RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

#映画レビュー

月の満ち欠け@109シネマズ川崎 2022年12月3日(土)

封切り二日目。 席数172の【シアター4】の入りは八割ほど。 『東野圭吾』原作による〔秘密(1999年)〕は印象的な一本だった。 亡くなった妻の意識が、高校生の娘に宿り、しかし次第に元々の娘の意識が交互に現れるようになり、やがては・・・・との流れ…

グリーン・ナイト@TOHOシネマズシャンテ 2022年11月26日(土)

封切り二日目。 席数224の【シャンテ-1】は満席の盛況。 「アーサー王伝説」は西洋の人々には膾炙しているフォークロアも本邦ではやはり仔細に知る人は過少では。 かくいう自分も「魔術師マーリン」や「騎士ランスロット」または「聖杯」等の概略は認知…

母性@チネチッタ川崎 2022年11月23日(水)

本日初日。 席数244の【CINE6】の入りは八割ほど。 『リチャード・ドーキンス』は〔利己的な遺伝子〕の中で遺伝子の振る舞いについて書く。 生物は遺伝子の乗り物(ビークル)であり、自己の、或いは自身の属するグループの遺伝子の複製を残すための最適…

ある男@109シネマズ川崎 2022年11月19日(土)

封切り二日目。 席数246の【シアター1】の入りは三割ほど。 予告編や宣伝の惹句からは、〔嘘を愛する女(2018年)〕の類似のプロットとの受け取り。 長年連れ添い、子まで成したパートナーの突然の死が契機となりその人物の経歴が、聞かされていたものと…

ザ・メニュー@チネチッタ川崎 2022年11月19日(土)

封切り二日目。 席数244の【CINE7】の入りは三割ほど。 嘗てスペインに在った『エル・ブジ』は席数五十ほど、営業は4~10月の半年のみの三ツ星レストラン。 シーズンごとにメニューが変わるため、同じ料理は二度と出されず、客は最初に厨房に案内され、見…

あちらにいる鬼@109シネマズ川崎 2022年11月12日(土)

封切り三日目。 席数89の【シアター8】の入りは三割ほど。 居るよなぁ、特定の女性層を磁石のように引き付けるこの種の男性って。 この磁石はN極・S極のように更に二つの属性に分けられ、片方はそれに気づかず、却って周囲をやきもきさせるタイプ、もう…

窓辺にて@109シネマズ二子玉川 2022年11月5日(土)

封切り二日目。 席数155の【シアター1】の入りは五割ほど。 愛しているハズの妻の浮気を知っても、怒りや嫉妬の感情が湧いて来ない自分に戸惑う男は〔ドライブ・マイ・カー〕でも描かれたコトの発端。 かと言って、意趣返しに自身も浮気に走るでもなく、…

MONDAYS@チネチッタ川崎 2022年10月29日(土)

封切り二日目(一部劇場では10月14日~先行公開)。 席数191の【CINE10】の入りは四割ほど。 今となっては日本を代表する超大企業の会長に納まっている方も二十数年前は一介の部長職だったわけで、ご当人と酒の席で話している時に週休三日になったら何曜…

天間荘の三姉妹@109シネマズ川崎 2022年10月29日(土)

封切り二日目。 席数118の【シアター3】の入りは三割ほど。 「天間荘」は天上と地上の狭間に在る古風な宿屋。 そこは臨死状態にある人の魂が辿り着き、疲れを癒しながら、天上に旅立ち死を迎えるのか、それとも地上に舞い戻り再び生きる決意をするのかを…

夜を越える旅@チネチッタ川崎 2022年10月23日(日)

封切り三日目。 席数138の【CINE3】の入りは三割ほど。 『小泉八雲』の〔骨董〕に収められた怪談の中の〔茶碗の中〕と題された一編。 特徴的なのはその終わり方で、突然途切れたように、ぽ~んと投げ出された終幕を迎え、その後については、読む者の想像…

