RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ミッシング@TOHOシネマズ日本橋 2024年5月19日(日)

封切り三日目。 席数119の【SCREEN3】の入りは八割ほど。 日本国内で一年間に行方不明の届け出がされる児童の数は毎年千人前後と聞く。 ただその大部分は間もなく見つかり、公開捜査に切り替わるのはさほど多くはない、とも。 とは言え、ここ三十年で十五…

湖の女たち@TOHOシネマズ川崎 2024年5月18日(土)

封切り二日目。 席数150の【SCREEN4】の入りは二割ほど。 エンドロールでは『松本まりか』と『福士蒼汰』の名前が併記され両者が主役の物語りであることが提示されるも、実際はタイトルの「・・・・たち」が指し示すように琵琶湖の畔に集う複数の女性の{…

碁盤斬り@TOHOシネマズ川崎 2024年5月18日(土)

封切り二日目。 席数319の【SCREEN6】の入りは二割ほど。 元ネタは「落語」の{人情噺}〔柳田格之進〕。 この{人情噺}なのがミソで脚本の『加藤正人』は原作に更に幾つかの人情を盛り込むことで心が震える物語りに造り込んでいる。 もっとも、こうした…

大機関車展@鉄道歴史展示室 2024年4月28日(日)

「機関車」との単語に惹かれての訪問も、「蒸気」が付いたモノと限定はされてないのね。 「貨車」「客車」を牽引する車両の総称で、「蒸気」に加え「ディーゼル」「電気」も。 本展では後者二つがメインに取り上げられ、且つ写真を併用したパネル展示が主。 …

Tokyo Contemporary Art Award 2022-2024 受賞記念展@東京都現代美術館 2024年4月27日(土)

ここ数年来 当たり! が続いている標題展。で、今年もやはり 当たり! で、随分と楽しませてもらう。 展示は『サエボーグ』の〔I WAS MADE FOR LOVING YOU〕『津田道子』の〔Life is Delaying 人生はちょっと遅れてくる〕 前者の展示は「うんこ」で、まぁ当…

不死身ラヴァーズ@109シネマズ川崎 2024年5月12日(日)

封切り三日目。 席数118の【シアター5】の入りは二割ほど。 原作では想いを募らせ告白するのは『甲野じゅん』のほう。 それが映画では両想いになった途端に消える側に変更されている。 『長谷部りの』が諦めず執拗に追いかけるのだがなぜそのような男女の…

洋風画という風@板橋区立美術館 2024年5月5日(日)

「歸空庵コレクションによる」と冠され「近世絵画に根づいたエキゾチズム」とも書かれている。 『司馬江漢』と{秋田蘭画}の作品が多数。 何れも模倣から始まり、自家薬籠中の物にした上で「和」との融合の過程が見え面白く歩を進める。 中には「これホント…

品川区立 品川歴史館@大井町/大森 2024年5月3日(土)

4月21日(日)~のリニューアルオープン。 「記念企画展」として”品川を彩る名品たちー品川歴史館浮世絵コレクションー”が開催されており。これは行くべし、と勇躍向かう。 前期:4月21日(日)~5月6日(月)中期:5月8日(水)~6月2日(日)後期:6月4日…

Brillia Art Award 大賞展@BAG-Brillia Art Gallery- 2024年4月28日(日)

このような催しが有ったとはついぞ知らず。 当然【BAG+1】【BAG+2】の両方を使用。 が、主展示は【+1】の方で【+2】はパネルによる解説がメイン。 2018年からの五名の作品が並び中では『万年』による{竹細工}のフォルムの美しさに目を細める。 つなぎ目は…

吉野はるか個展「センシティブ デブリ」@CREATIVE HUB UENO “es” 2024年5月5日(日)

「藝大」×「JR東」のコラボで【上野駅】の構内に開設されたギャラリー。 近隣は頻繁に歩くし、【公園口】は利用も、【浅草口】方面は不案内で随分と迷ってしまう。 が、一度でも辿り着けば、次回からは迷うことはないだろう分かり易い場所ではある。 ただ…

人間の境界@TOHOシネマズシャンテ 2024年5月6日(月)

封切り四日目。 席数224の【SCREEN1】の入りは四割ほど。 物語りの舞台はベラルーシとポーランドの国境。 しかし同じような難民流入の問題はロシアとノルウェー、ロシアとフィンランドでも起きていることを新聞やテレビのニュースで我々は知っている。 西…

久保寛子展@ポーラ ミュージアム アネックス 2024年4月29日(日)

展覧会のタイトルは”鉄骨のゴッデス”。 「ゴッデス」=「女神」の元々の意味らしいが、展示されている作品はそれにとどまらず、古代を、とりわけ「エジプト文明」を想起させる数々。 が、素材自体は、青いビニールシート、コンクリート、細い鉄筋、黄色いネ…

青春18×2 君へと続く道@TOHOシネマズ日比谷 2024年5月4日(土)

封切り二日目。 席数249の【SCREEN9】は九割ほどの席が埋まる盛況。 自身で立ち上げたゲーム制作会社を社内の政変で乗っ取られた『ジミー(シュー・グァンハン)』が、十八年前、十八歳の時にほんの束の間ふれ合った女性を思い出し、彼女に会うために日本…

土門拳展「祈りの風景〜土門拳自選作品集より」@写大ギャラリー 2024年4月27日(土)

もう数十年も昔のこと。大学の一般教養の生物の時間に教師が本展のポスターにあしらわれている一枚を提示し「この写真について述べよ」との問題を出した。 自分は『土門拳』の〔法隆寺遠望〕との知識はあったのでその旨を書いたところ、「黄色い花はセイタカ…

shiseido art egg@資生堂ギャラリー 2024年4月28日(日)

第3期展のアーチストは『岩崎宏俊』、タイトルは”ブタデスの娘” 。 「ブタデスの娘」とは初めて聞く言葉も、由来につては展覧会のHPに詳しい。 メイン展示はアニメ映像で{ロトスコープ}で造られたもの。 直近では「NHK」の「朝ドラ」〔虎に翼〕のタイ…

Petrichor@UNPEL GALLERY/アンペルギャラリー 2024年4月28日(日)

「名古屋芸術大学日本画コース二人展」 その二人はと言えば『安藤祐実』と『大見真里佳』で自分の訪問当日は『大見真里佳』が滞廊。 で、彼女の大作の前で足を留め、暫し観入る。ゴールデンカルーセルに乗る三人の若い女性。 二人は跨り、一人は腰掛ける。 …

アートアワードトーキョー丸の内2024@行幸地下ギャラリー 2024年4月28日(日)

この場所で同展を観るのはたぶん五年ぶり。 念のためWeb検索をして確認すればどうやら間違ってはいないよう。 同ギャラリーの両側のスペースに参加作家二十名の作品がずらりと並ぶ。 グランプリや各賞の受賞者はさておき、自分が気になったのは五名ほど。…