2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧
「生の断面/死の断片」なる大仰なタイトルが付されている。 しかし並んでいる作品はほぼほぼ何時もの彼女らしい表現。 ただ会場の一角に{民芸}品、或いは 観光地土産の様な品が展示され、それをモチーフにした作品も ずらりと並んでいる。 それでもやはり…
特急列車の歴史を 写真主体、ちょっぴり模型、 オマケ程度に車輛部品で構成される展示も、 常のJRオンリーではなく 私鉄各社にも協力を仰ぎ、 広範に見せているのは斬新かも。 特急電車が寝台車に変貌する「583系」については 詳細な図説が添えられてい…
『ザ・ユージーン・スタジオ』は『チームラボ』のような 「アーティストチーム」とのこと。 まず目に入るのは部屋の中央に設えられた 大きな硝子の仕切りの中の一室。 寝室と思われる丸ごとが再現されており しかし一部は焼け焦げ、多くは白い塵に覆われてい…
移動の中途で時間がちょっとだけ空いたので 近くの施設に足を伸ばして見る。 場所は【東大本郷キャンパス】内の一角。 平日の昼下がりにもかかわらず、 館内はそこそこ人が入っている。 「東京大学創設140周年記念 国際共同特別展示」との副題も冠され ”人類…
特に「川崎高校」の卒業生ではないので、 「昭和の川崎」の部分に反応したんだが、 先の写真の比率が多い。 芳名帳の一番上のページには 卒業生らしい人の書き付けもあり、 随分と想い出にひたったのだろう。 しかし1927年以降の歴史だから 次第に戦時色が濃…
封切り六日目。 席数244の【CINE7】の入りは八割ほど。 巷間「呪われた『ローガン』家」と言われている。 祖父母や両親もそれなりに曰く付きな上に、 兄『ジミー(チャニング・テイタム)』はNFLを目前にして 膝の怪我でそれをふいに、 弟の『クライド…
本日初日。 席数284の【CINE5】の入りは七割ほど。 他人のコトはとやかく言えないが 原作未読で、 漫才師の書いた物語だから笑えるに違いなし なんて予見で観に来ると、大いに期待を裏切られた気分になる。 漫才の場面は過少でそれも断片的。 爆笑できる…
『マリメッコ』=フィンランド発のデザインハウス、は 以前勉強したこと。 本展はその中から 『パーヴォ・ハロネン/マイヤ・ロウエカリ/アイノ=マイヤ・メッツォラ』 の三名をピックアップ、「日本」をテーマにした作品を展開する。 並んでいるのは何れもカ…
「オルビス30周年記念」との副題が冠されているので てっきり化粧品に関する何かを扱っているのかと思ったら 豈図らんやさにあらず。 十四名のクリエイターの普段使いの品物の中に 「用の美」を見出そうとの趣向。 ちょっと{民芸}運動に似てるかも。 展示…
黄色いディスプレィが目にも鮮やか。 タイトルも「?」だが 入場してみればなんのことはない アートディレクター『北川一成』の作品が並ぶ。 で、ちょっと異色なのは 入って直ぐのスペースが物品の販売所になっていること。 彼がコンセプトやデザインを仕掛…
封切り後ほぼほぼ一ヶ月。 なのに席数155の【シアター4】は満員の盛況。 何が驚いたって、小学生の来場者が相当数いたこと。 前作とは違い、お子様達にも安心して見せられる内容ってこと? 〔銀魂〕に続く『福田雄一』の新作は やはり「少年ジャンプ」連…
計六名の作品が並べられ 大賞は『川崎祐』の〔光景〕が受賞も 自分的には『寺田哲史』の〔Pregnancy-中のできごと-〕がイチオシ。 被写体は彼の妊娠中の妻だろうか、 8月下旬の出産予定日に向かって次第に大きくなるお腹の 彼女の肢体や日常の行動が捉えら…
封切り四週目に突入。 席数190の【CHANTER-3】の入りは四割ほど。 日本でもアメリカ国内で連綿と続く 黒人への人種差別は割りと知られている。 なので本作、プロットを聞き タイトルを目にした時には、 良くある「差別モノ」かと見当を付けた。 しかし、…
「東京藝術大学若手芸術家支援基金」と付されている。 期間は11月10日(金)~13日(月) と極短。 なのでこの情報をキャッチできたのは運が良かったとも言える。 計110名の作品が並ぶ。 絵画にとどまらず、工芸や陶芸まで。 入札する気満々での訪問も 居並ぶ…
