#その他芸術、アート
三つの「退任記念展」がほぼ同時期に開催されているうちの一つ。 展のタイトルは”すべてが庭になる~人の居場所をつくる”。 作者のデザインは、小は家具、中は家、大はパブリックスペースや都市そのものと広範囲に及ぶ。 それを「構想」と「実践」に分け【1…
今年が川崎市制百年とのことで、関連行事が多く行われ、本展もその一環。 「川崎市大山街道ふるさと館」でも展示は行われるよう。 事前告知では「川崎市の100年の歩みを回顧」とされているのでどのような内容かとワクワクしながら足を運べば、何のことはない…
「過去を探って、未来を見つける」との副題が付いている。 展示テーマは六つあり、夫々の視点に沿った過去に発売されたり世に問われたプロダクトがあるモノは写真で、あるモノは実物の展示で紹介される。 我々の世代からすれば懐かしいモノたちのオンパレー…
「TOKAS Project Vol. 7」の展示。 『尾花賢一、プレワンガン・スタジオ、ランガス・ウェンギ』の三名の作品が並んでいる。 中では『尾花賢一』の〔遠く、眺める/じゃがたらお春の物語〕に鑑賞のほとんどの時間を使う。 {インスタレーション}とされている…
「@新宿歴史博物館」の”いろいろなモノ これは何でしょう”と近似のコンセプトかもしれない。 「鉄道博物館」の所蔵資料の中から来場者が「驚(おどろき)」を感じる(と、学芸員が想定した)広範囲の資料が並ぶ。 この季節らしい「青春18きっぷ」関連や、列…
ポスターにも自画像があしらわれている『李叔同』は1911年に同大を卒業した初の中国人留学生とのこと。 その後、多くが巣立っているわけだが中途「第一次世界大戦」「太平洋戦争」をもはさんでいるわけで。 【一階】の展示は戦前までの卒業生数十名の自…
これはユニークな展覧会。 館が所蔵する昔の物品を展示するのは多くあれど、その中から「珍しい」ものをセレクトし並べている。 例えば「牛乳瓶のふたあけ」は実際に小学校で使われていたもの。脇には年代別に「知っていた」「知らなかった」と来場者がシー…
展示そのものは、なんのことはない。明治期~2010年代までの資生堂の商品が平台に並ぶ。 ただその数は半端ない、200ほどは大きさも色も形状も様々。 そして年代ごとに纏められたそれらを見て行くと、不思議なコトにまざまざと往時の記憶が蘇る。 自分…
本日初日。が、来場者は過少。 写真と、それに添えたキャプションで市内のとりわけ駅周辺の今昔を振り返るお馴染みの企画。 ただ、写真の数は少なく中央のテーブルも会報誌の展示のみとなっており、加えて年代も昭和四十七年が最後。 戦前~復興の営みは重め…
確か二年前の年の瀬にも同内容の展示があった。 サブタイトルは”集めてつなごう 日本のデザイン”。 クリエーターたちが日本国内をリサーチし、これは!と感じたデザインをピックアップしプレゼンする。 今回とりわけ興味をそそられたのは、『永積崇』による…
「機関車」との単語に惹かれての訪問も、「蒸気」が付いたモノと限定はされてないのね。 「貨車」「客車」を牽引する車両の総称で、「蒸気」に加え「ディーゼル」「電気」も。 本展では後者二つがメインに取り上げられ、且つ写真を併用したパネル展示が主。 …
4月21日(日)~のリニューアルオープン。 「記念企画展」として”品川を彩る名品たちー品川歴史館浮世絵コレクションー”が開催されており。これは行くべし、と勇躍向かう。 前期:4月21日(日)~5月6日(月)中期:5月8日(水)~6月2日(日)後期:6月4日…
以前にも似たような展示があったとの記憶。六年近く前だろうか。 その時の『和宮』のエピソードが今回もやはり使われている。 また「宿場」をテーマにしたものも同様。五年ほど前にも。 展示は写真とそれを改設するパネルで少々、寂しい。 会期は~5月26日(…
既に終了した展覧会。【S】での会期は~3月4日(月)、【銀座】での会期は~3月2日(土)。 共に「キヤノンギャラリー50周年企画展」。 「奇想」と書かれてはいてもそれは傍から見た感想であって、当事者にとってみれば順繰り順繰り回って来る当たり前に在…
「ポスターと家具の競演」とも書かれている。 【BAG+1】はそのものの展示、【BAG+2】は関連するものも含めポスターの展示と即売。 やはり、タイトルにも示されている通り、【BAG+1】での展示は面白い。 家具とそれに合わせたポスター、加えてウイットに富ん…
