RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

枯れ葉@109シネマズ川崎 2023年12月30日(土)

封切りは12月15日~も、標題館での公開は今日が二日目。 席数89の【シアター8】の入りは七割ほど。 フィンランドの首都ヘルシンキでスーパーの店員として暮らす『アンサ(アルマ・ポウスティ)』は期限切れで廃棄すべき商品をくすねたことが原因で失業。 …

Idemitsu Art Award展 2023@国立新美術館 2023年12月24日(日)

今年もなんとか招待券を入手できたので会期最終日の前日に駆けつける。 ちなみに一般の入場料は400円。 場内の人の入りはぱらぱらで、ストレスなく鑑賞できるのは嬉しい。 そして今年は例年以上に好みの作品が多かったことも滞在時間が長くなったことの背景…

PERFECT DAYS@チネチッタ川崎 2023年12月23日(土)

封切り二日目。 席数244の【CINE6】の入りは九割ほど。 渋谷区の公衆トイレ清掃員として働く『平山(役所広司)』の日常は判で押したよう。 目覚まし時計に頼らず、陽の明かりと近所の老婆の竹箒の音で目覚め身だしなみを整えユニフォームに着替えアパー…

CAF賞2023入選作品展覧会@ヒルサイドフォーラム 2023年12月17日(日)

会期は12月12日(火)~17日(日)なので既に終了した展覧会。 「CAF賞」は公益財団法人現代芸術振興財団が主催する学生向けアートアワード。 十三名の作品が展示され、しかし、自分の嗜好とは異なる方向性がほとんど。 まぁ、こ~ゆ~こともある。

OPEN SITE 8@トーキョーアーツアンドスペース本郷 2023年12月17日(日)

会期は二期に分かれ、[Part 1] 11月25日(土)~12月24日(日)[Part 2] 2024年1月13日(土)~ 2月11日(日) 「Part1」の展示は『佐藤瞭太郎』の〔変形する無機物〕、『Arts Collective』の〔影を残して、時は去る〕、それ以外にパフォーマンスやワークショップあ…

博士審査展2023@東京藝術大学美術館本館/陳列館 2023年12月17日(日)

「大学院美術研究科」の標題展は【上野キャンパス】全体で開催されているものの、自分が観て回るのは時間の関係もあり、どうしても二ヵ所きりになってしまう。 それでも丁寧に拝見すれば、そこそこの時間になるのだが。 とは言え今回も、とってもおバカな作…

クラムボンっておぼえてる?@BAG-Brillia Art Gallery- 2023年12月10日(日)

「アート・くらし・デザイン」とも書かれており、「東京藝術大学 連携企画」と添えられている。 【BAG+1】【BAG+2】を共に展示のみに使っての企画展は標題館では珍しいかも。 そもそも「クラムボン」はよく聞く呼称も、『宮沢賢治』の童話には出てくるものの…

ポトフ 美食家と料理人@チネチッタ川崎 2023年12月16日(土)

封切り二日目。 席数129の【CINE2】の入りは七割ほど。 舞台は19世紀末のフランスのシャトー。主人の『ドダン(ブノワ・マジメル)』は名だたる美食家。 それも単に食べるだけではなく、自身でレシピも考案、下ごしらえや調理にも参加。 そんな彼を支え…

鉄道写真家・南正時作品展@鉄道歴史展示室 2023年12月10日(日)

標題館では同氏の展示が随分と多い気がする。 確か今年も、SLを二回に分けて扱ったような。 そして今回のお題は”ブルートレイン夢の旅路へ”。 やはり会期を二つに分け、前期:11月28日(火)~1月28日(日)後期:1月30日(火)~3月24日(日) スキーに行…

フォトレツ 作品展@Sony Imaging Gallery 2023年12月10日(日)

『フォトレツ/PhotoRetsu(ふぉとれつ)』は人名でサラリーマンをしながら幾つかの写真展で受賞の履歴があるよう。 本展のタイトル『Grandma Comes Back』は自身の子供の誕生を知らずに逝った祖母に曾孫のことを知らせるため「イタコ」に頼み「口寄せ」をし…

百歳万彩@UNPEL GALLERY/アンペルギャラリー 2023年12月10日(日)

なんとも目出度いタイトルは本展で取り上げられている『奥村土牛/小倉遊亀/堀文子』の三人の画家が何れも百歳の長寿、且つ死の直前まで絵筆を握っていたことにちなむもの。 画題も季節の花の「椿」で統一され、タイトルも三点ほどを除いて「椿」が盛り込ま…

市子@TOHOシネマズ川崎 2023年12月9日(土)

封切り二日目。 席数112の【SCREEN8】の入りは七割ほど。 幸せの絶頂で突然、相方が身を翻すように姿を消す。残された片方は戸惑い、しかし行方を追う過程で彼女(または彼の)思わぬ過去が浮かび上がる。 直近ではやや手垢の付いた筋立て。ただ「思いも…

ナポレオン@チネチッタ川崎 2023年12月3日(日)

封切り三日目。 席数488の【CINE12】の入りは三割ほど。 「ナポレオン・コンプレックス」とは、身長が低い男性が持つ劣等感のことでこれが野心や攻撃的行動へのバックボーンになる、との言説やあり。 が、語源となった『ナポレオン』の実際の身長は170…

怪物の木こり@チネチッタ川崎 2023年12月2日(土)

封切り二日目。 席数244の【CINE6】の入りは二割ほど。 「怪物の木こり」の童話の主人公は「木こり」の姿をした「怪物」。 普段は「木こり」も、時として「怪物」に変容、人を襲い食べ尽くす。 お婆さんを食べ、が、ある日、自身の親友を殺してしまったこ…

隣人X-疑惑の彼女-@109シネマズ川崎 2023年12月2日(土)

封切り二日目。 席数89の【シアター8】の入りは六割ほど。 宇宙からの難民として地球に大挙避難してきた「X」と呼ばれる生命体、各国の対応は異なるもののアメリカが正式に受け入れを決めたことから日本政府も追随。 しかし官と民の受け取り方はまた別。…

Neo-Japanese paintings 展@ヒルサイドフォーラム 2023年11月25日(土)

会期は~11月26日(日)までなので既に終了した展覧会。 自分の訪問は最終前日も施設の中の来場者の姿は過少。 「日本には日本画がある」との副題の通り、十名の作家による約六十点の作品が並ぶ。 うち八名が「藝大」卒、更には九名が女性と、偏りは激しい。 …

大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ@国立新美術館 2023年11月5日(日)

自分にとっての『大巻伸嗣』は黒のイメージ。勿論、過去に観てきた作品からの印象も、今回、入って直ぐのスペースに置かれている〔Gravity and Grace〕はそれを大きく裏切るもの。 まず、天井まで届こうかというその大きさと壺のような形状に驚かされ、次い…