いつか、いつも……いつまでも。@チネチッタ川崎 2022年10月15日(土)

封切り二日目。 席数154の【CINE9】の入りは二割ほど。 ハートウォーミングなラブストーリー。偶然手にした一枚の写真に写っていた女性に恋し、たまさか彼女が目の前に現れたことからすったもんだがあり、最後は大団円を迎える、との。 プロットそのもの…

もっと超越した所へ。@TOHOシネマズ川崎 2022年10月15日(土)

封切り二日目。 席数335の【SCREEN6】の入りは二割ほど。 ここに四組のカップルが居る。 年齢はばらばら、住んでいる所も職業も異なり、一見何の関係性も無いようには思え。 しかし、ここには女性の方はしっかりと生計を立てているのにかかわらず、一緒に…

千夜、一夜@109シネマズ川崎 2022年10月9日(日)

封切り三日目。 席数118の【シアター5】の入りは三割ほど。 その島を初めて訪れた作家が、その大きさに驚き、小説に書き残している。 作家の名前は『太宰治』、小説のタイトルは〔佐渡〕。 まぁ無理もない。東京23区よりもなお大きい面積の島が日本海にぽ…

マイ・ブロークン・マリコ@TOHOシネマズ川崎 2022年10月2日(日)

封切り三日目。 席数240の【SCREEN7】の入りは二割ほど。 直近で公開された〔やがて海へと届く〕に近似のテイスト。 それは仄かに香る「百合」であり止めようもない喪失感であり{ロードムービー}らしい、移動と出会いを経た再生。 とは言え本作、内包し…

秘密の森の、その向こう@109シネマズ川崎 2022年9月23日(金)

本日初日。 席数118の【シアター5】の入りは三割ほど。 〔燃ゆる女の肖像(2019年)〕の監督/脚本の『セリーヌ・シアマ』の最新作との触れ込み。現時点での評価は「IMDb」で7.4、「Metascore」でも93と、極めて好評。 とは言え、73分の極短尺。登…

よだかの片想い@109シネマズ川崎 2022年9月23日(金)

本日初日。 席数118の【シアター3】の入りは二割ほど。 ただ一部劇場では、一週間前から先んじて上映されているようなので、『松井玲奈』ファンは、そちらで観ているかも。 『島本理生』原作の映画化は〔Red(2020年)〕が噴飯モノの内容だった以外は、〔…

LAMB/ラム@チネチッタ川崎 2022年9月23日(金)

本日初日。 席数191の【CINE10】の入りは七割ほど。 今日が23日、且つ、他の劇場での上映があまりないことからの入りか。ちょっと吃驚してしまう。 日本でも昔から「件」の存在が巷で噂に上る。 人面牛体の妖怪で、生まれると直ぐに死んでしまうのだが、…

ヘルドッグス@TOHOシネマズ川崎 2022年9月19日(月)

封切り四日目。 席数240の【SCREEN7】の入りは四割ほど。 直近で「潜入捜査官」と言えば、どうしても〔土竜の唄〕を思い出す。 原作がどうかは知らぬが、映画版は『宮藤官九郎』脚本だけあり、お馬鹿でお下品なギャグが満載の三部作。 とは言え、その中で…

沈黙のパレード@109シネマズ川崎 2022年9月18日(日)

封切り三日目。 席数349の【シアター6】の入りは八割ほど。 タイトルを見て、更に予告編を十数度観て、ああこれは〔オリエント急行殺人事件〕のパターンだなと検討を付ける。 が、それでは、実際にはトリックや構成の三割程度しか予想できてはおらず。 さ…

LOVE LIFE@TOHOシネマズ川崎 2022年9月10日(土)

封切り二日目。 席数142の【SCREEN1】の入りは二割ほど。 少し前に流行った{楽曲インスパイア系}も、最近はあまり目にしないなと思っていたら、本作のようなカタチで繰り出されるとは、完全に意表を突かれた。 『矢野顕子』の〔LOVE LIFE〕は聴いたこと…

