RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

2018-01-01から1年間の記事一覧

ウィーン万国博覧会@たばこと塩の博物館 2018年12月24日(月)

視聴率的にはふるわなかった NHKの大河ドラマ〔西郷どん〕だが 自分は随分と楽しませて貰った。 ちょっとだけの出番だったけど『橋本愛』ちゃんは印象的な役柄だったし、 わけても主演の『鈴木亮平』が凄まじい。 肉体改造とも言うべき役作りは毎度のコト…

プリピクテジャパン・アワード2015-2017@ヒルサイドフォーラム 2018年12月22日(土)

会場内は随分と閑散としている。 自分の滞在中に【F棟】内に他の来場者の姿を見ることは無かった。 しかし展示内容はかなりの充実っぷり。 寡聞にして初めて訪問する標題展。 解説には 「優れた写真作品を通して今日の社会問題や環境問題に対する 世界の関…

アリー/スター誕生@チネチッタ川崎 2018年12月23日(日)

封切り三日目。 席数488の【CINE12】の入りは七割ほど。 三度目のリメイク。 原典と一度目は映画業界が舞台も、 二度目と本作は音楽業界となっており、加えて プロットは全てで共通。 スパースターに見出された冴えない女性が やがてスターダムにのし上が…

シェル美術賞展2018@国立新美術館 2018年12月22日(土)

一般の入場料は400円も 各所に置かれている招待券さえ入手すれば 無料で入場可能。 また、同館で開催されている特定の有料展の半券でも可なので 場内はそこそこの入りとなっている。 展示は過去受賞者の近作が並ぶ”アーティスト・セレクション”及び標題展。 …

年またぎ作品展「2018→19 展」@The Artcomplex Center of Tokyo 2018年12月16日(日)

2018年会期は~12月16日(日)まで、 2019年会期が1月8日(火)~1月20日(日) 。 二階フロアの全部屋にて開催されている。 百名近い作家の作品がずらりと並び、 中にはご本人が滞廊中のケースも。 個人的には好みの描写が多い中でも 『やちだけい』の二点に眼は…

春待つ僕ら@109シネマズ川崎 2018年12月20日(木)

封切り七日目。 席数118の【シアター3】の入りは一割ほど。 まぁ割引Dayと言っても平日の朝イチの回だからこんなものか。 それにしても驚くべきはその客層で 自分以外は全員女性。 それも下は高校生から上は七十代くらいまでと 幅広い。 それがこの手の映…

続々 三澤遥@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2018年12月15日(土)

標題所で今年の掉尾を飾る当該展は この一年でも屈指の面白さ。 老いも若きも双方が楽しめる内容になっており、 しかし自分の訪問時には子供の来場者はおらず 勿体ないと思うことしきり。 もっともそのお陰で、ゆったりと鑑賞できる恩恵はあるのだが。 幾つ…

クリエイションの未来展@LIXILギャラリー 2018年12月15日(土)

第17回目の標題展は 「清水敏男監修 第二期: 枯山水サラウンディング”I'mpermanent”」と題され 会期は~12月25日(火)まで。 同時期開催の”焼物展”は 『板橋廣美』による〔重力内無重力〕が~1月15日(火)まで。 しかし標題館では直近で似たケースがままある…

大堀相馬焼167の小さな豆皿@クリエイションギャラリーG8/ガーディアン・ガーデン 2018年12月15日(土)

恒例のチャリティ企画。 本年のお題は直径8.5cmほどの、今流行りの豆皿。 「クリエイターと福島の窯元がつくる」との一文も冠され、 収益は「セーブ・ザ・チルドレン」に寄付される由。 一点が税込み千円とお求め易くなっており、 幾つかの作品は店頭在庫が…

大学院美術研究科 博士審査展@東京藝術大学美術館ほか 2018年12月16日(日)

~12月20日(木)まで開催中のお楽しみ行事。 【上野キャンパス】の隅々まで回りたいところも 時間の関係で標題館だけになってしまうのも毎度のコト。 それでも今年は自分の嗜好に応えてくれる作品が随分と多く 予定よりも長い時間、滞留してしまった。 例え…

