封切り二日目。 席数127の【シアター2】の入りは七割ほど。 巷間語られている、自助・共助・公助の順序がさも当然のように。 しかし、元々我慢強いのに、お上に頼ることを善しとしない国民性から、介護する側、される側が共倒れになるケースも多いと聞く…
”第16回 shiseido art egg”の第二弾。 会場へと続く階段を降り普段と異なる様子に戸惑ってしまう。 明るい、無茶苦茶明るい! 当該スペースがここまで煌々と照明されていたことは嘗て有っただろうか?(いやない)。 こうして見ると、ホントにホワイトルーム…
”エコルとごしに動物たちがやってきた!”とのサブタイトル。 当該施設は初訪。 【下神明】と【戸越公園】の何れの駅からもそこそこの距離で丁度中間あたりか。 裏面は【戸越公園】に正面は【文庫の森】に面するとの絶好のロケーション。 標題展の会期は~ 3…
標題の受賞展を観るのは二度目。 「佳作」以上の十名の作品が並ぶ。 第一席 島を渡る 星子桃花第二席 ボーン 吉村周第三席 景観と境界 礒﨑龍平 モノクロ賞 重ね 山﨑心宇奨励賞 femina 渡邉結愛佳作 Time Machine 木村奏斗佳作 Musica. Con amore. 上野瑠夏佳作…
サブタイトルは”多摩美術大学日本画専攻卒業生・修了生四人展”。 四人の経歴を確認すると、何れも2022年までに卒業しているようなので、所謂「卒展」ではない模様。 『宮崎篤』の〔連なる〕は三連の、三分割された鰐、それも頭部だけを大きく描いたもの。 そ…
封切り二日目。 席数107の【CINE1】の入りは三割ほど。 元々は、ある大富豪のジャストアイディアから転がり出た話。 製薬企業で財を成し、一万人の従業員を養う彼は八十歳の誕生日にふと思い付く。自分の名前を後世に残し、且つ多くの人から感謝されるコ…
封切り二日目。 席数532の【CINE8】の入りは八割ほど。 〔仮面ライダー〕は小学生の頃リアルタイムで見ていた世代。 とは言え、そこは田舎のこと首都圏のように土曜の19:30~ではなく日曜の朝10:00~の、しかもかなり日にちが遅れてからの放送…
サブタイトルの「その夜の踊り子」は、『赤堀雅秋』による舞台及び映画〔その夜の侍〕のもじりと思われ。 まぁそうした蘊蓄はどうでも良く、本展はストリップ劇場の踊り子さんを写したもの。 『永井荷風』は「ロック座」に通ったと言うし、『田中小実昌』も…
『若冲』の〔動植綵絵〕は「釈迦」のもとに集う動植物を描いたものだし、「干支」の云われも、お釈迦様が「動物たち集まれ~」と号令を掛け、来た順番との俗説もあり。 何れも、人々は古から、何かしらの理由を付け、動物を集めるのが好きだったとの証左だろ…
封切り二日目。 席数150の【SCREEN4】の入りは九割ほどと盛況。 今となっては死人に口なし、『金子勇』が「Winny」を開発した時にどのような思いであったのかはしかとは判らない。 が、今回の映画版では少なくとも悪意は無かったとの前提に立ってい…
『仲條正義』の単なる作品展ではなく、「名作展」と銘打っているところが凄い。 気を付けて見ないと、読み飛ばしてしまいそうだが。 タイトル通り、多くの作品群はどこかしらで目にしたことがあるものがほとんど。 とは言え、壁や柱に小さく描かれている彼の…
「武蔵野美術大学日本画学科卒業生グループ展」がサブタイトル。 出展されている『アルト・クサカベ/小俣花名/後藤まどか/蜂須瑚々/村上のどか』の五名は既にして卒業生なので、所謂「卒展」ではないのだが。 中では『後藤まどか』の画が好きな表現。と…
何とも意味不明のタイトル。 展覧会のポスターも縁だけがあしらわれ、ほぼほぼ空白の表現。 中に入れば薄暗く、中央にはスペースを二つに区切る一面の壁。 そこにはポスター宜しく、人一人が潜り抜けられる穴が穿たれ、中に入れば動画が流され、良く判らぬ複…
封切り三日目。 席数284の【CINE5】の入りは三割ほど。 そうかこうして、『スティーヴン・スピルバーグ』という映画監督は形作られて来たのだな、との思いを深くする。 電気技術者の父とピアニストの母。奇しくも「理」と「芸」が交差する出自。 それを冒…
封切り二日目。 席数257の【SCREEN9】の入りは九割ほど。 さすが、「本年度アカデミー賞最多ノミネート」との惹句は集客への寄与度は絶大だなと思う。 これはシンクロニシティとでも言えば良いのか。直近公開された数作で、個人の映画体験を紐解いた作品…
