#イラストレーション
「拡張するグラフィック」とのタイトル。英文では”YOSHIROTTEN Radial Graphics Bio”と書かれている。 『ヨシロットン』はデザインスタジオを主宰するマルチメディア・アーチストとされている。 【一階】は薄暗い空間。壁一面にイメージが小さなパネルのよう…
昨年もこうした仕切りだったろうか。「第二会場」が設定されていることを知ったのは当日のこと。 展示内容は【4・5階】が”武蔵野学芸専門学校”、【3階】が”早稲田国際ビジネスカレッジデザイン科総合学科”、【ACT】が”専門学校在籍生、高等課程の卒業…
もう47回目との案内。 五つの大学は「女子美術大学・東京造形大学・日本大学芸術学部・武蔵野美術大学・多摩美術大学」。 展示室は【1A~D・2A~D】と屋外。 有料で開催されている”マティス 自由なフォルム”が隅に追いやられるほどの勢い。 会場内は…
「ポスターと家具の競演」とも書かれている。 【BAG+1】はそのものの展示、【BAG+2】は関連するものも含めポスターの展示と即売。 やはり、タイトルにも示されている通り、【BAG+1】での展示は面白い。 家具とそれに合わせたポスター、加えてウイットに富ん…
本日初日(笑)。オマケに日曜日とのこともありかなりの混雑が想定されるも会期が1月28日(日)~2月2日(金)に設定されているので来れる日は今日しかなし。 案の定、会場内はどこも人人人。しかも結構な割合で写メを撮っているので余計に滞留。 なかでも小…
寡聞にして知らなかったのだが『大原大次郎』は『星野源』や『SAKEROCK』のアルバムを始めとしたアートワークを多く手掛けているのね。 【1階】のフロアーにはそうした作品群の完成品と合わせ下絵も多く並ぶ。 当然のように写メを撮る人多数。 【地階】には…
名前を目にしただけではピンと来ないが、ポスターの実際を観れば、直ぐに「ああ!この人ね!!」と了解される。 それほどに特徴的な表現。 鉄道や船を大胆な直線と優美な曲線で描写する。 霧にもやったような、ややくすんだ色合いもその構造物が持つ重厚感を…
恒例のチャリティオークションもはや四回目。 平面と立体は入札制。(ほぼ)全員が出しているドローイングは抽選制とのこと。 今年のお題は再生プラスチックとのことで、平面にしろ立体にしろいずこかに素材として取り込まれている。 またそのプラスチックも…
類似の企画は、名称は違えども過去にも有った記憶。 地方自治体や教育機関、企業とのコラボレーションの成果発表と週末を中心にワークショップ等も予定されているとのこと。 【本館 展示室3・4】の広いスペースにそうして生み出された作品や結果の報告が所狭…
「ADC」による今年も国内のアートディレクションを総覧できる絶好の機会。 が、不思議なことに今回は他所でも観たことがある作品がかなり多目。 一例として、〔静岡市「静岡市プラモデル化計画」の環境空間〕。 市場八割シェアの出荷量を誇る一大産業を上…
何とも面妖な展示物の数々。 古今の名画の上には、鑑賞を邪魔するかのような円や四角の複数の幾何学模様。 しかし、添えられたタイトルと展覧会自体のタイトル「Now is Better」を合わせればその意図は一目瞭然。 図形はヒストグラムで昔と今の数値的な変化…
”果実と玩具のある風”とのタイトルが付き、「ジクレー版画とともに」とも付されている。 画面を横切る直線が引かれ、その上下で分かれた彩色がぺったりと。 下の部分にはおもちゃやや果物が置かれ、総じてみれば{イラストレーション}ではあるものの、これ…
英文タイトルの脇に”小杉幸一 グラフィックパーク”と付されている(笑)。 同氏はアート/クリエイティブディレクターとのことで広告デザイン、キャンペーン、CIデザイン、ブランド開発と八面六臂の活躍ぶりとのこと。 館内には、そうした過去のワークスが所…
『横尾忠則』の名前だけで集客力は十二分。会期は既に終盤も、混んでいるだろうなと予想すればまさしく場内は人の姿が頗る多い。 ”Tadanori Yokoo My Black Holes”と冠された展覧会の内実は相当にユニーク。 なんとなれば完成品がほぼほぼ無く、制作過程や思…
「第25回亀倉雄策賞」を受賞した『岡崎智弘』の個展。 作品はストップモーションアニメによるもの。 「あ」の文字の変幻自在の表現や燐寸棒が魔術師のステッキのように機能する何とも楽しいアニメの数々。 最奥のスペースには制作現場の様子も再現され、意外…