来る@TOHOシネマズ上野 2018年12月15日(土)

封切り九日目。 席数95の【SCREEN4】は満員の盛況。 常々思うことだが、所謂〔エクソシスト〕モノに登場する 祓魔と称される人のモチベーションは何処に有るのか。 下手をすれば命さえ失いかねないにもかかわらず 我が身を賭して邪悪な存在に立ち向かおう…

ヘレディタリー/継承@TOHOシネマズ日本橋 2018年12月14日(金)

封切り十五日目。 席数119の【SCREEN3】の入りは七割ほど。 本作もまた、本国の評価と日本のそれが真逆の一本。 「IMDb」では7.3、「Metascore」に至っては87! 一方、本邦では 「映画.com」で3.5、 「Yahoo!映画」では3.24、 「Filmarks」は3.7と多少…

東京大学生産技術研究所70周年記念企画展@国立新美術館 2018年12月9日(日)

【展示室3B】で開催の本展は、 残念ながら本日が最終日。 それもあってか館内は凄い混雑になっている訳だが、 はっきり言って展示内容に比してこの人の入りは異常。 なにかのメディアに取り上げられたのかもね、と 思わぬでもないくらい。 「もしかする未…

CITIZEN "We Celebrate Time" 100周年展@スパイラルガーデン 2018年12月9日(日)

初めて目にする人には随分と美しく見えるかもしれない。 しかし似た様な仕掛けは四年前にも有り、 正直手垢の付いた感は否めない。 でもまぁこの間に時勢も変わったからね、 その時とは来場の目的が違う人も多いのだろう。 目新しさの無い中、ちょっとがっか…

パッドマン 5億人の女性を救った男@TOHOシネマズ新宿 2018年12月8日(土)

封切り二日目。 席数122の【SCREEN11】は満員の盛況。 そして終映後には「ぴあ」の調査員さんが待ち構えており 出て来た来場者に評点と感想を確認している。 自分も声を掛けられたけど、 ちょっと急いでいたもので、誠に申し訳ない。 ある種、典型的なサ…

IDM TOKYO 2018@スパイラルガーデン 2018年12月2日(日)

会期は本日が最終日。 デザイナー個人、或いは事務所が 各々の作品を展示したブースを出す。 担当者は脇に控え 説明の任を担う。 ”蒐集衆商”のデザイン版の趣き。 但し、即売はないけれど。 此処で行われるとしたら 名刺交換後の商談だろうな。

CAF賞入選作品展覧会@ヒルサイドフォーラム 2018年12月2日(日)

本日最終日。 同時開催の”ロバート・インディアナ追悼展 LOVE & PEACE”は 結構な人の入りだが、 こちらの方はかなり閑散としている。 まぁ現代美術の且つ学生だけの展覧会には ありがちな事象。 もっとも自分も、五回目になろうとしている本展の存在を 今の…

平成の軌跡@東京国際フォーラム 2018年12月2日(日)

”定点観測者としての通信社”のタイトルで毎年のように 【ロビーギャラリー】で開催されている。 今年のお題は「平成」最後の年でもあり やはりそうなるよなぁ。 そしてこの三十年は、自身にとっても 人生のメルクマークが多数あった期間。 そんなことを思い…

ましもゆき「耽溺」@六本木ヒルズA/Dギャラリー 2018年12月3日(月)

大小合わせて二十点ほどだろうか。 こうして彼女の作品に向き合うのも随分と久し振り。 黒いインク、または墨を使い 細かく描き込まれた文様から構成されるそれは ここ数年変わらぬスタイル。 花や蛾、そして毛髪が組み合わされた画面からは 妖しさと共に、…

宿場から明治の川崎へ@東海道かわさき宿交流館 2018年12月1日(日)

本日初日。その割には館内はかなり閑散としている。 サブタイトルは「写真と資料に残る川崎の明治時代」 「維新から数えて満150年」の二つ。 写真と年表、エピソードのパネルで辿る明治期は 鉄道敷設により「川崎宿」が寂れて行くところから説き始める(…

ハード・コア@109シネマズ川崎 2018年12月1日(土)

