2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧
展示されている作品は 大きく二つに分類される。 親子・兄弟/姉妹・夫婦/恋人 を撮ったシリーズと LGBTの結婚写真のシリーズ。 前者は全裸に薄い布だけを纏い 陰部は巧妙に隠されている。 もっとも男性のモノなどは見たくも無いから 鑑賞者の側からは…
「藝大」のHPでも一切の告知はなく、 構内に入って初めて気づく。 感じとしては”WONDER SEEDS”に似ているかも。 展示作品には全てプライスが表示されている。 違っているのは立体もあることと、 表彰がされていること。 六十名強の作品が並び 複数出展もあ…
正式なタイトルは ”色彩の写真家(たびびと) 前田真三 出合いの瞬間をもとめて”。 会期は二期に分かれ、 第1部は”ふるさと調の時代”で11月1日(木)~12月28日(金)、 第2部は”丘の時代”で2019年1月4日(金)~2月28日(木)。 看板の写真は随分と鮮やか…
”第四回 公益財団法人 芳泉文化財団 文化財保存学日本画研究発表展” が正式なタイトルか。 文字面通り日本画の修復技術と その成果発表の展覧会。 随分と煤けてしまったり、或いは剥落したり、 または失われてしまった作品を現状で模写したもの、 そして色も…
【本館 展示室2】で~11月28日(水)まで開催中。 入り口付近には『日比野克彦』の言が掲げられ 会の趣旨は理解できる。 第一次審査を通過した十二名の作品が展示され、 大小は様々なれど『東弘一郎』の作品がとってもお馬鹿さん。 太い金属の軸を中心に、…
封切り八日目。 席数119の【SCREEN4】は満員の盛況。 今日の朝刊には十五段の広告で 「この愛の結末に、涙が止まらない-。」 「性別、年代を越え、全世代が大号泣!!」 等の煽りが並ぶ。 またこれかよ、と うんざりしつつも、制作委員会方式の宿命か・…
封切り八日目。 席数107の【CINE1】は満員の盛況。 いや~笑った笑った。 暴力団を(たぶん)円満に抜け、探偵事務所を開いている強面の『矢能政男(遠藤憲一)』と、 彼にぴったりと寄り添っている少女の『栞(白鳥玉季)』が主たる登場人物。 彼がこん…
リニューアルされて 個人的には却って使いにくくなった当該施設のウェブサイト。 デザインのお洒落さと、UIはまるっきり別モノとの典型例。 UXだって過去の方が上々だったし。 おっと閑話休題。 標題展は「Forms Awakening」の英語表記も付きながら 「吉…
このスペースで、今回の様な企画展は珍しいかも。 「写真表現の源流は、ここにある。」との副題が冠され、 1900年代もかなり早い頃からの 十名の計七十点がずらりと並んでいる。 其処に在るものをただ写したり トリッキーな仕掛けを施す行為から 抽象的…
封切り三日目。 席数127の【シアター2】の入りは三割ほど。 モノクロームの画面がそうさせているわけではないだろうけど、 1960年代後半から70年代に制作された{ATG}作品を 観ているような気分になった。 芸術性が高いので批評家には評価される、が …
封切り四日目。 席数89の【シアター9】の入りは八割ほど。 物語りの冒頭は衝撃的だ。 長男が縊死しているところを見つけた母親は 何とか手を施そうとはするも叶わず、気を失い、 次に目覚めた時にはその前後の記憶を全て無くしていた。 彼女の容態を気遣う…
「東京150年 江戸から明治へ」の副題付き。 殊の外、「150年」を冠したイベント等が多いわけで わけても「浜離宮恩賜庭園」はこちらからの至近とあれば 当然のコトながら取り上げられはするだろう。 当日は「街歩き」のグループなどが頻繁に出入りし 館内…
