美術
四十点ほどの作品が並ぶ。 「パリは時間の浪費がチケットの代わりになる劇場だ。」との作家の言が掲げられている。 その言葉通り、パリの街角のスナップ然とした写真は、何れも物語りの場面を一つ切り出したかのよう。ドラマチックでユーモラス。 そうしたシ…
「ポスター、アニメーション、イラストレーション、舞台」とサブタイトルにある。 館内を埋め尽くすのは多数のポスター。色調は全体的に暗めで、線は太く描写は重厚。 作家の出身地の往時の体制が、影響しているのかも。 【一階】は演劇がメイン。 『シェー…
会期は二つに分かれ~3月15日(日)が「前期」の標題展。3月20日(金)~4月19日(日)が「後期」で展のタイトルは”存在の境界”。 展示は『中平美紗子、林樹里、松延総司』の三名。 経歴を確認すると『林』は「藝大」で{保存修復日本画}専攻のよう。 なる…
”はこふぃぐめんと”とのタイトルが冠されているなかなかにユニークな展覧会。 制作過程がふるっている。 先ずは食品等の空き箱でミニチュアを造る。それは店先だったり、建物の中だったり。 勿論、容器の元々の出自を援用するのがミソ。「紀文」の「おでんの…
「武蔵野美術大学日本画学科卒業生 グループ展」とされている。 展示されている作家三名の略歴を確認すると、2020~2024年の卒業なので、何れも「卒展」では目にしているハズ。 そのうち『沖綾乃』の作品は「旧)Bunkamura Gallery」でも観て印象に残ってい…
エレベーターで【3F】に上がり、”POP-UP Exhibition 浮世絵Select 展”を楽しむ。 『歌川広重』による〔東海道五十三次〕のうち、三十三枚が並ぶ。 「日本橋」から始まり「二川(愛知県豊橋市」まで。 いつものことだが、顔をくっつけるように観られるのは…
前回の訪問からはほぼ一年振り。 今日の目当ては二つあり。 受付も、入り口直ぐからやや奥まった場所に移動している。 来意を告げ入館証を受け取り、服の見える所に装着する。 受付の対面の壁には『ピカソ』の版画作品が並ぶ。 そののち、『三島喜美代』によ…
展覧会のタイトルは”廃材から生まれたいきものたち”となっている。 おや、品川区と縁があったかしら?と思っていたら、開催の辞には「年に一度お届けする「環境」を見つめなおす作品展」と書かれている。 なるほどそれなら彼女の作品はうってつけ。一種の「…
写真展のタイトルは”PERSONA―坂東玉三郎”。 作者は五年前に七十五歳で物故している。 作品が撮られた年月を確認すると、全てが1976年、『玉三郎』二十六歳の年。 既に『海老蔵』『片岡孝夫』との舞台は人気で、中には『平幹二朗』との〔マクベス〕も。 並ん…
直近の同所では、彼女の展覧会はほぼ一年おき(偶数年)、それも同時期に開催されている。 今回のタイトルは”朝と夜と日々と”。 基本、即売会。訪問日は会期二日目も、既に半分ほどの作品に赤丸シール。 値付けは小さいもので二十万円弱、大きくなれば百万円…
今年も「卒展」の季節がやって来た。 会期は2月20日(金)~3月1日(日)で同館の【1A~D/2A~D】を使用して開催。 天候にも恵まれ館内は多くの来場者で賑わっている。 とりわけ、インバウンド観光の外国人が多い印象。建物の内外を観光のついでだろう…
会期は~2月7日(土)。 通常は土日祝休館も、本日は最終日とのこともあり、特別開館日。 展覧会のタイトルには「KeMCo新春展2026」とも付され、「午年」とのこともあり、館内は「馬」づくし。 良く言えば博物的、悪く言えば雑多な文物で会場内は溢れんばか…
今回のタイトルは”あなたの音に|日花聲音|Polyphonic Voices Bathed in Sunlight”。 入館し、受付で入場証を貰うと、【B1F】→【2F】→【3F】の順に回るように書かれており、係り員さんからも、その旨の推奨が口頭である。 天邪鬼の自分は、上から降りて来る…
インバウンド観光の誘致は、イマイマの専売特許のように思われているかもだが、明治期から昭和初期にかけても大規模なキャンペーンが行われていたとの証左。 「満鉄」が「シベリア鉄道」と繋がり、海路でなくともヨーロッパから日本に来ることが可能に。 手…
「山手線環状運転100周年記念」「描かれ、撮られ、綴られた100年」とも付されている展覧会の後期分。 会期は~3月22日(日)まで。 「前期」同様、並んでいるのはイラストレーションが主体。それも被っている作品が多い印象(うっすらとした覚えだが・・・・…