【B1F】で開催されている この時期恒例の無料の展覧会。 優秀賞七名、佳作十一名、 そして昨年のグランプリ受賞者『金サジ』の新作個展も。 優秀賞の中では『溝渕亜依』の〔ID〕が、 佳作では『宮下五郎』の〔WINDOWS〕が面白い。 前者はインス…
「次世代の気鋭アーティスト」との副題が冠され、 要は展示を兼ねた即売会。 出展作家は計十二名。 中には『冨田伊織』『森村智子』『高松和樹』『伊藤航』の名前が並び、 たしかに新進ではなく気鋭だなぁ、と 独りごちる。 金額も数万円~と、比較的取っ付…
本年10月1日をもって、 「トーキョーワンダーサイト」→「トーキョーアーツアンドスペース」に 名称を改めたらしい。 略して「TOKAS」って、なんかダサくね? で、恒例の”OPEN SITE”は ~11月26日(日)が「Part1」、 12月9日(土)~2018年1月28日(日)が「…
封切り十六日目。 席数97の【SCREEN1】は満員。 高齢の来場者が目立つのは 前作からの信奉者が多い証しだろうか。 実は自分は〔ブレードランナー〕を試写会で観ている。 それは関係者やマスコミ・プレス向けを除けば 一般向けの初回で、事前情報もほぼほぼ…
標題館はほんの一週間前のニューオープン。 テナントとして入っている施設も同様。 その為か館内は相当の混雑。 オマケにロビーが小さくって人で溢れ返っている。 通路も狭いし、トイレも数が少なくて常に行列状態。 ハレの場なんだから、もっとゆったりと設…
封切り八日目。 席数331の【シアター3】の入りは一割ほど。 「神の舌」を持つ料理人が居る。 その男『佐々木充(二宮和也)』は一度味わった料理はけして忘れず 寸分の差も無く再現することができる。 が、そういった天才肌にありがちな 他人を自分より劣…
同大の{染色分野}開設50年の記念展。 卒業生の中から主だった作品そのものの展示や 業績の写真展。 学校で学んだことは染色かもしれないけれど、 社会に出てからの活動は 映像だったり舞台だったりと幅広い。 中にはインダストリアルデザイン=バイク ま…
「Conditor alme siderum」との副題が冠されている。 【展示室3】には一切の仕切りが無く ただっぴろい開放的な空間が広がる。 そこに並んでいるのは とっても楽しい、布で創られた数々の造形。 写真からも明らか、形も色彩も 見ているだけで心が浮き立つよ…
会期は明日が最終日。 計五名の作品が展示。 『題府基之』の写真は以前にも観た記憶。 雑然とした情景は、現実と言うにはあまりにキッチュ過ぎる。 『石川竜一』の作品は沖縄のイマを改めて考えさせる。 暮らしの身近に、米軍の存在がどれほどの影を落として…
”クリエイションの未来展”の第13回は『清水敏男』監修による。 過去のこのシリーズは特定の個人に絞ってスポットライトを当てることはあまりなく、 内容もアートとはかけ離れた展示が多かったわけだが、 今回はそれを大きく覆す。 一木から切り出された作…
当ギャラリーも大変な混雑。 副題には「まわれ右脳!」とあり、 会場へ通じる階段を降りた先の壁には 来場者がポストイットに書いた感想が 一面に貼られている。 中には「右脳が刺激されました」などの文言が・・・・。 期待は高まるが。 展示されているのは…
会期は明後日が最終日。 そして今日の銀座界隈のギャラリーは 何処も人出が多い。 この陽気に誘われたせいか、 それとも他の要因があるんだろうか。 標題館とて例外ではなく 三々五々と人が入って来てそこそこの賑わい。 展示タイトルの「TERRENE」はラテン…
学生向けのアートアワードの表彰展。 今回が四回目らしいけど 賞の存在自体を初めて知る。 それしても、入り口で持ち物チェックがあったことには驚く。 アートイベントでは初めてじゃないか。 何の目的で?と、相当に訝るけど、もしや 『イヴァンカ』が来日…
封切り二週目。 席数201の【CHANTER-2】の入りは九割ほどと盛況。 いくらファーストデイとはいっても 昼下がりの上映回でこの混雑は凄いかも。 夜の回に至っては満員札止めだし。 今回も例によって邦題の付け方が良くない。 原題は〔MISS SLOANE〕。 アメ…
台風に刺激された前線の影響で、 東京地方は朝から強い降りに。 そんな中でも『上野の森美術館』で開催中の”怖い絵”は 凄まじい人気。 何処かで紹介されたんだろうか? 入場まで80分待ちのプラカードを持った係員さんが 列の最後尾に立っている。 傘をさし…