RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

DUNE/デューン 砂の惑星@チネチッタ川崎 2021年10月17日(日)

封切り三日目。 席数488の【CINE12】の入りは三割ほど。 冒頭、タイトルの下に小さく「part one」の文字が表示され思わず仰け反るとともに、まぁそうだよなぁと納得もする。 思い出されるのは『デイヴィッド・リンチ』による〔デューン/砂の惑星(1984年)…

燃えよ剣@チネチッタ川崎  2021年10月16日(土)

封切り二日目。 席数407の【CINE11】の入りは四割ほど。 それにしても本作は、最初から最後まで濃密な様々な死の描写に溢れている。 もっとも『近藤(鈴木亮平)』『土方(岡田准一)』『沖田(山田涼介)』の三人も皆死んでしまうのだし、それ以外の主要…

最後の決闘裁判@109シネマズ川崎  2021年10月16日(土)

封切り二日目。 席数118の【シアター5】の入りは三割ほど。 〔エイリアン(1979年)〕で名を上げはしたものの、近年ではそれに纏わる駄作を乱発し名を落としている『リドリー・スコット』。 もっともデビュー作は〔デュエリスト/決闘者(1977年)〕で日本公開…

鉄道写真家・南正時作品展@鉄道歴史展示室 2021年10月10日(日)

サブタイトルに「蒸気機関車のある風景」とあるように館内にはSLの、それも1970年代前半までの日本国内の景色の中をもくもくと煙を上げて走る姿が所狭しと並んでいる。 会期は前期:9月21日(火)~12月5日(日)後期:12月11日(土)~2022年3月6日(日)とさ…

今井まい 作品展@Sony Imaging Gallery 2021年10月10日(日)

サブタイトルは「Innocent World」。 案内ハガキやポスターにあしらわれているのは鴉が乱舞するおどろおどろしい一枚だけど、人物を撮った写真が個人的には好ましい。 画面はそれなりの処理が施されているようだけど、それが表情をより繊細に見せる効果を生…

ブンポニチ/文保日・展2021@東京藝術大学美術館 陳列館2階 2021年10月10日(日)

何とも面妖なタイトル。 実際は【1階】で開催されている”現状模写「国宝信貴山縁起絵巻 山崎長者巻」”とセットになるのだろう。 こちらの主催は「日本画第三研究室」と、なっている。 そのタイトル通り、模写の過程と作品が並ぶ。 〔源氏物語絵巻〕〔伴大納…

ONODA 一万夜を越えて@TOHOシネマズ川崎 2021年10月9日(土)

封切り二日目。 席数142の【SCREEN1】の入りは七割ほど。 客層は高齢者が多く、自分も含め『小野田寛郎』の帰還を リアルタイムで知っている世代と見受けられる。 このストーリーには当然、前段がある。 終戦から数十年を経ても残留日本兵が潜伏している…

少年線(syonen-line)@キヤノンギャラリーS 2021年10月2日(土)

勿論「湘南ライン」のもじりだろう。 また、こんな路線あるはずも無く、作者が年少の頃から鉄道が好きで長じて鉄道専門の写真家になったことも意味しているわけで。 実際のタイトルは”山﨑友也写真展”。 それにしても、近来稀に見る面白い仕掛けの展覧会。 …

第24回グラフィック「1_WALL」展@ガーディアン・ガーデン 2021年10月2日(土)

元々予定されていた会期:8月18日(水)~9月22日(水)がコロナ禍で延期になったのは勿怪の幸い。 そうでなければ来れなかったからね。 計五名の作品が展示され公開審査は10月21日(木)なので、グランプリはまだ確定しておらず。 中ではアルファベットをモ…

第15回 shiseido art egg 石原海 展@資生堂ギャラリー 2021年10月2日(土)

”第15回 shiseido art egg”の第一弾。『石原海』による作品は主に映像、それもキリストをモチーフとしたもの。 会場へと続く踊り場流されているのは白い羽を付けたおっさんが、くるくると回り続けるもの。 自分のコトは棚に上げて、おっさんは好きじゃないし…

