2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧
「前期」が東日本中心の展示だったので「後期」はてっきり西日本だと思っていたら、 なんのことはない「北海道」「甲信越」「北陸」とやはり同様の地域の写真が並んでいる。 それにしてもSLが走る姿は雪景色が似合うことといったらない。 吹雪をついて、も…
「シニカルな現実世界の変換の試み」との副題が冠されている。 『ソール・スタインバーグ』は二十二年前に物故も紙誌に多くの作品を残しているとのことで会場内にはかなりの数が溢れる様に並べられている。 風刺がぴりりと効いていて、シニカルな視点で斜め…
この時期恒例のチャリティ企画。今年のお題は「前掛け」。 しかも、家庭の主婦がしているようなお上品なものではなく、酒屋や八百屋のおじさんが昔よく締めていた無骨なアレ。 如何にも長持ちしそうで、ヘビーデューティにも耐えられそうな厚手の生地と頑丈…
入場してまず驚くのは、館内を斜めに横切って置かれている巨大な物体。 近寄って見ると、透明なプラスチックシートをセロハンテープで纏め、長大な直方体に形成している。 しかもそのテープの巻き方が几帳面。縦横がきっちり直線に揃っており、なんと配慮さ…
英語の副題が付いていて「Japanese Entertainers under the Pandemic」。 コロナ禍で踊り手も不便で窮屈な状態を囲っている。 ソロで踊る(中にはペアダンスもあるけれど)彼/彼女を人気のいない場所、主に自宅で撮影している。 写真家は『葛西亜理沙/南し…
封切り三日目。 席数489の【SCREEN12】の入りは五割ほど。 〔マトリックス三部作〕の公開から今年で十八年。世界は変容し、勿論、ショウビズに於いても例外ではない。 「#MeToo」や「多様性」が盛んに言われ、それが作品にも反映される。 その間にシリー…
封切り二日目。 席数244の【CINE6】の入りは三割ほど。 例によって実録もの。 主演の『マーク・ラファロ』は製作にも名を連ね、元々環境問題に関心の有った彼が「ニューヨーク・タイムズ」の記事を読み映画化を熱望、自ら『トッド・ヘインズ』に監督を依…
ここ暫くは若手のグループ展が多かったけど、今回は久方ぶりに収蔵作品展。 しかも「逆境をのり越える」との副題が付いている。 どうやらコロナ禍も意図すると共に、今回の画家たちが何れも病気や戦争等を乗り越えていること、加えて主題の「椿」自体が極寒…
今年は無事に招待券を入手できたので(笑)、意気揚々と会場に向かう。 ちなみに、一般の入場料は400円。 例年同様、他の有料展の半券でも入場可の為、館内の入りはまずまず。 場内には入選者の作品がずらりと並ぶ。 更に最奥のスペースには”シェル美術賞 ア…
”第15回 shiseido art egg”の第三弾は『中島伽耶子』。 彼女の作品は二年半ほど前に「(当時の)トーキョーアーツアンドスペース」で観た記憶。 今回同様、アクリル板を使った展示も、その時は漆黒尾の空間に流れるかそけき光を随分と美しいと感じた。 翻っ…
「SKY IV」との副題が付されているが、出展者は『重松駿/秋元貴美子/穴吹有希』の三名。 とすると、「Ⅳ」の意味するところは本展の回数ということか。 『穴吹有希』の作品は、何時か何処かで観た記憶。暗い中ではじける線香花火の火花を写した写真が幾枚も…
場所は【F棟1階】なのだが、【エキシビションルーム】だけを使用しこぢんまりと。 会期も12月11日(土)~14日(火)の四日間と短く、自分が訪問時に他の来場者の姿は無く。 案内も小さめだから、気づかぬ人がほとんどかもしれぬ。 『日比遊一』は写真家に…
封切り二日目。 席数143の【SCREEN9】の入りは五割ほど。 『エドガー・ライト』の新作は過去の{ホラー}や{スリラー}の名作へのオマージュとコラージュに満ち溢れる。 目立つところでも〔サイコ(1960年)〕〔キャリー(1976年)〕〔ポルターガイスト(1982…
会期は11月30日(火)~12月5日(日)のほんの六日間。 もっとも初日はプレス向けの招待日だったので一般の我々が行けるのは実質五日。 無料の展覧会も、事前予約が必要で、そのことに気付いたのは当日との体たらく。 でも、無事にチケットが入手できたと喜…
そうか、存命なら米寿なのだなと思う。 自分が幼い頃、さんざんテレビで見た彼が航空機事故で亡くなって、既に三十六年。 本展は「九ちゃん笑顔のふるさと」との副題を付け出身地である【川崎】の地で~12月26日(日)まで開催。 ディスコグラフィーは勿論の…
封切り二日目。 席数240の【SCREEN7】の入りは一割ほど。 『浅原ナオト』の原作は〔彼女が好きなものはホモであって僕ではない〕とのタイトル。 映画化にあたってそれを短く切ってしまったのにはどんな意図があるのだろうと、鑑賞前には勘ぐっていた。 と…
会期は11月24日(水)~28日(日)と極短。 それもあってか会場内はそこそこの入りで賑わっている。 入選者計十二名の作品が並ぶ。 勿論、幾人かの創作物にはそのモチーフやアウトプットを併せ、笑えるものが。 『羽田野皓紳』『大里淳』『乾真裕子』『花形…
【B1F展示室】で来年の1月23日(日)まで開催されている無料の展覧会。 館内にもフライヤーは置かれておらず、まるっきりノーマークだったのだが、ふとしたきっかけで知ることができ、これはラッキーと足を運ぶ。 「プリピクテ」は社会や環境問題をモチーフ…