡本大河』の三名。 『大東忍』の〔風景を踏みならす〕は秋田県の各地で盆踊りやミュージカルを踊り、その記録を地図に、様子を木炭画に残したもの。 相撲の「四股」は地中の邪気を祓い大地を…
すっかり油断していて今年度の「第1回会期」を観過ごすところだった。 気付いたのが、今日の今日だもの。 「馬頭観音」は頭上に馬の頭を頂く観音様。 正面のお手は印を結び、脇の多手には様々な道具を持つ。 お顔は三面。左右は明らかに忿怒の相。 正面も同…
封切り二日目。 席数89の【シアター8】の入りは五割ほど。 『田島列島』の原作は既読。ついでに言えば〔子供はわかってあげない〕も〔ごあいさつ〕も読んでおり。 映画版の〔子供はわかってあげない(2021年)〕は「WOWOW」で観ているが、元教祖の『…
「フジフイルム・フォトコレクション特別展 シリーズ第2弾」とも書かれている。 ニ十一人の作家による総計二十数点の作品群。 直近で観た「光の系譜@写大ギャラリー」と近似の構成と内容。 時代に連れ、世相を写し、その変化を味わいながら、人による表現の…
封切り三日目。 席数98の【SCREEN2】の入りは七割ほど。 その年の関東地方はまさに異常気象。降雨の無い日が延々と続くことによる水不足で給水制限が発令される自治体が続出。 なかでも群馬県前橋市はただでさえ最高気温が高い地域。市営プールは閉鎖とな…
封切り二日目。 席数284の【CINE5】の入りは七割ほど。 『黒澤明』の〔羅生門(1950年)〕でお馴染み、主要な三者の視点で一つの出来事を描く。 小学生の息子を持つシングルマザーの『麦野早織(安藤サクラ)』。 担任教師の『保利(永山瑛太)』。 そし…
封切り二日目。 席数154の【CINE9】の入りは六割ほど。 いったい何時の頃の話だよと、疑念が心にわだかまりながら観続ける。 女性は皆々地味な服装で装飾品も寡少。男性も大人も子供もオーバーオール デニムがまるで制服のよう。 移動は自動車ではなく馬…
時間が空いたので、あまり期待もせずにふらっと立ち寄ったのだが、なかなかどうして興味深い展覧会。 「詩人」とは言いながら、我々の世代の多くが知っている歌謡曲の歌詞を書いている。 〔赤城の子守唄〕〔湖畔の宿〕あたりだが、やはり直近の「朝ドラ」で…
駅直結の標題施設の【地下一階】で開催されている。 昭和の時代の町の景色をミニチュア化したもので『高橋勝美』『たかばやしりつこ』二人の作品は各々の視点や作風が出ており、郷愁とともに表現の手法を観る楽しさもある。 広いスペースに相当数が置かれて…