中村萌「our whereabouts -私たちの行方-」@ポーラ ミュージアム アネックス 2021年10月2日(土)

「木霊」と書いて「こだま」と読むわけだが、本展で並んでいる作品こそはまさしく「木」の「霊」ではないかと思った。 木を削り、その表面に描く、或いは一木から彫刻する。 元々埋まったり隠れたりしていたものを作者が透視して掘り出したのではないかと、…

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ@チネチッタ川崎  2021年10月3日(日)

封切り三日目。 席数488の【CINE12】の入りは五割ほど。 言われてみれば改めて気づかされる、「007」は「殺しのライセンス」を与えられた証であり、本来的には特定の個人を指すものには非ず。 ところがあまりにも嵌っているため「001」から始まり、十を超…

護られなかった者たちへ@TOHOシネマズ日比谷  2021年10月2日(土)

封切り二日目。 席数120の【SCREEN8】は満員の盛況。 みんな緊急事態宣言の解除を待ちわびていたんだねぇ。 だからといって、以前より安全が保障されているわけじゃあないんだが・・・・。 ここ最近の『瀬々敬久』はノリに乗っている。 〔友罪(2018年)〕…

SICF22@スパイラルガーデン 2021年9月26日(日)

以前であれば前年の受賞者の展示等が無料で開催されていたのだが、今回は”MARKET”と題して、「工芸/クラフト、ファッション、テキスタイル、アクセサリーなど生活を豊かに彩る作品を展示、販売」になってしまったのね。 至極残念だ。 まぁ、キチンと調べず…

GEIDAI FACTORY LAB 2017~2021 −MATERIAL COMPLEX−@東京藝術大学美術館 陳列館 2021年9月26日(日)

展覧会開催にあたっての辞は色々と書かれてはいるけれど、要は金属であり、木であり、ガラスであり、様々な素材を組み合わせ作成された成果物の展示。 実際に触って・動かして、或いは参加型のインスタレーション的な作品も多くなかなかに楽しい。 勿論、動…

横尾忠則:The Artists@21_21 DESIGN SIGHT 2021年9月24日(金)

【ギャラリー3】で~10月17日(日)まで開催中。 もっと早く行きたかったのだが、週末は混雑が予想されるだろうと二の足を踏んでいた。 しかし飛び石連休の中日、加えて昼間でも 時間に余裕のある、学生と思しき年代の入場者が思いの外多かったりする。 主催…

杉浦非水 時代をひらくデザイン@たばこと塩の博物館 2021年9月24日(金)

一般の入場料は100円。 会期は前期:9月11日(土)~10月10日(日)後期:10月12日(火)~11月14日(日)となっており、一部展示替えがあるよう。 飛び石連休の中日とはいえ、平日の昼下がり、さほどの混雑にはなっていないだろうと見くびっていたら、ど…

目力展 見る/見られるの関係性@板橋区立美術館 2021年9月24日(金)

タイトルは上手くつけたものの、所謂「館蔵品展」。 ため、過去に観たことのある作品が多く並ぶ。 しかし不思議なことに、並べ方が変わり、解説も付けられると、違った文脈が浮かびあがって来るから面白い。 代表例であれば、肖像画か。 横向きなら一方的に…

マイ・ダディ@TOHOシネマズ川崎  2021年9月25日(土)

封切り三日目。 席数112の【SCREEN8】は一席おきの案内なので実質56席。その八割ほどが埋まる客の入り。 聖職者が必ずしも聖人でないことは、彼等による、特に性的虐待を描いた映画が多く作られていることからも判るところ。 その闇は深いのだが、本作…

空白@109シネマズ川崎  2021年9月23日(木)

本日初日。 席数118の【シアター3】は、一席空けての案内だと実質70席弱。その八割ほどが埋まっている。 小売店での万引きの被害は甚大と聞く。中にはそのために閉店や移転を余儀なくされるケースもあるらしく。 なので、自身が経営するスーパーで女子…

