RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

セピア色の品川 写真展@北二町会会館 2021年11月28日(日)

「品ケー」の「コミュニケーション・チャンネル」を見ていたら、イベント紹介のコーナーで目に留まる告知が・・・・。 思わず写メを。 会場は、名前からすると町会/自治会の集会場だろうか。 【旧東海道】と【北馬場参道通り】の交差点から直ぐの場所。 前に…

語りの複数性@渋谷公園通りギャラリー 2021年11月27日(土)

てっきり{アール・ブリュット}専門館かと思っていたら少し外れた方向性の企画展も開催されるのね。 もっとも根っこには共通の部分があるよう。 計八名の作品が並ぶも、今回の目当ては主に二人。 『小島美羽』は遺品整理の会社で整理や特殊清掃に従事。自宅…

〈上野〉の記録と記憶@東京都美術館 2021年11月23日(火)

~2022年1月6日(木)まで開催の無料の展覧会。 【ギャラリーA・C】で開催の”Everyday Life : わたしは生まれなおしている”は基本有料も、”ゴッホ展”の半券があれば無料とのことなのね。 入り口前の共通の受付で、入場方法の確認アリ。 何はともあれ標題展。 …

「Find your travel」@ポーラ ミュージアム アネックス 2021年11月21日(日)

当該館初の「チャリティオークション」にはタイトルもきちんと付されている。 入場して直ぐの左手には、お作法も記され入札額は最低20万円からの1万円単位。 随分と高いなと思ったが、出展の顔ぶれを見て納得。 『ヒグチユウコ』『ミヤケマイ』『渡辺おさ…

ゆうれいたちのソウマトウ-Phantom/Phantasmagoria@東京藝術大学美術館 陳列館 2021年11月23日(火)

標題館及び【正木記念館2階】で~11月27日(土)まで開催中。 会場内には多くの記録と記憶が詰め込まれているのだが、隅々まで目を配れば、思わぬ場所にちょっとした表現が隠されており。 窓の端にひっそりと少女が描かれていたり。まさしく「Phantom」か。 そ…

「新しい成長」の提起@東京藝術大学美術館 2021年11月23日(火)

【本館 展示室3、4】で~11月28日(日)まで開催中。 「ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト」なる副題が冠されている。 計十六組の作品が展示されパフォーマンス映像やインスタレーションが多目。 『中村裕太』の〔いかものの問題!〕や『遠藤麻…

坂口トモユキ 作品展@Sony Imaging Gallery 2021年11月21日(日)

「Midnight Logistics」との副題が冠されており、写っているのは長距離輸送のトラックとそれが走る高速道路。 後者の幾何学的な美しさは当然としても、前者のシチュエーションが頗る面白い。 普通であれば、道を疾走する姿を撮るだろうに、本展の作者はP.…

星野眞吾賞歴代受賞作品選抜展@UNPEL GALLERY 2021年11月21日(日)

「明日の日本画を求めて」との副題が冠されているが、それはさておき「受賞作品選抜」だけあってクオリティの高い作品が並んでいる。 計十一名の作品の中では、『田中武』の〔裏側(十六恥漢図シリーズ)〕がエロくてかなり好き(笑)。 「十六羅漢」を本歌…

モスル あるSWAT部隊の戦い@TOHOシネマズシャンテ 2021年11月21日(日)

封切り三日目。 席数224の【シャンテ-1】の入りは三割ほど。 邦題ではご丁寧に「あるSWAT部隊の戦い」と、解説ともつかぬ一文が付されているが、実際の主人公はタイトル通り舞台でもあるイラク第二の都市「MOSUL」。 冒頭シーンで流れるように…

アート/空家 二人@梅屋敷 2021年11月20日(土)

さて週末はどこに行こうかと各Webページを渉猟していた時に「大森・蒲田つーしん」で面白い書き込みを見つける。 へぇ。これはこれは! 以前、エディションNo.が増えると値段が上がって行くデジタルプリントの作品を観たけど、それと思想は同じかな? …

品川アーティスト7人展@スクエア荏原 2021年11月14日(日)

「品川区民芸術祭」の催しの一環。 会期は11月12日(金)~14日(日)の至極短期間。 https://www.shinagawa-culture.or.jp/hp/page000007400/hpg000007377.htm 区民広報には、要事前申し込みと書かれておりQRコードも添えられていたけれどたぶん大丈夫だ…

皮膚を売った男@チネチッタ川崎 2021年11月13日(土)

封切り二日目。 席数284の【CINE9】の入りは二割ほど。 冒頭のシーンで、物語のおおよその帰結の予想は付く。 実際のストーリーもそれに向かうように進み、思った通りね、とにんまり悦に入っていた。 が、終盤に繰り出された展開は予想の遥かに上を行くも…

恋する寄生虫@チネチッタ川崎 2021年11月13日(土)

