2026-01-01から1年間の記事一覧
四十点ほどの作品が並ぶ。 「パリは時間の浪費がチケットの代わりになる劇場だ。」との作家の言が掲げられている。 その言葉通り、パリの街角のスナップ然とした写真は、何れも物語りの場面を一つ切り出したかのよう。ドラマチックでユーモラス。 そうしたシ…
封切り二日目。 席数142の【SCREEN1】の入りは四割ほど。 『ティモシー・シャラメ』演じる『マーティ・マウザー』は口から先に生まれたような男。 嘘をつくのは平気の平左。友人にもなんの躊躇いも無く嘘八百をまくしたてる。 それでいて容姿端麗なので女…
「ポスター、アニメーション、イラストレーション、舞台」とサブタイトルにある。 館内を埋め尽くすのは多数のポスター。色調は全体的に暗めで、線は太く描写は重厚。 作家の出身地の往時の体制が、影響しているのかも。 【一階】は演劇がメイン。 『シェー…
会期は二つに分かれ~3月15日(日)が「前期」の標題展。3月20日(金)~4月19日(日)が「後期」で展のタイトルは”存在の境界”。 展示は『中平美紗子、林樹里、松延総司』の三名。 経歴を確認すると『林』は「藝大」で{保存修復日本画}専攻のよう。 なる…
”はこふぃぐめんと”とのタイトルが冠されているなかなかにユニークな展覧会。 制作過程がふるっている。 先ずは食品等の空き箱でミニチュアを造る。それは店先だったり、建物の中だったり。 勿論、容器の元々の出自を援用するのがミソ。「紀文」の「おでんの…
「武蔵野美術大学日本画学科卒業生 グループ展」とされている。 展示されている作家三名の略歴を確認すると、2020~2024年の卒業なので、何れも「卒展」では目にしているハズ。 そのうち『沖綾乃』の作品は「旧)Bunkamura Gallery」でも観て印象に残ってい…
封切り三日目。 席数92の【SCREEN11】はほぼ満員の盛況。 エンドロールで、原作が『ドナルド・E・ウェストレイク』の小説〔斧〕であること、また2005年に先んじて映画化した『コスタ=ガヴラス』への献辞が示される。 製紙会社に勤続して二十五年の『マン…
封切り二日目。 席数201の【SCREEN2】の入りは三割ほど。 {ミュージカル}劇〔オクラホマ!〕が初演された1943年3月31日の夜、ブロードウェイのレストラン「サーディーズ」で成功を祝うパーティが催される。 1955年に映画化もされる名作は作詞『オスカー…
エレベーターで【3F】に上がり、”POP-UP Exhibition 浮世絵Select 展”を楽しむ。 『歌川広重』による〔東海道五十三次〕のうち、三十三枚が並ぶ。 「日本橋」から始まり「二川(愛知県豊橋市」まで。 いつものことだが、顔をくっつけるように観られるのは…
前回の訪問からはほぼ一年振り。 今日の目当ては二つあり。 受付も、入り口直ぐからやや奥まった場所に移動している。 来意を告げ入館証を受け取り、服の見える所に装着する。 受付の対面の壁には『ピカソ』の版画作品が並ぶ。 そののち、『三島喜美代』によ…
展覧会のタイトルは”廃材から生まれたいきものたち”となっている。 おや、品川区と縁があったかしら?と思っていたら、開催の辞には「年に一度お届けする「環境」を見つめなおす作品展」と書かれている。 なるほどそれなら彼女の作品はうってつけ。一種の「…
封切り二日目。 席数89の【シアター9】の入りは四割ほど。 〔ハムナプトララ/失われた砂漠の都(1999年)〕の精悍さはどこへやら、随分と面立ちも体型も変わってしまった『ブレンダン・フレイザー』。 しかし〔ザ・ホエール(2022年)〕ではアカデミー主演…
封切り二日目。 席数150の【SCREEN4】の入りは七割ほど。 文化七年初春の江戸。 木挽町の「森田座」で〔仮名手本忠臣蔵〕の千穐楽がはねたあと、芝居小屋裏の火除地で若侍が仇討ちの本懐を遂げる。 討ったのは美濃遠山藩士『伊納菊之助(長尾謙杜)』、討…
写真展のタイトルは”PERSONA―坂東玉三郎”。 作者は五年前に七十五歳で物故している。 作品が撮られた年月を確認すると、全てが1976年、『玉三郎』二十六歳の年。 既に『海老蔵』『片岡孝夫』との舞台は人気で、中には『平幹二朗』との〔マクベス〕も。 並ん…
直近の同所では、彼女の展覧会はほぼ一年おき(偶数年)、それも同時期に開催されている。 今回のタイトルは”朝と夜と日々と”。 基本、即売会。訪問日は会期二日目も、既に半分ほどの作品に赤丸シール。 値付けは小さいもので二十万円弱、大きくなれば百万円…
