#写真
写真展のタイトルは”人間の住んでいる島”。 舞台となる「伊江島」は沖縄県の島で総面積23k㎡の35%を米軍の飛行場が占める。 生活道路は飛行場の中を通り、区域内には300戸近くの住宅が在り、生活している人も居るという。 1950年代前半に強制接…
展覧会のタイトルは”それは かげろう”。 作者のプロフィールを確認すると、同ギャラリーで数回開催されている”わたしのともだち”展でも作品が並んでいたよう。 なるほど本展でも、家族と猫が写った作品が数枚ある。 多くを占めるのは、そうした日常の何気な…
『ロベール・ドアノー』写真展の第二部。タイトルは”“永遠の3秒”の原点”。 〔永遠の3秒〕は1979年に刊行された写真集のタイトル、且つ彼の孫娘『クレモンティーヌ・ドルディル』監督による{ドキュメンタリー}映画のタイトルにもなっている(2017年の劇場公…
既に終了した展覧会。 三つの「退任記念展」がほぼ同時期に開催されているうちの一つで訪問日が会期最終。 タイトルは”with 研究室生+卒修生-交差する時間-Intersecting Time”と随分と長い。 退任する教員の作品だけでなく、現役や過去に所属した学生たちの…
【ギャラリーB】で開催されている無料の展覧会。「東京都コレクションより」と添えられている。 【ギャラリーA/C】では「上野アーティストプロジェクト2024」として”ノスタルジア-記憶のなかの景色”が同時期に開催され、そちらは有料。 途中展示替えはあ…
「ソニーワールドフォトグラフィーアワード企画写真展」と書かれている。タイトルは”The Right To Play” 。 写っているのは制服を着た黒人の少女たち。 学校と教室で笑顔や凛としたすまし顔、時として楽しそうに戯れたりもする。 が、彼女等の境遇や環境を知…
今年が川崎市制百年とのことで、関連行事が多く行われ、本展もその一環。 「川崎市大山街道ふるさと館」でも展示は行われるよう。 事前告知では「川崎市の100年の歩みを回顧」とされているのでどのような内容かとワクワクしながら足を運べば、何のことはない…
「写楽祭」=「しゃらくさい」とは同社が発行していたPR誌とのこと。「しゃらくせ~」からのいただきだろうが。 タイトルに「写真集」と書かれているように、展示されているのは実物の「写真集」。 ギャラリー内のほぼ全てのスペースを使い、計三十二人の…
【写真歴史博物館】での展示。 写真展そのもののタイトルは”第一部「パリ郊外~城壁の外側~」”。 ”第二部「“永遠の3秒”の原点」”は今月末から予定されているよう。 モノクロームの写真三十点ほどが並び、撮られた年代を確認すれば驚きは隠せない。 第二次大…
この写真家の〔樺太/サハリン〕を観るのは、たぶん四度目ではないか。 「第31回林忠彦賞」「第47回木村伊兵衛賞」受賞。 一つの展覧会で全ての作品が並ぶわけではないので、足を運ぶ度に、おや、これは初めて見るかも、と感じたり(勿論、記憶違いもあるハ…
写真家『十文字美信』が@「大乗寺」で撮り下ろした写真の数々。 副題では「大乗寺十三室」となっている。 同所は『円山応挙』と、その一門が描いた襖絵で有名。それ以外にも『長沢芦雪』の〔猿〕なども。 圧巻なのは、〔松に孔雀図〕を原寸以上に引き伸ばし…
タイトルは”さなぎの中はだれも知らない”。 被写体は全てが十代と思われる女性、しかも制服を着ているので中~高生と思われ。 さなぎの時代=思春期、制服は外皮の意だろうか 様々なシチュエーションで、ある者は正面からある者は後ろ姿で。 ある時は独りで…
「士別れて三日、即ち更に刮目して相待すべし」と言う。勿論これは、外見ではなく内面の成長を現したもの。 では一個人を年単位で追った時に、内外でどのような変化が見えるのだろう。展覧会のタイトルは”クロニクル”。 同じ人物を数年を空けた二枚、更にも…
「星空写真の世界へようこそ!」とのサブタイトルが付く。 先日の「写大ギャラリー」でも星の写真はあったが、本展は更に広範で大規模。 街×星にとどまらず、星雲や銀河、更には星座を扱った写真も多い。 とりわけ星座については丁寧な説明付きで夏休みの自…
本年の春に【虎ノ門ヒルズ ステーションタワー3F】に新規オープンのギャラリー。寡聞にして存在を知らず、本展の告知をたまたま見つけ認識をした次第。 過去二つのexhibition履歴を確認すれば何れも好みの内容で、知らずにいたことが悔やまれてならない。 ギ…
