2017-01-01から1年間の記事一覧
封切り十五日目。 席数380の【シネマ4】の入りは二割ほど。 日本での評価とアメリカでの評価が これほど相反する作品も珍しいかも。 彼の国では、特に批評家の多くはほぼ絶賛に近く、 「Metascore」では86の高得点を叩き出している。 たぶん このシリ…
この季節恒例の企画は、 本日が最終日。 即売を兼ねた展示会は、やはり 場内はかなり閑散としている。 それでも大方の作品は 一点が数万円~とのプライスなので 『大槻香奈』のそれを始めとして 幾許かの赤丸シールが付されているのは、 年末のこの時期、目…
”前期”の充実度合いに ”後期”の来場を即断、しかし なかなか時間の都合が付かず、ラス前での訪問と相成った次第。 今日と言う日にちのせいなのか、 それとも展示内容の為か、 前回とはうって変わって 会場内はかなり閑散としている。 で、驚いたコトには、【…
封切り四週目。 席数107の【CINE1】は満員の盛況。 第一作と第二作は「PG12」のシバリが。 本作はそれが外れ、その分、エロとバイオレンスの要素が薄くなっている。 勿論、特に殺陣のシーンでそれなりの工夫はされているけれど。 第一作を観た時に「日本…
本日初日。 席数244の【CINE7】の入りは二割ほどとかなり寂しい。 客層は事前の予想通り、 主演男優二人目当ての若年女子、或いは 母親が娘連れ、が多いものの、 たぶん彼女等にとっての本番は明日の舞台挨拶の回だろうから。 なので、ちらほらと散在する…
「知られざる移民写真家の物語」との副題が付いている。 プロフィールを読むと明治時代の終り頃に生まれ 太平洋戦争の前に移住をしている。 開拓そのものの苦難は勿論、戦中・戦後の苛酷さについても 折に触れて耳目にするところ。 しかしそんな中でも日々の…
「spiral take art collection 2017」とも 「クリエイティブ業界屈指の ”目利き” が選ぶ、セレクテッドアートフェア開催!」 とも書かれている。 12月15日(金)~18日(月)が前期、 12月20日(水)~25日(月)が後期。 目利き≒ギャラリーなワケで、 要は毎年…
【1階展示室1B】で開催中。 ”安藤忠雄展”や”新海誠展”からの流れだろうか 場内はそこそこの人の入り。 一般の入場料は400円だが、招待券を頂いた。 って、今年は例年以上に多くの場所で招待券が配布されていたのを目にし、 これらな何処でも何時でも入手でき…
恒例の”博士審査展”。 実際は校内の到る所に作品が展示されているんだけど 自分が観たのは標題館のみ。 それでも今年は、随分と粒揃いの印象。 代表例として 『円井テトラ』の作品。って まさかこれ本名じゃないよね?『○い□』?。 実に洒落のめしている。 …
本日初日。 席数97の【SCREEN1】の入りは八割ほど。 泣ける泣けると事前の煽りは相当なのに 蓋を開けて見れば羊頭狗肉、いったいどこが?と訝る作品が多い中、 標題作は本当に泣ける。 まぁこちとらイイ歳をしたおぢさんなので、人前で泣きたいわけではな…
前は幾度となく通っているし、 その威容は限りなく目にしている。 しかし、中に足を踏み入れた事は無く 如何せん、田舎の出なものだから。 それでも、日本史の教科書には必ず載っている、 〔大政奉還〕や〔江戸開城談判〕の画が納められている場所 程度の知…
恒例のチャリティー企画、 今年の素材は靴下で、 167名のクリエーターが参加。 で、その靴下も、ただの靴下ではなく、 「大阪の小さな工房で生まれた」との副題が付く名称は なんと「つつした」。 要は筒の様な形状、ってことかな。 足型に填められている…
封切り十日目。 席数121の【シアター3】は満員。 以前にも書いた通り、 〔ハガレン〕は連載開始時から追い掛けていた。 なので映画化についての驚きは、 おそらく、世間の他の人と同じ。 この遠大な物語を 二時間ちょっとの尺に収めることは土台不可能。 …
封切り二日目。 席数345の【シアター6】は満員の盛況。 予告編を見る限りでは 何処かで見聞きしたことのあるエピソードや表現、 例えば「イザナギ・イザナミ」の神話、 〔千と千尋の神隠し〕の特定シーン、 〔スターウォーズ〕のクリーチャー、 などなど…
この時期吉例の企画。 来年の干支をフィーチャーした 即売を兼ねた展示会。 結構な人で賑わっているなと思ったら、 ”犬のポンポンを作ろう!”とのイベントが開催中だったのね。 お題が「犬」と言うコトで 親しみのある愛くるしい表現が多く見受けられ、 その…