グッバイ・クルエル・ワールド@TOHOシネマズ川崎 2022年9月10日(土)

封切り二日目。 席数112の【SCREEN8】の入りは三割ほど。 先日、「NHK」の〔ファミリー・ヒストリー〕を見ていて、『麿赤兒』⇒『大森立嗣』『大森南朋』の系譜を知りかなり驚く。 なるほど、なので監督の作品にはこの二人が度々出演しているのだなと納…

ブレット・トレイン@TOHOシネマズ日比谷 2022年9月4日(日)

封切り三日目。 席数456の【SCREEN1】の入りは八割ほどと盛況。 ほんの少し前までは「世界一運の悪い男」の称号は『ジョン・マクレーン』の独壇場だった。 何故か行く先々で事件に巻き込まれ、「なんで俺がこんな目に・・・・」とぼやき身体もボロボロに…

地下室のヘンな穴@チネチッタ川崎 2022年9月3日(土)

封切り二日目。 席数284の【CINE5】の入りは四割ほど。 最早中年の一組の夫婦が郊外の一軒家を購入する。それは初めて持つ、自分達の城。 月々のローンや二人住まいには広すぎる難点はあるものの、その家が持つ一風変わった特色を気に入ってのコト。 それ…

この子は邪悪@チネチッタ川崎 2022年9月3日(土)

封切り二日目。 席数290の【CINE4】の入りは二割ほど。 「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2017」準グランプリの映画化と聞く。 過去、〔嘘を愛する女〕〔ルームロンダリング〕〔ブルーアワーにぶっ飛ばす〕〔ゴーストマスター〕〔水上のフライト〕〔哀愁…

異動辞令は音楽隊!@TOHOシネマズ日比谷 2022年8月28日(日)

封切り三日目。 席数120の【SCREEN8】はほぼほぼ満席。 けして「貴種」とは言えないけれど、これも一つの「流離譚」。 実績はあるものの、捜査現場で傍若無人に振る舞い過ぎた刑事が、それを咎められ、左遷の憂き目に遭う。 流される先は、180°畑違い…

NOPE/ノープ@109シネマズ川崎 2022年8月27日(土)

封切り二日目。 席数118の【シアター5】の入りは五割ほど。 『ジョーダン・ピール』の新作は、どうレビューを書いてもほぼほぼネタバレになってしまうので、ココは開き直り、一種の{バスターズ}モノとのっけから言いきってしまう。 とは言えその対象が…

アキラとあきら@109シネマズ川崎 2022年8月27日(土)

封切り二日目。 席数172の【シアター4】の入りは六割ほど。 珍しく、原作既読。 なので映画化の報に接した時に、例えば「集英社文庫」であれば上巻:382ページ、下巻:335ページの長編を、どのように二時間程度の尺に納めるのか、自分なりにおこがましく…

サバカン SABAKAN@TOHOシネマズ川崎 2022年8月20日(土)

封切り二日目。 席数335の【SCREEN6】の入りは三割ほど。 あることをきっかけに過去の記憶が蘇えり、それを元にした小説をモノするのは『マルセル・プルースト』の〔失われた時を求めて〕に代表される仕掛け。 もう一つ、今は売れなくなってしまい家族に…

バイオレンスアクション@109シネマズ川崎 2022年8月20日(土)

封切り二日目。 席数127の【シアター2】の入りは五割ほど。 本作のフライヤーには「ふわふわヒットガール」なる惹句が書かれているが、「ヒットガール」=『ミンディ・マクレイディ』であり、《キック・アス(2013年)》で彼女を演じた当時十三歳の『クロエ…

TANG タング@109シネマズ川崎 2022年8月11日(木)

本日初日。 席数172の【シアター4】の入りは八割ほど。 監督の『三木孝浩』は原作ありモノ、とりわけ少女漫画を底本にした映画化についてはそつなくこなす、所謂「職人」の印象。 直近ではやや異種な、《夏への扉 -キミのいる未来へ-》のようにSFの名作…