MINAMATA-ミナマタ-@109シネマズ川崎  2021年9月23日(木)

本日初日。 席数118の【シアター3】は、一席空けての案内だと実質70席弱。その、九割ほどが埋まっている。 『ユージン・スミス』は間違いなく、世紀を代表する写真家。 「マグナム」の正会員でもあり〔楽園への歩み〕の様にメルヘンさえ感じさせる一枚…

川瀬巴水-版画で旅する日本の風景-@大田区立郷土博物館 2021年9月20日(月)

前期:7月17日(土)~8月15日(日)後期:8月19日(木)~9月20日(月)で開催され、訪問日は後期の最終日。 ホントは当然前期も行きたかったんだけど、情報を仕入れるのが遅かった上に都合が付かず・・・・。 それでも通期で合わせて400点が並びしかも無料…

コラボレーション企画展@龍子記念館 2021年9月20日(月)

標題館は二度目の訪問。前回は常設展だったのだが、今回は見逃せない企画あり。 あの「高橋コレクション」とのコラボ展、タイトルも”川端龍子vs.高橋龍太郎コレクション ―会田誠・鴻池朋子・天明屋尚・山口晃―”と冠され、皆々が好きな作家さんなので一も二も…

マスカレード・ナイト@109シネマズ川崎  2021年9月19日(日)

封切り三日目。 席数246の【シアター1】は一席おきの案内なので実質135席ほど。 それがほぼほぼ満員の盛況。 原作は共に未読も、そのトリックがあまり映像向けでないことから「whodunit」よりも「whydunit」に、また異色の相棒誕生の経緯と、そのハレ…

第30回奨学生美術展@佐藤美術館

招待作家=過去の奨学生、特別出品=昨年度買い上げ、を含め計十三名の作品が並ぶ。 なので、過去に観た覚えのある画もちらほら。 そんな中、『大島利佳』の〔華の現れ〕は日常の一コマを瑞々しい感性で掬い取った一点と感心した記憶が甦りつつ新たに制作さ…

交差点-いま、ここからの-@Bunkamura Gallery 2021年9月12日(日)

”Part2”にもやって来た。会期は9月8日(水)~15日(水)の八日間。 計八名の作品が展示も、驚いたのはそのほとんどに赤〇シールが付いていたこと。 除く、値付けが高い大作、なのだが、『仲衿香』の二点も、きっちりと売約済み。 また『新宅加奈子』は面白い販…

先生、私の隣に座っていただけませんか?@109シネマズ川崎 2021年9月11日(土)

封切り二日目。 席数118の【シアター3】は一席おきの案内なので実質70席弱。 入りはその八割ほど。 ここには三人の「先生」が登場する。 一組の漫画家の夫婦は、妻『佐和子(黒木華)』は今では売れっ子、一方の夫『俊夫(柄本佑)』は嘗ては妻に憧れを…

ムーンライト・シャドウ@TOHOシネマズ川崎 2021年9月11日(土)

封切り二日目。 席数158の【SCREEN3】は一席おきの案内なので実質80席。 入りはその三割ほど。 もう三十年も前に出版された『吉本ばなな』の〔キッチン〕。 話題作だったこともあり(なんといっても『吉本隆明』の娘のデビュー作)、直ぐに読了、今でも…

再演―指示とその手順@東京藝術大学美術館 2021年9月4日(土)

「指示」には「インストラクション」「手順」には「プロトコル」とのルビが振られている。 またタイトルも「再演」となってはいるけれど「再現」の方が言い得て妙。 全てのアートはそれが形に残るものであれ一過性のものであれ、再現性の点から言えば99.99%…

日本画第一研究室 研究発表展@東京藝術大学美術館 陳列館 2021年9月4日(土)

題して”一研展”を観るのは、これが何度目になるだろう。 時間を合わせて足を向けるようにしているのは、毎度毎度楽しませてくれる作品の存在が確実だから。 今回は計十八名に出展の中で、『和田宙土』の作品がそれにあたる。 たなびいた煙が緩やかに像を結ん…