#イラストレーション
『若冲』の〔動植綵絵〕は「釈迦」のもとに集う動植物を描いたものだし、「干支」の云われも、お釈迦様が「動物たち集まれ~」と号令を掛け、来た順番との俗説もあり。 何れも、人々は古から、何かしらの理由を付け、動物を集めるのが好きだったとの証左だろ…
『仲條正義』の単なる作品展ではなく、「名作展」と銘打っているところが凄い。 気を付けて見ないと、読み飛ばしてしまいそうだが。 タイトル通り、多くの作品群はどこかしらで目にしたことがあるものがほとんど。 とは言え、壁や柱に小さく描かれている彼の…
【展示室1A/1B/1C/1D/2A/2B/2C/2D】 【野外展示場A/B/C】で開催。 各大学はHPに独自の告知を上げているが、統一したHPは作成されてないのね、不思議だ。 そして何時も思うことは、会場割はどのように決めるのか。 例えば今回、【六本木駅】側の入り口に…
このギャラリーは音楽をテーマにしたイベントが好きなのだろうか。今回は「Jazz]。 【BAG+1】に入ると、 正面には「JBL]のスピーカーに「BRAUN」のプレーヤー。おお!と思ったが、実際に鳴っているのは違うのね。 壁一面に、名盤と言われるLPレコードのジ…
紹介の文章にもあるように今年目出度く「米寿」とのこと。 それを記念しての標題展はまさしく当館での2022年の掉尾を飾るに相応しい。 【地階】には、過去のポスター類がずらりと。 これだけ多くの回数、多くの場所に通っていても、まだまだ初見の作品がある…
【ggg】では「会員作品」が 【G8】では「一般作品」が 夫々展示。会期は何れも~11月30日(水)まで。 全体を総覧した時に、今年はとりわけ『渡邉良重』の席巻度合いが激しいと感じる。 『けらえいこ』の〔あたしンち〕の登場人物を使った「ユニクロ」の「母…
「明日天国を離れる ― I leave heaven tomorrow」が実際の本展のタイトル。 一見、二人展のようにも取れるが、実際は、一人が実在で、もう一人は架空の人物との認識で宜しいか。 なんとなれば”第24回グラフィック「1_WALL」グランプリ受賞者個展”、同展は個…
「Hosoya Gan-Beyond G」との、サブタイトルのようなものが付されている。 【一階】【地階】共に、作家の作品が多数並ぶ。 プロフィールを確認すれば、随分と長期にわたり業界で存在感を放つだけあり、目にしたことがあるものが多い。 とは言え、最も目を惹…
そうか、もうできてから十五年も経つんだ、との感慨。 〔孤独のグルメ2〕の第2話にもその外観は登場するけれど、当然のように、変わってはいないわけで。 標題展の会期は二期にわかれ、前半:7月7日(木)~17日(日)後半:7月21日(木)~31日(日) 前…
「Yui Takada with ori.studioCHAOTIC ORDER」との副題が冠されている。 「CHAOTIC ORDER」とは「混沌とした秩序」の意味らしい。 【一階】の展示は六角形の凧が、壁と言わず天井と言わず、一面を覆っている。 描かれているモチーフは共通 色や形状、筆致は…
会期は本日が初日。それが為か、会場内は多くの人で賑わっている。 直近では、海外でも再評価されている「シティポップ」。 ほぼ同時代として生きて来た自分としては、正直、往時はさほど耳にした記憶の無い単語。 派生したのは既に1970年代らしいけど、そん…
二人の名前が併記されているからには、コラボ作品が中心だろうと検討は付く。 ところが、個人のそれだね、と明快に見分けがつくのは中央に展示されている『鬼頭健吾』による〔Golden Tones 2022〕くらい。 これは、骨格標本が極彩色の衣装を着て宙を踊ってお…
【ギャラリーA】では、グループ「パラレルモダンワークショップ」【ギャラリーB】では、グループ「Summer Catch Salmon」【ギャラリーC】では、グループ「まなざしの熱」の作品が夫々並ぶ。 勿論、誉め言葉なのだが、もっとも「お馬鹿だ!」と感心したのが『…
主に女性向けのファッションなので、とんと縁もはないけれど、こうした類のPOPな表現は大好きで。 オマケにからっと明るいし、見ているだけで気分が上がって来る。 「ミントデザインズ20周年記念展覧会」とも書かれている通り、過去の作品を多く並べ、…
受賞者は『佐々木拓・竹田美織・前原翔一』の三名。 中でも『佐々木拓』による文房具関連展示がツボ。 最近はリモートワークにより出社の機会が激減とは言え、数十年に渡り身近に在ったモノを新たな意匠で魅せられると普段とは違う印象を持つから何とも不思…