標題の企画展も今回が”Part4”だと言う。それほど好評なのだろう。 実際、夏休みのとのこともあってか、会場内は親子連れの姿も多い。 「ともだち」≠「ペット」ではないところがミソで、中には植物や置物を写す写真家も。 が、やはり多いのは猫や犬。とりわけ…
会期は訪問当日が最終日。 「写真家HIRO KIMURAが切り撮った熱狂の写真展」と書かれており被写体は「5⼈のカリスマ」となっている。 その五人は『加藤雅也、佐藤タイジ、中村達也、花⽥裕之、⾕中敦』。が、自分が知っているのは俳優の『加藤雅也』と『スカ…
ギャラリーコレクションからモノクロ・カラー合わせて六十点ほどが並ぶ。 主に風景の写真も、観ているなかで時間の概念や景色の大小が次第に曖昧な感覚に。 或いは、目に見えるものと実在の境界も同様に不確かなものに思えて来る。 『広川泰士』の作品は長時…
『岩合光昭』の写真展は【オープンギャラリー1・2】でも、それぞれ〔What a Wonderful World -この素晴らしき世界-〕〔ねこがお〕が開催されていたが、いずれも~23日(火)までで、観ることを能わず。 まぁ、それでも本展【Masai Mara】を訪問することがで…
「Group Show of Contemporary Artists 2024」との英語表記。「Contemporary Artists」をセレクションしているのがキモらしい。 【ギャラリーA】は〔スティル・エコー:境界の風景〕【ギャラリーB】は〔ずれはからずもぶれ〕【ギャラリーC】は〔回遊する風景…
標題所で『田原桂一』の作品展は過去に三回観ているとの履歴。 それにしても「オペラ座」は「l'Opéra」なのだと思っていたら今回のタイトルなのね。 「建築」「衣装」「宝飾」「舞台美術」の各々のカテゴリーから精選された三十点ほどの写真が並ぶ。 中央の…
標題ギャラリーで照明も明るく、窓にスクリーンも降りていない展示は初めて。 写真展が多い何時もは薄暗い迷路のような空間に設定されているのだが、今回は開放的な明るいホワイトルーム。 しかも部屋の形状は正方ではないのね。それとともに意外と広くない…
久々に観る、お馬鹿な作品に(勿論、誉めてます)、思わず心がにんまりしてしまう。 展のタイトルは〔唯一無二-Finding-〕。 ある意味、カラダを張った作品群と表現すれば良いか、二点で一つのセットを構成している。 例えば向かって右には痛んだ果物の写真…
本日初日。が、来場者は過少。 写真と、それに添えたキャプションで市内のとりわけ駅周辺の今昔を振り返るお馴染みの企画。 ただ、写真の数は少なく中央のテーブルも会報誌の展示のみとなっており、加えて年代も昭和四十七年が最後。 戦前~復興の営みは重め…
バルト三国はエストニアラトビアリトアニア何れも1991年に独立国として国連に加盟している。 それ以前は周知の通りソ連の支配下にあり、人々の生活はいかばかりだったかと慮る。 本展はその三国出身の写真家十七名の作品が二百点ほど並ぶ。 全てモノクロ…
【写真歴史博物館】での展示。 サブタイトルは”家族と遊ぶ時間”。 作家の当時の妻の妊娠~出産。そして第一子の二人を写した写真の数々。 時にユーモラスもその根底に在るのは二人への愛情。 観ているだけで鑑賞者にも温かい感情が伝わり多幸感に包まれるほ…
「機関車」との単語に惹かれての訪問も、「蒸気」が付いたモノと限定はされてないのね。 「貨車」「客車」を牽引する車両の総称で、「蒸気」に加え「ディーゼル」「電気」も。 本展では後者二つがメインに取り上げられ、且つ写真を併用したパネル展示が主。 …
もう数十年も昔のこと。大学の一般教養の生物の時間に教師が本展のポスターにあしらわれている一枚を提示し「この写真について述べよ」との問題を出した。 自分は『土門拳』の〔法隆寺遠望〕との知識はあったのでその旨を書いたところ、「黄色い花はセイタカ…
”Eye to Eye, Side:C”とのタイトル。 「第48回木村伊兵衛写真賞」受賞作品展。 既にして新聞では映像作品の同賞受賞は初めてのことと報道されている。 各所での展示履歴を思い返してみても、確かにそうかも、と思わぬでもない。 とは言え、本展でも並んでい…
【FUJIFILM PHOTO SALON Space 1/2】での展示。 「富士フイルムグループ 創立90周年記念コレクション展」「フジフイルム・フォトコレクションII」とも書かれている。 世紀を代表する全二十作家の「人」を写した作品群。全五十三点。 これだけ有名な作品が並…