元々この周辺には二つのゴジラ像。 一つは【シャンテ】の対面。 日比谷ゴジラスクエア もう一つは【TOHOシネマズ】のロビー TOHOシネマズ日比谷ロビー 夫々は世代が違っていたり。 で、今回は期間限定で【東京ミッドタウン日比谷】の敷地内。 ちょっ…
類似の企画は、名称は違えども過去にも有った記憶。 地方自治体や教育機関、企業とのコラボレーションの成果発表と週末を中心にワークショップ等も予定されているとのこと。 【本館 展示室3・4】の広いスペースにそうして生み出された作品や結果の報告が所狭…
何週か前の「NHK 歴史探偵」は江戸時代の「旅」を取り上げていた。 本展で並べられているのは、まさしくその時に紹介された旅の小物やその様子の数々。 タイトルは400年の長きを示しているものの、展示内容は幕末~明治維新期に収斂しているので、余計…
一般の入場料は100円。 自分の『芥川』体験は父親が買い与えてくれた〔芥川龍之介名作集〕。「偕成社」の「(少年少女向け)現代日本文学全集」ながら〔地獄変〕や〔海のほとり〕〔河童〕までもが収録されており、ホントに子供向け?と、今となっては思う。 …
「ともに歩んだ150年」とは書かれているが鉄道開業からの節目の年は、確か昨年だった記憶。 とは言え、制服好きには堪らん展覧会だろうか。 一方、制服の着用は「鉄道営業法(1900年公布)」で義務付けられているとは驚きの事実だし。 表に出ている車掌さん…
サブタイトルに”関東大震災から100年”とあるように、節目の年とのことでここでも関連展の開催。 写真や地図、絵画、文物で、被害~救助活動~復興を語り、特別展として【百人町】に住んだ日本画家『町田隆要』の描いたポスターも展示。 勿論、震災そのものは…
英文タイトルの脇に”小杉幸一 グラフィックパーク”と付されている(笑)。 同氏はアート/クリエイティブディレクターとのことで広告デザイン、キャンペーン、CIデザイン、ブランド開発と八面六臂の活躍ぶりとのこと。 館内には、そうした過去のワークスが所…
”資生堂のクリエイティブワーク Series.1 ”が正式なタイトルか。「1970年代の資生堂雑誌広告から」とも添えられており。 「Series.1」とされているからには、今後も同様の企画がおりにふれ展開されるのだろう。 館内には往時の(雑誌に掲載された)広告が多…
「アンリアレイジ」自体は自分とはあまりに無縁のファッションブランド。 館内には洋服も展示されプライスカードも置かれているがその金額を目にすればば細い目がまん丸になってしまうほど。 じゃあ目当ては?と言えば「ライゾマティクス」による映像協力。 …
時間が空いたので、あまり期待もせずにふらっと立ち寄ったのだが、なかなかどうして興味深い展覧会。 「詩人」とは言いながら、我々の世代の多くが知っている歌謡曲の歌詞を書いている。 〔赤城の子守唄〕〔湖畔の宿〕あたりだが、やはり直近の「朝ドラ」で…
ちょっと前に確認した時は案内が無かったのに、一昨日改めて美術館のイベントページを見たら告知されているのに気づく。 【陳列館1階】での展示は「パンク」。 自分達の世代であれば、ほぼほぼ同時代で『セックス・ピストルズ』からの幾つかのバンドになろ…
「ヨドバシカメラ」のTVCMで「まあるい緑の山手線♪」と歌われているけど、知識・情報系の番組を見れば西半分と東半分は別の区間であり更に東半分は上下で分かれていることは多くの人が知るところ。 本展は「山手線」がどのような経緯で今の形になったの…
サブタイトルにあるように「1834(天保5年)~1940(昭和15年)」までの新宿の歴史を浮世絵と写真、古地図で振り返る。 浮世絵は『広重(初代/二代)』が数点。 古地図は量は多いもののつぶさに見て行かないと全体像が掴めないのが難点。 勿論、中には「淀橋…
このギャラリーは音楽をテーマにしたイベントが好きなのだろうか。今回は「Jazz]。 【BAG+1】に入ると、 正面には「JBL]のスピーカーに「BRAUN」のプレーヤー。おお!と思ったが、実際に鳴っているのは違うのね。 壁一面に、名盤と言われるLPレコードのジ…
”「出版屋」から生まれた夢二ブームの原点”とのサブタイトル。 「龍星閣」は千代田区内にある出版社とのことで創業者が『夢二』作品を精力的に蒐集、とりまとめ出版をしたことでブーム再燃に繋がった、とは館内の掲示にもあり。 原画や肉筆画の展示は過少乍…