封切り九日目。 席数89の【シアター8】は満員の盛況。 随分とチープな外見の古びたロボット『ロボオ』は 現代科学でも成し遂げられてない小型化された量子コンピューターを格納。 その動力源が何かは良く判らないことはさておき、 極めて高性能。 『ロボオ…

WE ARE LOVE photographed by LESLIE KEE@ポーラ ミュージアム アネックス 2018年11月25日(日)

展示されている作品は 大きく二つに分類される。 親子・兄弟/姉妹・夫婦/恋人 を撮ったシリーズと LGBTの結婚写真のシリーズ。 前者は全裸に薄い布だけを纏い 陰部は巧妙に隠されている。 もっとも男性のモノなどは見たくも無いから 鑑賞者の側からは…

第13回藝大アートプラザ大賞展@藝大アートプラザ 2018年11月25日(日)

「藝大」のHPでも一切の告知はなく、 構内に入って初めて気づく。 感じとしては”WONDER SEEDS”に似ているかも。 展示作品には全てプライスが表示されている。 違っているのは立体もあることと、 表彰がされていること。 六十名強の作品が並び 複数出展もあ…

前田真三 作品展@FUJIFILM SQUARE 写真歴史博物館 2018年11月18日(日)

正式なタイトルは ”色彩の写真家(たびびと) 前田真三 出合いの瞬間をもとめて”。 会期は二期に分かれ、 第1部は”ふるさと調の時代”で11月1日(木)~12月28日(金)、 第2部は”丘の時代”で2019年1月4日(金)~2月28日(木)。 看板の写真は随分と鮮やか…

美しさの新機軸~日本画 過去から未来へ~@東京藝術大学美術館 陳列館 2018年11月25日(日)

”第四回 公益財団法人 芳泉文化財団 文化財保存学日本画研究発表展” が正式なタイトルか。 文字面通り日本画の修復技術と その成果発表の展覧会。 随分と煤けてしまったり、或いは剥落したり、 または失われてしまった作品を現状で模写したもの、 そして色も…

コミテコルベール アワード 2018@東京藝術大学美術館 2018年11月25日(日)

【本館 展示室2】で~11月28日(水)まで開催中。 入り口付近には『日比野克彦』の言が掲げられ 会の趣旨は理解できる。 第一次審査を通過した十二名の作品が展示され、 大小は様々なれど『東弘一郎』の作品がとってもお馬鹿さん。 太い金属の軸を中心に、…

人魚の眠る家@TOHOシネマズ日本橋 2018年11月24日(土)

封切り八日目。 席数119の【SCREEN4】は満員の盛況。 今日の朝刊には十五段の広告で 「この愛の結末に、涙が止まらない-。」 「性別、年代を越え、全世代が大号泣!!」 等の煽りが並ぶ。 またこれかよ、と うんざりしつつも、制作委員会方式の宿命か・…

アウト&アウト@チネチッタ川崎 2018年11月23日(金)

封切り八日目。 席数107の【CINE1】は満員の盛況。 いや~笑った笑った。 暴力団を(たぶん)円満に抜け、探偵事務所を開いている強面の『矢能政男(遠藤憲一)』と、 彼にぴったりと寄り添っている少女の『栞(白鳥玉季)』が主たる登場人物。 彼がこん…

めざめるかたちたち@スパイラルガーデン 2018年11月18日(日)

リニューアルされて 個人的には却って使いにくくなった当該施設のウェブサイト。 デザインのお洒落さと、UIはまるっきり別モノとの典型例。 UXだって過去の方が上々だったし。 おっと閑話休題。 標題展は「Forms Awakening」の英語表記も付きながら 「吉…

アメリカ近代写真の至宝 ギルバート・コレクション展@FUJIFILM SQUARE 2018年11月18日(日)

このスペースで、今回の様な企画展は珍しいかも。 「写真表現の源流は、ここにある。」との副題が冠され、 1900年代もかなり早い頃からの 十名の計七十点がずらりと並んでいる。 其処に在るものをただ写したり トリッキーな仕掛けを施す行為から 抽象的…