標題館で時々ある、意図していなくても子供が見たら大喜びしそうな展覧会。 特に【一階】の展示は巨大なガム巨大な牛乳パック巨大な芥子のチューブの搾り出し口などがゴロゴロと置かれている。 大人が見てもこれは楽しい。 おそらく以前に「21_21 DESIGN SIG…
随分と長いタイトルだが{挿絵}画家の第一人者、『椛島勝一』『小松崎茂』の二人に焦点をあて、その作品を紹介するもの。 前者は戦前~戦中、後者は戦後が主な活躍時期になり、自分の身近に有ったのは勿論、『小松崎茂』の作品の数々。 彼が描いた絵が印刷…
この時期恒例の標題展。 毎度のことながら新たな表現を楽しむのと共に昨年一年で見逃した展覧会やイベントを思い知らされ臍を噛む機会でもある。 今回の例でいえば「@3331」での催しか。 まぁ、認知すらしていなかったので如何ともし難いのだが・・・・。 …
画集の「~『RECORD』出版記念~」とも書かれている。 会期は~3月31日(木) までも、当人が滞廊時にはサイン対応もしてくれる由。 勿論、グッズを3,000円以上購入、との条件が付き、それが為か、館内で一番混雑しているのは出口に近いグッズ売り場(笑…
そもそも「AC部」って何よ?との基礎知識から欠落している。 館内に展示されている動画を含めた作品はどれもが思わずニヤリとしてしまうも、 ただそこに在るのは違和感と言うより思わぬ発見。 意外な場所に置かれている作品が指し示すように。 会期は~3月…
「シニカルな現実世界の変換の試み」との副題が冠されている。 『ソール・スタインバーグ』は二十二年前に物故も紙誌に多くの作品を残しているとのことで会場内にはかなりの数が溢れる様に並べられている。 風刺がぴりりと効いていて、シニカルな視点で斜め…
「品川区民芸術祭」の催しの一環。 会期は11月12日(金)~14日(日)の至極短期間。 https://www.shinagawa-culture.or.jp/hp/page000007400/hpg000007377.htm 区民広報には、要事前申し込みと書かれておりQRコードも添えられていたけれどたぶん大丈夫だ…
@ギンザ・グラフィック・ギャラリー@クリエイションギャラリーG8 で、~11月30日(火)まで開催中。 前者では「会員作品」が、後者では「」が、夫々展示。 両の会場とも客の入りがまずまずなのは毎度のコト。 コロナ禍も週末の外出はさほど減ってはいない…
会期は本日が最終日。それもあってか館内はまずまずの入り具合。 「Nostalghia」と聞くと『アンドレイ・タルコフスキー』を想起してしまう年代だし嗜好です。 ただ今回の「NOSTALGIA」は回顧とか郷愁とは違った意味でつかわれているよう。 並んでいる作品も…
一般の入場料は100円。 会期は前期:9月11日(土)~10月10日(日)後期:10月12日(火)~11月14日(日)となっており、一部展示替えがあるよう。 飛び石連休の中日とはいえ、平日の昼下がり、さほどの混雑にはなっていないだろうと見くびっていたら、ど…
「imma and friends」との副題が付き計十三名が出展。 『imma(イマ)』はアジア初のバーチャルヒューマンとのことで、彼女?を題材にした作品が並ぶ。 料理の仕方は各人が様々。 POPに描いたものから日本画風の中にはめ込んだもの或いは立体造形まで。 …
たしか去年は来れなかったと記憶しているが。或いはイベント自体が開催されなかったかしら。 ここと「G8」や「ggg」の展示を併せて観れば、直近一年の日本国内の秀逸なデザインが総覧できるとの素晴らしい催し。 例年になく、ポスター類は自身が行った…
一つ前の展示もスポーツ関連だったけど、今回はいよいよ本番、オリンピックに関して。 サブタイトルにも「デザインでみるオリンピック」と付されている。 一階は主に、前回の東京大会に関連するポスターやらリーフレットやら。 記念切手も並んでおり、ああこ…
オリ・パラが間近に迫ったからであろうこの企画。 ある意味雑多な、他方で(特に)日本に於けるスポーツイベントの歴史を俯瞰できる、主に平面作品が並ぶ。 主に、と書いたのは中には立体作品もあるからで。 それにして並んでいる作品は多様。 企業広告では…
同賞を受賞した『加瀬透・川尻竜一・窪田新』の三人展。 場内はグラフィック作品が所狭しと並ぶ。 毎度ながら、いや例年にも増して、今回は見かけたことのある作品が過少に思えるのは、この一年、外に出かける機会がめっきり減ったからかもと独りごちる。 あ…