2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧
【陳列館1階】で同時期に開催されていた標題展。 「東京藝術大学」と「清華大学美術学院」のコラボレーションと書かれている。 そうした効果だろうか、並んでいる作品も面白い。 光ファイバーを編み込んだもの、切り絵風のもの、等技法も表現も多様。 普段…
【陳列館2階】のみの使用。それでも二十三名の作品が並ぶ。 一番驚いたのは『野口怜眞』の〔潜佇〕。これは「ゲンゴロウ」かな。大きさは50㎝ほどもある。 まさに今、水の中に潜って行こうと体制を整える、その刹那。 その先には獲物がいるのだろうか。 て…
「@新宿歴史博物館」の”いろいろなモノ これは何でしょう”と近似のコンセプトかもしれない。 「鉄道博物館」の所蔵資料の中から来場者が「驚(おどろき)」を感じる(と、学芸員が想定した)広範囲の資料が並ぶ。 この季節らしい「青春18きっぷ」関連や、列…
「士別れて三日、即ち更に刮目して相待すべし」と言う。勿論これは、外見ではなく内面の成長を現したもの。 では一個人を年単位で追った時に、内外でどのような変化が見えるのだろう。展覧会のタイトルは”クロニクル”。 同じ人物を数年を空けた二枚、更にも…
封切り三日目。 席数407の【CINE11】の入りは八割ほどと盛況。 国内でも最大規模のショッピングサイトから配達された荷物が爆発する事件が起きる。爆発は他の場所でも連続し、日本中はパニックに陥る。 時はブラックフライデーの真っただ中で多くの物流が…
封切り二日目。 席数224の【SCREEN1】は満員の盛況。 いくつかの印象的なフレーズが言葉と文字で繰り返される。一つは「箱男を意識するものは箱男になる」。もう一つは「ひとつの町に箱男は一人しか要らない」。 「箱男」の存在は自明であるようだ。 それ…
標題館で『Ryu Itadani』の展覧会を観るのは今回が三度目との記憶。 ほぼ数年おきに開催され都度都度の新作が拝見できる。 厚く塗ったアクリルに太い輪郭線。明るいメリハリの効いた色調も合わせ、どこか{版画}を思わせる。 その都市のメルクマークな建造物…
”越境するアート、横断するデザイン。”がそのタイトル。 プロフィールを確認すれば、自分と多彩な人のよう。 たぶん、どこかで、名前や仕事も目にし耳にしているハズも、意識したのは本展が初めて。 先ず目が行くのはエントランス付近に置かれた贈花の数々で…
本年度の第2回会期。お迎えされたのは〔長浜市宮司町 総持寺蔵 千手観音立像〕。 会期は~9月1日(日)までも、 HPには説明が無いのでGoogle検索をしてみると・・・・、 やはり詳しい解説はされておらず。 が、そんなことはどうでもよくなるほど美しいお姿…
【表参道】交差点に面するこの場所は、普段ならメーカーの新製品の発表や(自分とは関係なさそうな)イベントが開催されている施設との認識。 が、今日は通りすぎる際にふと目を見やると、記憶に有る人名が目に入る。 どうやら「滋賀」に縁のあるアーチスト…
自分たちの世代なら『大瀧詠一』のLP〔A LONG VACATION〕のジャケットイラストであまりに有名。 館内には、それと同様のテイストの作品がずらりと並ぶ。 即売を兼ねているのでプライスも提示され、その金額はほぼ200~300万円台。赤丸シールは二点ほどに付…
封切り二日目。 席数191の【CINE10】の入りはほぼ満員の盛況。 「スタントマン」を題に取った映画はなにもこれが初めてではない。 一例を挙げれば、そのタイトルもズバリ〔The Stunt Man(1980年)〕。 『ピーター・オトゥール』が映画監督を、『スティー…
「@ggg」で開催されている”2024 JAGDA 亀倉雄策賞・新人賞展”に関連する企画展。 毎度のことだが、片方を観ればもう片方も観たくなるのは人の性。 一部、作品の重複はあるものの、本展の物量と作家数の多さは特筆もの。 夏休み・お盆休みとのこともあろうか…
標題館で時として開催されるLPレコードのジャケットをテーマに沿ってずらりと並べる展覧会。 確か前回は「Jazz]だったか。 で、今回はタイトル通り「ROCK」でそれも1978~1984は、まさに自分の青春時代。懐かしさに感涙し、歩を進めるのもいつもより…
「星空写真の世界へようこそ!」とのサブタイトルが付く。 先日の「写大ギャラリー」でも星の写真はあったが、本展は更に広範で大規模。 街×星にとどまらず、星雲や銀河、更には星座を扱った写真も多い。 とりわけ星座については丁寧な説明付きで夏休みの自…
本年の春に【虎ノ門ヒルズ ステーションタワー3F】に新規オープンのギャラリー。寡聞にして存在を知らず、本展の告知をたまたま見つけ認識をした次第。 過去二つのexhibition履歴を確認すれば何れも好みの内容で、知らずにいたことが悔やまれてならない。 ギ…
【1階】の展示は「亀倉雄策賞」受賞の『北川一成』によるもの。 八百万の神様をモチーフにした「神さまのつかい」をデザインした〔KAMIZU〕が壁一面に巨大な姿で形作られている。 大層な迫力とユーモラスな造形も、長大な原色の紙が素材なので、老齢の目に…
標題の企画展も今回が”Part4”だと言う。それほど好評なのだろう。 実際、夏休みのとのこともあってか、会場内は親子連れの姿も多い。 「ともだち」≠「ペット」ではないところがミソで、中には植物や置物を写す写真家も。 が、やはり多いのは猫や犬。とりわけ…
「ゆうゆう会」は京都芸術大学と大学院(通信課程)日本画専攻の在学生と卒業生を中心にした学習グループと書かれている。 創設から五年も、美術館を使っての展覧会は初めての由。 出展作家数は四十五名と膨大も、その多くは授業の共通制作課題であった〔百…
ポスターにも自画像があしらわれている『李叔同』は1911年に同大を卒業した初の中国人留学生とのこと。 その後、多くが巣立っているわけだが中途「第一次世界大戦」「太平洋戦争」をもはさんでいるわけで。 【一階】の展示は戦前までの卒業生数十名の自…
本日最終日。通常、土日は休館も今日は「特別開館」日に指定されている。 それもあってか会場内はなかなかの人の入り。 館内には幾つもの「装置」が設置されている。 基本構造はシンプルながら、身近に存在する自然や人口の物体をスキルを使い加工或いは関係…
会期は訪問当日が最終日。 「写真家HIRO KIMURAが切り撮った熱狂の写真展」と書かれており被写体は「5⼈のカリスマ」となっている。 その五人は『加藤雅也、佐藤タイジ、中村達也、花⽥裕之、⾕中敦』。が、自分が知っているのは俳優の『加藤雅也』と『スカ…