2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧
展覧会のタイトルは”Beauty in the Overlooked Ordinary”。 基本、即売会で、入り口脇の受付にはプライスシート。 そして、売約済みの白丸シールも何点かに貼られている。中には複数枚が貼付されている作品もあり。 ファッションカメラマン時代の作品も数点…
封切り二日目。 席数112の【SCREEN7】の入りは七割ほど。 ここ十年の映画作品では主演しか張っていない『のん』。 何れもがエキセントリックな役柄で周囲を縦横無尽に振り回す。 本作でもその魅力をいかんなく発揮。トリックスターとして八面六臂の活躍を…
『藤田嗣治』の{戦争画}を本歌に黒一色で描いた『平川恒太』の連作を観た時に仰け反ったことを思い出した。 本展は、それとは毛色は異なるものの、「国宝」の価値と、それを鑑賞するってなんなのか?との疑問がむくむくと心中に湧き上がる。 例えば「興福…
会期は~12月23日(月)までなので既に終了した展覧会。 入場料は400円も、運良く招待券を入手できた。 会期末、また他の展覧会からの流れもあり、会場内はそこそこの人の入り。中には外国人の家族連れの姿も。 が、この外国人家族、親子揃って展示室内でペ…
会期は二つに分かれ、[Part 1] 11月23日(土) ~12月22日(日)[Part 2] 2025年1月11日(土) ~2月9日(日) 訪問は[Part 1] の最終日。それもあってか会場内はなかなかの入り。 出展は複数も、『COM_COURSE』の〔その姿の探し方〕を時間を掛けて観る。 【スペース…
【FUJIFILM PHOTO SALON Space2】にて。 タイトル通り、今年の各誌を飾った写真の数々がずらりと。 「パリ五輪」での選手たちの活躍や『大谷翔平』に目が行くのは当然のこと。 年始から事故や災害はたて続き、選挙の度毎に今までの良識が通じない行動も多く…
他にも【グラウンド/大学会館/A&S LAB.】と展示はあるようだが、時間の兼ね合いもあり三ヵ所を観るにとどめる。 それでも、ゆうに一時間は滞在。 先ずは『長谷川雅子』の作品群に脳天を鷲掴みにされる。 架空の雑誌「隔月刊 泥の中」の表紙を(たしか)30…
標題館では最早お馴染み、『南正時』撮りおろしの写真をメインにすえた展覧会。 副題に”Lの時代 国鉄特急、大集合!”とあるように、「L特急」の写真を始めとし、文物も多く並んでいる。 中央には、1970年代後半の子供部屋の再現スペースもあり、近しい…
当該施設に来るのも随分と久しぶり。 以前は移動の中途に時間を見つけ、ちょくちょくと立ち寄っていた。 いつの間にか展示替えがあったり、企画展もあったりして。 で、今回の目当ては標題の展示。 当該館の展示物、主に標本類を撮りおろしたもの。 骨格であ…
今の若い人に「家紋」と言ってもどれだけがピンと来るだろうか。ある程度の歳でも、自家の紋を正確に認識している人は少ないのでは。 【BAG+1】での展示は「京源と家紋」。 「京源」は【京橋】で、着物に家紋を描く前工程の職人として百年以上前に創業。 以…
「日本大学芸術学部写真学科 教員作品展」は七回目。 出展者は『GOTO AKI/鈴木麻弓/田中里実』の三名。 『田中里実』のモノクロ写真を観ると、〔日立の樹〕の曲が自動的に頭に流れて来る(笑)。 何枚かは他の木に囲まれた樹も、ほとんどは周りには木がな…
封切り三日目。 席数の224の【SCREEN1】の入りは三割ほど。 一族の大勢が集まる場では大なり小なりの諍いが起きるものと相場は決まっている。 葬儀の場では連続殺人が茶飯事、結婚式では人間の本性がむき出しに。 前者の代表は〔犬神家の一族 (1976年)〕…
封切り二日目。 席数349の【シアター6】の入りは八割ほどと盛況。 原作は、人の体内で昼夜の別なく年中無休で働いている細胞を擬人化するとのアイディアの勝利。 さらっと流し読みをした限りでは、全てのストーリーは人体内での出来事に終始しているよう…
日本風の美人画をものする『鶴田一郎』の作品が「ノエビア」の広告に使われていたのは記憶。 もっともそれは1997年までとのこと。 とは言え、イマイマでもカレンダー等には変わらず使われているよう。 展覧会のタイトルは”響き合う美しさ”。 並んでいる…
標題館は季節に合わせた展示で、「椿」をフィーチャーする企画展を折りにふれ開催していた記憶。 「いまも生き生きと」と題され、『岸田劉生、中川一政、木村荘八、椿貞雄』の作品が夫々複数点並ぶ。 『岸田劉生』の画は〔麗子像〕でお馴染みの{油絵}での…
写真展のタイトルは”人間の住んでいる島”。 舞台となる「伊江島」は沖縄県の島で総面積23k㎡の35%を米軍の飛行場が占める。 生活道路は飛行場の中を通り、区域内には300戸近くの住宅が在り、生活している人も居るという。 1950年代前半に強制接…
展覧会のタイトルは”それは かげろう”。 作者のプロフィールを確認すると、同ギャラリーで数回開催されている”わたしのともだち”展でも作品が並んでいたよう。 なるほど本展でも、家族と猫が写った作品が数枚ある。 多くを占めるのは、そうした日常の何気な…
『ロベール・ドアノー』写真展の第二部。タイトルは”“永遠の3秒”の原点”。 〔永遠の3秒〕は1979年に刊行された写真集のタイトル、且つ彼の孫娘『クレモンティーヌ・ドルディル』監督による{ドキュメンタリー}映画のタイトルにもなっている(2017年の劇場公…
繊維強化プラスチック製の造形は全て人型。しかし、顔はマスクで隠されている。 で、そのマスク、「河童」や「狛犬」、「鯱」に「迦楼羅」「魚虎」と日本の古来からの意匠。 が、「魚虎」は「ローマ神話」の「ネプチューン」と混交、「迦楼羅」は戦隊ヒーロ…
外宮~内宮の移動はバスが便利。乗車も(外宮前ではなく)始発の伊勢市駅前からの方が座れる確率高し。 料金はこの時点で470円。乗車時と降車時にICパネルをタッチする方式。 乗り場は⑩番。⑦番からも可だが、中途駅が多く、より時間が掛かるよう。 所用時間…
別に書いている「伊勢外宮参道 伊勢神泉:温泉旅館①」とは対になる備忘録。 お参りの仕方についてはWeb上に多くの記事があるのでそちらを参照するのが吉。 「お伊勢参りは外宮から」と言われているらしいので、それに従いお参りする。 参道は駅の真ん前に…
封切り三日目。 席数349の【シアター6】の入りは八割ほど。 一家三人を惨殺したとして死刑判決を受け収監中の『鏑木慶一(横浜流星)』が自身の体を傷つける詐病で搬送中の救急車から脱走。 名前を偽り外見を変え、ある目的のために職と住処を転々とする…
封切り二日目。 席数89の【シアター8】の入りは二割ほど。 『つげ義春』の短編〔雨の中の慾情〕と、それ以外の幾つもの作品を取り込んで一本の映画に仕立てている。 基本『義男(成田凌)』と『福子(中村映里子)』の物語りも、そこに友人で作家志望の『…