2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧
封切り四週目。 席数218の標題館の入りは七割ほど。 クラウドファンディングでの制作資金調達も話題だけど 東京ではここだけの単館上映。 で、普段はしないことだけど やむなく前売り券を、それも1,700円で購入しての訪問。 そう言えば「テアトル新宿…
”パイプちゃん、人々ちゃん”とのサブタイトルが冠されている。 キャプション等を読むと、元々は写真畑の人で 作品もそちらにカテゴライズされるようだが、 どうにも良く判らない。 10面並べられた小型のディスプレイ、 及び壁面に投影されている内容からは…
「クリエイションの未来展 第16回」は ”隈研吾監修 東京大学建築学専攻隈研吾研究室の活動”として~9月25日(火)まで、 「やきもの展」は 『島村光』の”十三支・おくれてきたねこⅣ”が~9月3(月)まで 開催されているけれど、 今日の目玉は何と言っても ”ふるさ…
毎年恒例のこの展覧会も 今回は例年にも増して来場者が多い印象。 四十日にも及ぶ長丁場の終盤に来てこの状況は、 単純に外が暑すぎて屋内に人を呼ぶ構造だけではないのだよね? そして、写メを撮る人が更に増えているんじゃないか とも思う。 会期は~7月31…
「FUJIFILM×マグナム・フォト共同プロジェクト 」と書かれている。 「マグナム」に所属する計十六名のフォトグラファーが 〔HOME〕をテーマにものした作品を夫々並べる。 一口に「HOME」と言っても、その捉え方は様々。 家そのものであったり、家族…
「昭和が生んだ写真・怪物」との副題が冠されている標題展も ”第2部”の会期は~7月31日(火)まで。 もうぼちぼち行っておかないと、だね。 タイトルは”日本文化の原風景をフィルムに写し込んだ”となっており、 ”第1部”とは打って変わって 風景や家屋を写…
そのフライヤーや、告知類の見た目から 絶対に混んでいるよな、との想定は 案の定、館内は写メを撮りまくる老若男女で溢れかえっている。 何もせずに、淡々と作品と向き合う自分の様な来場者は 極々少数派。 鎧・兜を身に着けた武者達は 生人形を更に小型化…
”月岡芳年 錦絵で読み解く 四谷怪談”とのサブタイトルが付き 会期は~8月26日(日)まで。 入り口脇のパネルの文章で改めて気づかされる。 「東海道四谷怪談」はもともと新宿区近辺のお話しだったのだな。 そしてまた諸説はあるけれど「番町皿屋敷」もそれっ…
今年の”ShinPA”のお題は「対」と言うことで、成る程 見ていけば、色んな 対 があることだなぁと感心する。 「夢」「現」 「あの世」「この世」 「妖」「人間」 古来からのモチーフでも 「風神」「雷神」 (阿吽の)「仁王」や「狛犬」 「四神」なども二つの…
”Coastal Colonies”との副題が冠されている。 会場に足を踏み入れ、先ずはその作品の大きさに驚く。 一辺が数メートル四方の写真が十数点。 イタリア、ポルトガル等の真夏の海水浴場、 或いは南欧の市中のやはり夏の風景。 モチーフは観光客がちょっとしなス…
封切り三週目。 席数199の【SCREEN8】は満員の盛況。 〔Rogue One〕の出来の良さ、評価の高さ、 興収の上がりを見て、制作・配給サイドは 一話完結の体裁にしたことに対して たぶん「しまった」と臍を噛んだことだろう。 その過ち(?)を繰り返さぬ意気…
本イベントの開催期間は本日と前日と たった二日だけの短さ。 それが為だろう来場者は過少。 告知が全く行き届いていないんだろうな、と 観終わった後でつくづく思う、勿体ない。 掲示されているポスターにだって 日程は記載されていない。 かく言う自分も、…
一般の入場料は800円だが、招待券を頂いた。 入場して先ずは、あまりの混雑に驚く。 この暑さの中を此処迄やって来る人の多さについて。 そしてその殆どが、鑑賞後に 更に世界の情勢を憂えることになるだろうと 変な意味の期待を持つ。 それほど、館内は陰惨…
デザインを中心に据える標題館にしては 比較的珍しい部類の展示内容ではなかろうか。 勿論、入って直ぐの場所には平面作品。 しかし人物をフィーチャーした写真は 何れも像がぼうとして捉えどころがない。 そのまま歩を進めると 本展の趣旨やら作者略歴やら…
”第12回 shiseido art egg”の第二弾は 『佐藤浩一』による映像作品。 館内は照明が落とされ、かなり暗めの空間。 そして階下の受付の所でタブレットを示され アンケートの入力を促される。 項目は、年代・性別・資生堂社員かどうか、等だが、 「前回まではこ…
中に入って吃驚!標題館でこれだけの大仕掛けは 随分と久し振りじゃないか? なんてたって一階のスペースが丸ごとプールサイドに変容している。 それもかなりバブリーなテイストの。 展示会の正式タイトルは ”HARUMI YAMAGUCHI×YOSHIROTTEN”。 しかし、この…
”第17回写真「1_WALL」グランプリ受賞者個展”。 訪問当日は作者も滞廊しており、 来場者に軽く会釈を繰り返す。 見るからに優しい面持ちの好青年。 作品を一目見て、家族を題に取ったものだとは直ぐに知れるし、 同回の入賞者は何れも人と人との関係性を扱っ…
会期は~7月8日(日)まで。 入場して直ぐの場所には小さいな白い台が設えられ その上には正方形のガラスが置かれている。 何気に覗き込むと建物を撮った写真が見えるのだが 覗く角度により景色が様々に変化する。 これは面白い。 異なる建物が上下にくっつ…
会期は~7月1日(日)まで。 セレクションされた三つは ”Quiet Dialogue: インビジブルな存在と私たち”が【ギャラリーA】 ”複数形の世界のはじまりに”が【ギャラリーB】 ”蝶の羽ばたき Time Difference 時差 vol.3 New York-Seattle-London-Tokyo”が【ギャラリ…
封切り十日目。 席数103の【SCREEN6】は満員の盛況。 舞台劇の映画化はつくづく難しいと思う。 基本、客の反応が肌で感じられることが前提の構成を そこからすぱんと切り離してしまうんだから。 素材自体の向き不向きも勿論ある上に、 脚本・監督の力量に…
毎年恒例の標題展に来て常々思うことは 自身の目に映ったものをそのまま紙の上に表現できる技量を持つ者に対しての憧憬。 が、正直、妬みもかなり入っているかも。 そんな彼等・彼女等の素描の中では 景色や動物よりも人物をモチーフにしたものがとりわけ好…
封切り二日目。 席数235の【SCREEN7】は満員の盛況。 基本、お馬鹿ムービーは大好きだ。 〔変態仮面〕とか〔映画 みんな!エスパーだよ!〕とか。 何れも阿呆さに徹しており、変に理屈をこねないところが好ましい。 翻って、本作。 監督『石井聰亙』、脚…
会期は~7月1日(日)が最終日。 外人さんを含め来場者はぽつぽつとおり、 自分の訪問時に当該館でこんなにヒトを見かけるのは久々かも。 ”第2期”は計六名の出展も 【一階】の『中島伽耶子』の作品には驚かされる。 真っ暗な部屋の中に足を踏み入れ眼を凝ら…