受賞者は『石塚俊/藤田佳子/矢後直規』の三名。 例年通り、センスの良いデザインで会場内は溢れている。 とりわけ『藤田佳子』による「香林居」 のそれには目を瞠る。 が、それ以上に興味を惹かれたのは『矢後直規』による画で〔太田莉菜の不在〕って・・…
珍しく【BAG+1】と【BAG+2】の両方が純粋な展示会場として設定されている。 その分、出展作家数は多いということで、前所で六名、後所では七名の作品が並ぶ。 際立って面白かったのは『谷敷謙』の作品でこれは「押絵」を作るのと類似の技法だよねぇ。素材に…
何時もながらに楽しい展覧会は「東京TDC賞2023」の受賞・ノミネート作や世界のグラフィック作品が多数展示。 まさに、おもちゃ箱をひっくり返したような、との表現が当てはまりつつ、雑然とした雰囲気は皆無。 逆に洗練されたデザインの集合体は平面であれ、…
『若冲』の〔動植綵絵〕は「釈迦」のもとに集う動植物を描いたものだし、「干支」の云われも、お釈迦様が「動物たち集まれ~」と号令を掛け、来た順番との俗説もあり。 何れも、人々は古から、何かしらの理由を付け、動物を集めるのが好きだったとの証左だろ…
『仲條正義』の単なる作品展ではなく、「名作展」と銘打っているところが凄い。 気を付けて見ないと、読み飛ばしてしまいそうだが。 タイトル通り、多くの作品群はどこかしらで目にしたことがあるものがほとんど。 とは言え、壁や柱に小さく描かれている彼の…
【展示室1A/1B/1C/1D/2A/2B/2C/2D】 【野外展示場A/B/C】で開催。 各大学はHPに独自の告知を上げているが、統一したHPは作成されてないのね、不思議だ。 そして何時も思うことは、会場割はどのように決めるのか。 例えば今回、【六本木駅】側の入り口に…
このギャラリーは音楽をテーマにしたイベントが好きなのだろうか。今回は「Jazz]。 【BAG+1】に入ると、 正面には「JBL]のスピーカーに「BRAUN」のプレーヤー。おお!と思ったが、実際に鳴っているのは違うのね。 壁一面に、名盤と言われるLPレコードのジ…
紹介の文章にもあるように今年目出度く「米寿」とのこと。 それを記念しての標題展はまさしく当館での2022年の掉尾を飾るに相応しい。 【地階】には、過去のポスター類がずらりと。 これだけ多くの回数、多くの場所に通っていても、まだまだ初見の作品がある…
【ggg】では「会員作品」が 【G8】では「一般作品」が 夫々展示。会期は何れも~11月30日(水)まで。 全体を総覧した時に、今年はとりわけ『渡邉良重』の席巻度合いが激しいと感じる。 『けらえいこ』の〔あたしンち〕の登場人物を使った「ユニクロ」の「母…
「明日天国を離れる ― I leave heaven tomorrow」が実際の本展のタイトル。 一見、二人展のようにも取れるが、実際は、一人が実在で、もう一人は架空の人物との認識で宜しいか。 なんとなれば”第24回グラフィック「1_WALL」グランプリ受賞者個展”、同展は個…
「Hosoya Gan-Beyond G」との、サブタイトルのようなものが付されている。 【一階】【地階】共に、作家の作品が多数並ぶ。 プロフィールを確認すれば、随分と長期にわたり業界で存在感を放つだけあり、目にしたことがあるものが多い。 とは言え、最も目を惹…
そうか、もうできてから十五年も経つんだ、との感慨。 〔孤独のグルメ2〕の第2話にもその外観は登場するけれど、当然のように、変わってはいないわけで。 標題展の会期は二期にわかれ、前半:7月7日(木)~17日(日)後半:7月21日(木)~31日(日) 前…
「Yui Takada with ori.studioCHAOTIC ORDER」との副題が冠されている。 「CHAOTIC ORDER」とは「混沌とした秩序」の意味らしい。 【一階】の展示は六角形の凧が、壁と言わず天井と言わず、一面を覆っている。 描かれているモチーフは共通 色や形状、筆致は…
会期は本日が初日。それが為か、会場内は多くの人で賑わっている。 直近では、海外でも再評価されている「シティポップ」。 ほぼ同時代として生きて来た自分としては、正直、往時はさほど耳にした記憶の無い単語。 派生したのは既に1970年代らしいけど、そん…
二人の名前が併記されているからには、コラボ作品が中心だろうと検討は付く。 ところが、個人のそれだね、と明快に見分けがつくのは中央に展示されている『鬼頭健吾』による〔Golden Tones 2022〕くらい。 これは、骨格標本が極彩色の衣装を着て宙を踊ってお…