二館で開催され、会期は~11月22日(木)迄と共通。 【ギンザ・グラフィック・ギャラリー】では会員作品が、 【クリエイションギャラリーG8】では一般作品が、 各々展示されている。 まぁこの催しに来る度に、自分が如何に時代に付いて行けてないかを 毎年の…
正式なタイトルは ”それを超えて美に参与する 福原信三の美学 Shinzo Fukuhara / ASSEMBLE, THE EUGENE Studio” だと思われるが随分と長ったらしい。 会期は1stと2ndに分かれ 前者は~12月26日(水)、 後者は1月16日(水)~3月17日(日)。 何はさておき入…
会期は~11月18日(日)まで、 十日間とかなり短い。 なので、とく訪う必要があるし、 会場内もそこそこの人の入りとなっている。 今回の出展は六名。 {錫器}の『中村圭一』の作品の中では「ちろり」に目が行く。 これからの季節、熱々の鍋にお燗で一杯と行…
【一階】の展示は授業風景のスライドのみ。 それと表の告知にある様に、 14時以降のイベントの準備のため 椅子を並べる作業が粛々と進められている。 何れにしろ、この後は混雑が予想されるから、 早めに観ておいた方が吉というもの。 計三十名の作品は 概…
封切り九日目。 席数126の【シアター5】の入りは九割ほど。 辛口評論家はコキ下ろすし、 レビューサイトでは概ね低評価。 しかし正直に言って、自分は随分と 面白く観させて貰った。 プロット自体は今まさに身近に有る危機を煽りに煽る。 個人情報の塊で…
封切り二日目。 席数315の【シアター3】の入りは八割ほど。 1985年5月8日@武道館での公演が 自分が『クイーン』を見た最後になってしまった。 一つ前は81年の2月でやはり@武道館。 その頃は日本贔屓の彼らのコト(実際82年10月にも来日してるし)、 ま…
『澤田知子』のセルフポートレートシリーズ〔BLOOM〕は昨年から撮り始められた新作。 何れも彼女の顔が画面いっぱいに大写しになり、 化粧や髪形を少しづ変えることで、かなり異なる印象を鑑賞者に与える。 間違いなく同一人物のハズなんだけどねぇ。 〔Earl…
【本館地階】の半分を使い、彫刻作品がずらりと並ぶ。 とは言うものの必ずしも木彫だけではなく 硝子管を使用したもの、装置を使うもの、映像によるものと 表現は多様。 三十名弱の作品は大小、所狭しと犇めいている。 その中では 『一井弘和』の〔曙草浮遊…
【本館】の【三階】全てのスペースを使い開催中。 展示作品には大作が多いので、やはりこれくらいの広さが必要なのだな と思う。 フライヤーや看板に載っているモノと共通のモチーフが約半数、 残り半分は椅子の背に壮大な翼が付いているモノとほぼほぼなっ…
キュレーターは『ヴィクター・ワン』、 出展アーティストは 『出光真子』『ジャン・ペイリー』『パク・ヒョンギ』 の三名で 何れも映像作品。 一階の『ジャン・ペイリー』の作品には身の毛もよだつ。 計三点のうち、最奥の一点がまさにそれなのだが 計十二台…
普段は閉じられている【正木記念館】の一階にこんな施設があること、そして そこが期間限定で開室されていることを知ったのは、 別の展示を観るために訪れたたまたまのこと。 構内にもこの程度の告知しかないのよね。 多くは気付かないのか訪うのは疎ら。 そ…
毎年のように訪問している標題展も 今年の展示は随分と小ぢんまりとしている印象。 丁度昨日は表彰式。で、本日は自分の滞在時間帯に レクチャー/トークショーが【1階ホール】で開催されていたためか 場内には人も疎ら。 ま、ゆっくりと鑑賞できたので そ…
本日初日。 席数159の【SCREEN3】の入りは三割ほど。 『三島有紀子』は好きな監督。 〔繕い裁つ人〕〔少女〕〔幼な子われらに生まれ〕は 何れも佳作~秀作と思うし、原作ものについては世界観の再現度が素晴らしいと思う。 で、本作。 先に挙げた数作に倣…