展のタイトルは”Everest Eats”。 面妖な、と思ったら、「エベレスト・ベースキャンプ」への路、「エベレスト街道」の道中で、出会った食と風景を写真に収めたもの。 「エベレスト」は言わずもがな地球上の最高峰。 なので「ベースキャンプ」も5,000mを超え…
標題所で開催されている「AWARD」を最後に観に行ったのは何時かと確認したら、なんと!九年も前!!。 随分と足が遠のいていたんだねぇ。 場所的には至近なので、単純に日程の兼ね合いか。 ファイナリストがあしらわれたビジュアルが掲示されている。 会場は…
事前予約が必須とのこともあり、毎年のようには行けておらず。 が、今回は1月16日(金)の開始時刻を覚えており、遺漏なく予約を完了。 当日は13:30~の入場開始回も、15分ほど前に正門前に着けば、既に50人ほどが並んでいる。 とは言え、一日二回入場分の…
「東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻3年展」とされている。 会期は~ 1月11日(日)なので、最終日の訪問となる。 日にちの関係もあろうか、館内は多くの来場者で賑わっている。 五十五名の作品が犇めき合い、表現の多様性には驚かされるばかり。 専攻は{…
タイトルからでは、誰の作品展か判然とせず(笑)。 中に入っての最初のコーナーが標題の展示。 子供が生まれて以降の成長をスナップ的に撮り続ける。 HPにも書かれているように「天にも昇るような心地」の瞬間が連綿と続く。 次のコーナー〔ソラリーマン…
「Tokyo Contemporary Art Award 2024–2026」と書かれている。 二年に一度の「Award」且つ、受賞展の開催も、前二回は春、今回は冬と一定はしていない。 元々無料の展覧会も、「MOTコレクション」無料の日の合わせ訪れてみる。 受賞者は『梅田哲也』『呉…
本日無料の日。一般の入場料は500円。 「開館30周年記念」とも記されており、「東京写真」同様、こちらも三十年なのだねぇ。 【一階】には”マルチプル_セルフ・ポートレイト”展が、【二階】の展示は”中西夏之 池内晶子 —弓形とカテナリー”がメイン。 元々の…
恒例の”慈善絵馬展”。 前回来た時は時間も無かったが、今日はゆっくりと見て回れる。 【7・8階エスカレーター脇】に都合四ヵ所。大ぶりな絵馬がずらりと並ぶ。 以前よりも数が増えている印象。 また、上部はしっかり螺子留めされている。黙って持っていく…
『中村至男』の名前を視認した時にはピンと来なかったが、館内に入り作品を観れば「ああ!ああ!!」と納得する。 太い線画や大きく引き伸ばされての描写。一度観れば、目に焼き付いて離れない。 一階も地階も、類似のビジュアルで溢れている。 単調な線が独…
「池永康晟 個展」とされている。 ギャラリー内には同じテイストの作品が多数並ぶ。 即売会の値付けを確認すると、小さい作品では七十万円内外、大きめになると百六十万円前後。 それでも多くの〇シールが付いており、 会期二日目でこの状態は凄い。かなりの…
標題館で{工芸}に絞った展示は珍しいのではないか。加えて「令和7年度文化庁首都圏伝統工芸技術作品展等開催事業」とも書かれている。 出展作家は六名。フィールドも{陶芸/染織/漆芸/金工/竹工芸/人形}と広範。 「伝統」と書かれていることから、古風な…
会期は前後期に分かれ、前期:2025年12月9日(火)~2026年2月1日(日)後期:2月3日(火)~3月22日(日) 「山手線環状運転100周年記念」「描かれ、撮られ、綴られた100年」とも付されている。 常なら鉄分の多いマニア向けの内容が多々も、今回は一般の人…
元々は無料の展覧会。が、無料の日の一環か、「お正月特別開館入場券」の提示を求められる。 「プリピクテ」が提供する写真展は「@ヒルサイド」での開催も含め過去に五回ほど観ている。 が、ここ四年ほどは、この時期この場所でと固定されているよう。 十二…
本日無料の日。 標題展もやはり「総合開館30周年記念」と記されている。 一般の入場料は700円。 展示作家は『石内都、志賀理江子、金村修、藤岡亜弥、川田喜久治』の五名。 入って直ぐの場所の展示は『石内都』の〔ひろしま〕。 彼女のこのシリーズは何度観…
本日無料の日。 標題展は「総合開館30周年記念」と記されている。そうか、もう三十年も経つのか。 一般の入場料は700円。 展示作家は『寺田健人、スクリプカリウ落合安奈、甫木元空、岡ともみ、呉夏枝』の五名。 入って直ぐの場所の展示、『寺田健人』の〔想…