2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧
封切り三日目。 席数290の【CINE4】の入りは三割ほど。 「十で神童、十五で才子、二十過ぎればただの人」とは良く言われることだけどこの男の場合はまるっきり真逆、歳を重ねるに連れその技巧は際立ち、本人をして「己六才より物の形状を写の癖ありて半百…
サブタイトルにある「やっぱり、動物が好き!」の通り、動物をモチーフにした作品の展示・即売会。 計六名の出展で半分ほどは既見、半分ほどは初めて。 テラコッタを素材にした『瀬戸優』の作品は猛禽や猛獣を扱ったものの、猛々しさだけではない視点が底の…
昨年の非常事態宣言中はほぼほぼ休館だったけど、今年は感染対策を徹底した上で開館してくれているのは有り難い。 館の入り口脇には消毒液と自動の検温装置。 ギャラリーの中に入るとすかさず係員のお姉さんが寄って来て、来館証への記入を促される。 最初の…
封切り三日目。 席数112の【SCREEN8】の入りは七割ほど。 ちょっと前まで「日本一不幸な役が似合う女優」は『木村多江』に冠されていたわけだが、直近の数作では、まさに『尾野真千子』の為にあるような呼称。 前作の〔ヤクザと家族 The Family〕では、些…
この二つ前の展覧会は会期が短縮され、一つ前は確か延期になっているかと。 なのに本展については何故に開催?と訝っていたら何のことはない「シアターコクーン」で〔コクーン歌舞伎〕が催されてるのね。 その流れの客を見込んでのことでは、と勘ぐってしま…
第2期のアーティストは『木下理子』『敷地理』『金子未弥』の三名。 前回同様、200円を支払い入場。 パンフレットは『金子未弥』のものを所望。 彼女の道路標識や地図を再構成した作品群は以前に観た覚えがありも、遡ってみるとどうやら今回が初めてのよう。…
封切り二日目。 席数158の【SCREEN3】の入りは七割ほど。 もう何年か前に、VRを使って統合失調症の幻覚を疑似体験したことがある。 電車からホームへの段差は、普通なら何のことはないのに崖っぷちに立っているように見えたり、部屋の隅に見知らぬ人間…
封切四日目。 席数118の【シアター5】の入りは六割ほど。 一つは肉体的な死。もう一つは人々の記憶から消えてしまったことによる死。 劇中では『永六輔』の言葉としてふれられている「人間は二度死ぬ」は、実際誰によるものだろう。 命日は勿論のことなが…
封切り三日目。 席数150の【SCREEN4】の入りは八割ほどで盛況。 「IMDb」では7.8の高評価なのに、「Metascore」では51となかなかの惨状。 こういった一般の観客と評論家筋で評価が分かれるのはどうも一定の傾向があるよう。 特に『ガイ・リッチー』のよう…
封切り二日目。 席数89の【シアター8】の入りは五割ほど。 共に才気あふれる男女が出会い一瞬で恋に落ちる。 最初は互いに高めあっていたものの次第に一方の才能が他方を圧倒しだしやがて二人の間に隙間風が吹き始める。 過去から幾度となく取り上げられて…
非常事態宣言が発出され、国や都が運営する美術館は当然に休館。 企業や個人が運営するものは対応が分かれ、やはり休館するもの、特に変わらず営業を続けるもの。 その中で標題館は、一時取り止めていた事前予約制を復活させての営業継続。 入場前の検温と手…
前回訪問時に、受付の人から本展のフライヤーを提示され「あまり馴染みのない学校名と思いますが、是非いらして下さい」と、宣伝されたからでもないのだが・・・・。 ”花残り-大学日本画展@UNPEL Ⅴ””九州産業大学 日本画在学生+展”とされている。 五名の作…
「35歳以下の作家の個展シリーズ」と題され全三期が予定されている。 そのうちの”第1期”は~5月9日(日)まで、一般の入場料は200円。 出展作家は『井原宏蕗』『山本愛子』の二名。 入場料の代替としてどちらかのカタログが貰える特典。 で、まぁ、『井原宏…
【ACT2~5】では標題の”小品展”が、 【ACT1】では”stella nova 10”が開催中。 事前予約は不要になったけれど入館時には、検温・手指の消毒・連絡先の記入が求められる。 自分の滞廊時に、他の来場者は二人ほど。 本日の目的は”小品展”の方。 部屋ご…
2017年の制作ながら、本邦での封切りは今年の3月26日。 【川崎】エリアでは「チネチッタ」単館上映のハズもコロナ禍で新作の公開が無くなり当該館でも急遽上映を開始した、との流れかな。 席数112の【SCREEN8】の入りは六割ほど。 驚いたのは、幼稚園~小…
ここ暫くは週末の度に荒天で、駅から離れた場所へ行くのは億劫になってしまう。 なので標題館も随分と久方。この間に、行くべき展覧会を幾つか観過ごしてしまった記憶。 そして標題展も、明日の最終日を前にしてやっと来れた状況。 もっとも、コロナ禍もあり…