折角来たついでだからと、【展示室2F】にも足をのばす。 タイトルは”あざみ野フォト・アニュアル2023 横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展”が、正式か。 その通り、古い写真機とやはり古い写真が並ぶ。 前回来た時にも、似た企画を観たとの記憶も、個人的…
【4/5階】は「武蔵野学芸専門学校2023卒業制作展」 【3階】は「早稲田国際ビジネスカレッジデザイン科総合学科」 例によってエレベーターで五階に上がり、階段を使って順に降りて来るのでこうした書き方に。 一点、気になった作品が。 タイトルと作者名は…
【展示室1A/1B/1C/1D/2A/2B/2C/2D】 【野外展示場A/B/C】で開催。 各大学はHPに独自の告知を上げているが、統一したHPは作成されてないのね、不思議だ。 そして何時も思うことは、会場割はどのように決めるのか。 例えば今回、【六本木駅】側の入り口に…
「支援アーティスト6組による新作展」との副題が付き、~2月26日(日)まで開催。 今回は映像作品、インスタレーション、イベント連動で参加して成立する企画が多く、また平面も自分の好みからは少々外れており。 まぁ、こうしたこともあるよね。行ってみて…
【写真歴史博物館】にて、サブタイトルは”天幕の街 MIND GAMES”。 ポスターの写真を見ても内容は判然とせず、が、中に入り、並んでいる作品を観れば瞭然。 サーカスの大テントのことなのね。 おそらく日本ではないサーカス団の日々の生活が綴られる。 ショー…
封切り三日目。 席数244の【CINE7】の入りは七割ほど。 『リューベン・オストルンド』監督の前々作、〔フレンチアルプスで起きたこと(2014年)〕は何とも皮肉な映画だった。 フレンチアルプスの高級リゾートでスキーを楽しむ若い夫婦と幼い子供達。 とこ…
封切り三日目。 席数244の【CINE7】の入りは六割ほど。 我が国於いても、「命の値段」の算定は日々行われており、裁判であれば、損害賠償金として示されるし、保険でもそれは同様。 もっとも金額は法律で規定されているわけではなく、年齢や年収等を勘案…
”永遠のレッスン”との副題。 標題館、前回の訪問は六年前のほぼ同じ日付で『新井卓』を観に。 無料なコトに加え、展示スペースの【展示室1F】が広くその全面を使っているので、兎に角、量が多いのも嬉しい。 今回のウリである〔冷蔵庫/ICE BOX〕のシリーズ…
本日初日。 席数129の【CINE2】の入りは七割ほど。 自分としてはたぶん二度目の体験だったのだが、機器トラブルにより上映開始が数分遅れるトラブルあり。 時間になっても館内の灯かりが消えず、却って明るくなるので訝っている時に係員さんからの説明。 …
”ACT (Artists Contemporary TOKAS) Vol. 5”とのサブタイトル。 出展作家は『海老原靖、鮫島ゆい、須藤美沙』の三名。 『海老原靖』の作品は直近のウクライナ情勢に想を得たものと思われ。 〔ひまわり(1970年)〕の一場面、有名な向日葵畑と『ソフィア・ロー…
サブタイトルにあるように「1834(天保5年)~1940(昭和15年)」までの新宿の歴史を浮世絵と写真、古地図で振り返る。 浮世絵は『広重(初代/二代)』が数点。 古地図は量は多いもののつぶさに見て行かないと全体像が掴めないのが難点。 勿論、中には「淀橋…
封切り二日目。 席数118の【シアター3】の入りは五割ほど。 『ティモシー・シャラメ』目当ての女性客が多いかと思いきや、半数以上が男性との構成はやや意外。 今回の「同族」は一風変わった特徴を持つ。ただ大括りでは「カンニバリズム」に分類して良い…
封切り二日目。 席数172の【シアター4】の入りは五割ほど。 〔ヴェニスの商人〕に登場する『シャイロック』は本分である金貸しを忠実に履行しただけなのに、何故に世間からこうも指弾されるのか。 本作の中でも提起される疑念も、とりわけ西欧ではキリス…
このギャラリーは音楽をテーマにしたイベントが好きなのだろうか。今回は「Jazz]。 【BAG+1】に入ると、 正面には「JBL]のスピーカーに「BRAUN」のプレーヤー。おお!と思ったが、実際に鳴っているのは違うのね。 壁一面に、名盤と言われるLPレコードのジ…
前期は2月10日(金)~3月12日(日)、後期は3月17日(金)~4月16日(日)の会期。 各三名の作品が展示され、今回は『木島俊介、國川裕美、星野薫』。 『國川裕美』の「ハシビロコウ」を題にした作品には笑ってしまう。おそらく、実物大のそれは(実物を見たことは…