『澁澤龍彦』の著作は好きで何冊か持っている。 なので本展のサブタイトル「異端から生み出される聖なるもの」には かなりの違和感を感じる。自分の嗜好って異端なの? 頽廃と美は表裏だと思うし 聖にしたってそれは同様だろう、 もっとも、自ずと好き・嫌い…
一般の入場料は300円も、 新聞に付いて来た割引券を持参し150円で入場。 【2階特別展示室】は三々五々の入場者で 女性の比率が高いかも。 タイトルにあるように、明治・大正から昭和の初めまで 主に輸出用に作成された、しかし日本古来の技法や素材による逸…
封切り九日目。 席数122の【SCREEN11】は満員の盛況。 一言で表現すれば、 泣ける映画。 それは主演である子役『マッケナ・グレイス』の演技によるところが大きい。 撮影当時は十歳くらいか。 それが七歳の『メアリー・アドラー』を演じる訳だが 兎に角、…
封切り二週目。 席数73の【SCREEN12】の入りは八割ほど。 中高年の女性の姿が目立つが 主演の男優目当てか、それとも『市村正親』のファンだったりして。 失敗することの多い演劇作品の映画化も、 こと本作に限っては『キサラギ』同様上々の出来。 はばは…
【ギャラリーB】で開催されている標題展は無料。 【A/C】での近似タイトル”現代の写実”は有料(若しくは”ゴッホ展”の半券で無料)。 折角足を伸ばした上野のお山だけど、 吝嗇さを発揮して無料展だけを楽しませて貰うことにする。 小さい頃はしょっちゅ…
【陳列館】と、その周辺の【大学構内】にも複数点が置かれているので 見逃さないようにしないと。 しかしステンレスで造られたこれらの物体は 継ぎ目も見当たらず表面は滑らか。 それでいて有り得ない形にのたくっている。 ある物は下から巻き上がるような渦…
「生の断面/死の断片」なる大仰なタイトルが付されている。 しかし並んでいる作品はほぼほぼ何時もの彼女らしい表現。 ただ会場の一角に{民芸}品、或いは 観光地土産の様な品が展示され、それをモチーフにした作品も ずらりと並んでいる。 それでもやはり…
特急列車の歴史を 写真主体、ちょっぴり模型、 オマケ程度に車輛部品で構成される展示も、 常のJRオンリーではなく 私鉄各社にも協力を仰ぎ、 広範に見せているのは斬新かも。 特急電車が寝台車に変貌する「583系」については 詳細な図説が添えられてい…
『ザ・ユージーン・スタジオ』は『チームラボ』のような 「アーティストチーム」とのこと。 まず目に入るのは部屋の中央に設えられた 大きな硝子の仕切りの中の一室。 寝室と思われる丸ごとが再現されており しかし一部は焼け焦げ、多くは白い塵に覆われてい…
移動の中途で時間がちょっとだけ空いたので 近くの施設に足を伸ばして見る。 場所は【東大本郷キャンパス】内の一角。 平日の昼下がりにもかかわらず、 館内はそこそこ人が入っている。 「東京大学創設140周年記念 国際共同特別展示」との副題も冠され ”人類…
特に「川崎高校」の卒業生ではないので、 「昭和の川崎」の部分に反応したんだが、 先の写真の比率が多い。 芳名帳の一番上のページには 卒業生らしい人の書き付けもあり、 随分と想い出にひたったのだろう。 しかし1927年以降の歴史だから 次第に戦時色が濃…
封切り六日目。 席数244の【CINE7】の入りは八割ほど。 巷間「呪われた『ローガン』家」と言われている。 祖父母や両親もそれなりに曰く付きな上に、 兄『ジミー(チャニング・テイタム)』はNFLを目前にして 膝の怪我でそれをふいに、 弟の『クライド…
本日初日。 席数284の【CINE5】の入りは七割ほど。 他人のコトはとやかく言えないが 原作未読で、 漫才師の書いた物語だから笑えるに違いなし なんて予見で観に来ると、大いに期待を裏切られた気分になる。 漫才の場面は過少でそれも断片的。 爆笑できる…
『マリメッコ』=フィンランド発のデザインハウス、は 以前勉強したこと。 本展はその中から 『パーヴォ・ハロネン/マイヤ・ロウエカリ/アイノ=マイヤ・メッツォラ』 の三名をピックアップ、「日本」をテーマにした作品を展開する。 並んでいるのは何れもカ…
「オルビス30周年記念」との副題が冠されているので てっきり化粧品に関する何かを扱っているのかと思ったら 豈図らんやさにあらず。 十四名のクリエイターの普段使いの品物の中に 「用の美」を見出そうとの趣向。 ちょっと{民芸}運動に似てるかも。 展示…