今年も「卒展」の季節がやって来た。 会期は2月20日(金)~3月1日(日)で同館の【1A~D/2A~D】を使用して開催。 天候にも恵まれ館内は多くの来場者で賑わっている。 とりわけ、インバウンド観光の外国人が多い印象。建物の内外を観光のついでだろう…
封切り二日目。 席数112の【SCREEN8】の入りは六割ほど。 姉妹がまだ幼い頃に離婚して家を出て行った父親が母親の葬式の場にふらりと現れる。 父『グスタフ(ステラン・スカルスガルド)』は主に文芸作品を撮る映画監督で、その名声は世界的。 母は自宅で…
会期は~2月7日(土)。 通常は土日祝休館も、本日は最終日とのこともあり、特別開館日。 展覧会のタイトルには「KeMCo新春展2026」とも付され、「午年」とのこともあり、館内は「馬」づくし。 良く言えば博物的、悪く言えば雑多な文物で会場内は溢れんばか…
封切り二日目。 席数147の【SCREEN2】の入りは六割ほど。 『ママス&パパス』の楽曲〔夢のカリフォルニア(1965年)〕では温かい土地の象徴として歌われていたが、イマイマのカリフォルニア州、GDPは世界第四位の規模に匹敵するも、住民の貧富の差は大…
封切り二日目。 席数150の【SCREEN4】の入りは七割ほど。 蜂の大量死については『ローワン・ジェイコブセン』の〔ハチはなぜ大量死したのか(2009年)〕が詳しい。 もっとも今回の首謀者『テディ(ジェシー・プレモンス)』は養蜂をしつつも、自身が管理…
今回のタイトルは”あなたの音に|日花聲音|Polyphonic Voices Bathed in Sunlight”。 入館し、受付で入場証を貰うと、【B1F】→【2F】→【3F】の順に回るように書かれており、係り員さんからも、その旨の推奨が口頭である。 天邪鬼の自分は、上から降りて来る…
インバウンド観光の誘致は、イマイマの専売特許のように思われているかもだが、明治期から昭和初期にかけても大規模なキャンペーンが行われていたとの証左。 「満鉄」が「シベリア鉄道」と繋がり、海路でなくともヨーロッパから日本に来ることが可能に。 手…
「山手線環状運転100周年記念」「描かれ、撮られ、綴られた100年」とも付されている展覧会の後期分。 会期は~3月22日(日)まで。 「前期」同様、並んでいるのはイラストレーションが主体。それも被っている作品が多い印象(うっすらとした覚えだが・・・・…
封切り三日目。 席数142の【SCREEN1】の入りは三割ほど。 『プラトン』は〔饗宴〕で「人間はもともと背中合わせの一体(アンドロギュヌス)であったが、神によって二体に切り離された。ため、互いに失われた半身を求め・・・・」と書く。 英語で「配偶者…
展のタイトルは”Everest Eats”。 面妖な、と思ったら、「エベレスト・ベースキャンプ」への路、「エベレスト街道」の道中で、出会った食と風景を写真に収めたもの。 「エベレスト」は言わずもがな地球上の最高峰。 なので「ベースキャンプ」も5,000mを超え…
標題所で開催されている「AWARD」を最後に観に行ったのは何時かと確認したら、なんと!九年も前!!。 随分と足が遠のいていたんだねぇ。 場所的には至近なので、単純に日程の兼ね合いか。 ファイナリストがあしらわれたビジュアルが掲示されている。 会場は…
事前予約が必須とのこともあり、毎年のようには行けておらず。 が、今回は1月16日(金)の開始時刻を覚えており、遺漏なく予約を完了。 当日は13:30~の入場開始回も、15分ほど前に正門前に着けば、既に50人ほどが並んでいる。 とは言え、一日二回入場分の…
封切り二日目。 席数142の【SCREEN1】の入りは六割ほど。 性別の異なる二人(+α)が孤島に流れ着き、そこで事件が起こる。同様のモチーフの作品は過去にも多々。 {孤島漂着もの}の派生形も、直近では〔東京島(2010年)〕のように、女性が「性」を武器…
「東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻3年展」とされている。 会期は~ 1月11日(日)なので、最終日の訪問となる。 日にちの関係もあろうか、館内は多くの来場者で賑わっている。 五十五名の作品が犇めき合い、表現の多様性には驚かされるばかり。 専攻は{…
タイトルからでは、誰の作品展か判然とせず(笑)。 中に入っての最初のコーナーが標題の展示。 子供が生まれて以降の成長をスナップ的に撮り続ける。 HPにも書かれているように「天にも昇るような心地」の瞬間が連綿と続く。 次のコーナー〔ソラリーマン…