封切り二日目。 席数154の【CINE9】の入りは二割ほど。 「ロイコクロリディウム」は蝸牛に寄生しその運動ニューロンを制御する。 最終的な宿主である鳥に捕食させるため見つかり易い形に外見を変化させ行動すらも変容させる。 たかが寄生虫とて侮れない好…

師弟、それぞれの写真表現@FUJIFILM SQUARE 2021年11月5日(金)

【写真歴史博物館】で~12月28日(火)まで開催中。 写真家の系譜にそんなに造詣は無いので、ここで示されている師弟関係がホントにあったのかどうかは自分には判然としないけど。 その総数十四組。 一例を挙げれば師弟とされる『桑原甲子雄』が撮った一枚、…

変わりゆく品川の風景@品川歴史館 2021年11月7日(日)

標題館は随分と以前に、一度だけ訪問したとの記憶。 その時は常設展だけで、たいした感慨は持たなかったけど今回は特別展を観に300円を支払い入場。 品川区に住んでから三十年ほどが経つけれど、やはり暮らしやすいし、これだけ永く居ればそれなりに愛着もわ…

日本のアートディレクション展 2020-2021 2021年11月6日(土)

@ギンザ・グラフィック・ギャラリー@クリエイションギャラリーG8 で、~11月30日(火)まで開催中。 前者では「会員作品」が、後者では「」が、夫々展示。 両の会場とも客の入りがまずまずなのは毎度のコト。 コロナ禍も週末の外出はさほど減ってはいない…

第24回写真「1_WALL」展@ガーディアン・ガーデン 2021年11月6日(土)

本日が会期最初の週末。 それもあってか会場には三三五五人が訪れる。 ファイナリスト五名の作品が展示され、グランプリの決定は11月10日(水)の公開審査による。 『阪東美音』の〔裸々〕はモデルとなった女性達に上は黒のタンクトップ、下はジーンズ場所は…

関口敦仁展@O美術館 2021年11月7日(日)

リーフレットには土日は事前予約制と書かれていたので、律儀にQRコードからサイトに飛んで予約を入れたのだが、いざ来て見ると皆々フリですっと入館している(勿論、検温と手指の消毒はアリだが)。 不要なら、当該サイトはクローズしておいて欲しかった。…

OPEN SITE 6@トーキョーアーツアンドスペース本郷 2021年11月3日(水)

タイトル通り、企画公募プログラムの六回目。 会期は[Part 1] 10月16日(土)~11月21日(日)[Part 2] 12月4日(土) ~2022年1月16日(日)となっており、展示だけではなく、時としてパフォーマンス等も行われる。 自分の訪問時にも このような予定になっており、…

Stories@Sony Imaging Gallery 2021年11月6日(土)

正式なタイトルは”ソニーワールドフォトグラフィーアワード 企画展”。 同賞を過去に受賞した中から四名を選びその作品を紹介するもの。 たまたまか意図したものかは知れぬが何れも女性。 『Alys Tomlinson』のモノクロームの作品はどこか『奈良原一高』を思…

フォト・ジャーナリスト W. ユージン・スミスの見たもの@FUJIFILM SQUARE 2021年11月5日(金)

「写真は真実を語る」との副題が冠されている。 最近何かと話題の『ユージン・スミス』の写真展は本日が初日。 情報は随分と前に仕入れ、しかし各所で取り上げれるようになると混雑するだろうと訪問をタイミングを計っていた。 今日は近隣で時間がぽっかり空…

Which Mirror Do You Want to Lick?(どの鏡を舐めたい?)@東京藝術大学美術館 陳列館 2021年11月3日(水)

サブタイトルは「デザインにおける虚構と現実の狭間」。 タイトルや趣旨を含め、よく解らんことが書き連ねられているが展示そのものは頗る面白い。 例えば【1階】入って直ぐ右手のスペースに展示されている〔DUNE〕。 勿論、只今『ドゥニ・ヴィルヌーヴ…

上原利丸退任記念展@東京藝術大学美術館 2021年11月3日(水)

サブタイトルは「本友禅染の多様性と独自性」。 【本館展示室3、4】で~11月7日(日)まで開催中。 {友禅染}と聞くと自分の中では鮮やかではあるもののなんとなく古臭いイメージがあった。 しかし掲載されているポスターを見ると その艶やかさは期待を裏切…

写真新世紀展 2021@東京都写真美術館 2021年10月30日(土)

優秀賞七名と佳作十四名の作品と昨年のグランプリ受賞者『樋口誠也』の個展”super smooth”が併催。 中では『宮本浩希』の〔1/456,533〕がその発想を含め面白い。 占いコーナーに書かれている本日のラッキーワードやラッキーアイテムを撮影、それがランダムに…

そして、バトンは渡された@TOHOシネマズ川崎 2021年10月31日(日)

封切り三日目。 席数542の【SCREEN5】の入りは三割ほど。 冒頭、主要な四人の登場人物が紹介される。ただこの時点では、各人の関係性はもやっとして杳とは分からない。 『森宮壮介(田中圭)』と『優子(永野芽郁)』の父娘は随分と仲が良さそう。 どうや…