RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

家電に見る昭和の暮らし@新宿歴史博物館 2021年7月23日(金)

入館に当たっては、検温~手指の消毒、入館証への記入が求められる。
確かに面倒ではあるものの、こちらからすれば一瞬の作業、
他方、涼しくも無い入り口近くに陣取って、これを日がな一日繰り返す
受付の人が大変だなと思う。

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「憧れのかたち」とも書かれているけれど、
電気を使い家事を省力化する器具の数々は
その出始めから長足の進歩を遂げている。

洗濯機の脱水は、昔はローラーだったしね。
冷蔵庫の製氷室にアイスクリームを入れて置くと溶けちゃうとか。
テレビもチャンネル式で、リモコンが搭載された機器を初めて見た時の驚きは
今でも鮮明。


一方で、蛍光灯とか扇風機とかの形は
今とほぼほぼ変わっていないけど、
ムカシの方が付加機能が付いてたりしてなかなかに面白い。

もっとも一番の驚きは掃除機。
初期の頃のものの方がイマイマ出回っているスティックタイプと近似の形状で、
ある種の先祖帰りですかい(笑)。


モノによっては、コンセントを差し込みさえすれば、
今でもきちっと稼働するんだろうかとワクワクしたり。


会期は~8月29日(日)

  

オリンピック・ランゲージ@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2021年7月24日(土)

一つ前の展示もスポーツ関連だったけど、
今回はいよいよ本番、オリンピックに関して。

サブタイトルにも
「デザインでみるオリンピック」と付されている。

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一階は主に、前回の東京大会に関連する
ポスターやらリーフレットやら。

記念切手も並んでおり、
ああこれは家にも有ったな、と
思い返してみたり。


地階は
「メキシコ」「ミュンヘン」「リレハンメル」「アテネ」の
ポスターやトーチ、ピクトグラムなどの制作過程を紹介するもの。
勿論、実物も展示されており。

夏の大会に閉じてはおらず、冬季についても紹介されているのは
あくまでもデザインを主軸にした内容だからだろう。


会期は~8月28日(土)まで。


夏季オリンピック 報道の世界@キヤノンギャラリーS 2021年7月24日(土)

時節柄の展覧会。
会期は~8月25日(水)まで。

 「Photo by アフロスポーツ」と添えられており、
スポーツ報道を主にしている会社の協賛なのね。

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展示されているのは1990年代以降の大会について。

記憶も鮮やかな部分が多く、その瞬間をテレビで見た時に
自分がどんな環境だったかすら想起されるものも。

その時のアスリート達の躍動を
反芻し感動を再び感じられる得難い機会。

A Scoop of Light@トーキョーアーツアンドスペース本郷 2021年7月23日(金)

オリンピック期間だからだろう、
通常の検温~手指の消毒に加え
警備員さんによる持ち物検査もある。

以前にも、同様の経験をしたことがあるが
都の施設では一様に行われているのかしら。

 

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標題展の正式タイトルは
”トーキョーアーツアンドスペースレジデンス2021 成果発表展”。

五名の作品が展示され、
中でも1階の全てのスペースを使用した
『船井美佐』のそれに興味を惹かれる。


複数ある個人の問題意識をインスタレーションで表現した中でも
性差について考察した一作。

一夫多妻に対する一妻多夫の可能性についての投げかけに対する反応が面白い。
自分ではとても思いつかない、虚を突かれた内容が
付箋に書かれ貼られており、
まさに考え方の多様性を目の当たりにする。


会期は~8月9日(月)まで。


ブラック・ウィドウ@109シネマズ川崎  2021年7月25日(日)

封切り三週目。

それでも席数127の【シアター2】の入りは
八割越えの盛況。

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直近では〔ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年)〕を含め
すっかり武闘派になってしまった『スカーレット・ヨハンソン』だが
個人的には〔真珠の耳飾りの少女(2003年)〕や〔ジョジョ・ラビット(2019年)〕あたりが
フェバリット。

何れも共通の目標を持つ者との交流の美しさがモチーフとなっているのだが、
本作に於いても、核心の部分では似た構図になっているのは興味深い。


元々〔アベンジャーズ〕のシリーズでも
緩衝材的な、母性を感じさせる役どころ。

〔シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年)〕と
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年)〕の間に起きたエピソードとされる本作でも
家族の形をテーマにアクションをほどよくまぶした良質な一本に仕上がっている。

何と言っても、当人が製作総指揮に名を連ねているくらいだから
その意向は相当に反映されていると見るべきだろう。


スパイ活動の為に、僅か三年の短い間だけ関係を結んだ四人の疑似家族が
その思い出の為だけに再び集い一つになるとのプロットは
やや綺麗ゴトにも過ぎるけど、それが一生の中でも得難い煌めく日々であったなら
肯んずることもできようか。


もっとも、本編での面白さは別のところにもあり。

それは「アベンジャーズ」という遠い世界の存在と
家族という卑近な形を上手く取り合わせた点。

2.5次元的とでも表現すれば良いか、
『ブラック・ウィドウ』が一個人の『ナターシャ・ロマノフ』として立ち上がって来るシーンにそれは現れ
とりわけ数十年ぶりに食卓を囲んだ四人の会話の笑えることといったらない。


評価は、☆五点満点で☆☆☆☆★。


今回の企画がいつ頃から有ったのかは知らないけれど、
本筋の流れにぴたりと嵌るエピソードを良くもまぁ紡ぎ出したものだと感心する。

加えてこれを観れば、ついつい前作や後作も確認したくなろうと言うもの。
その商売上手な姿勢についても、勿論のことだが。

 

舞山秀一 作品展@ソニーイメージングギャラリー 2021年7月24日(土)

【銀座四丁目交差点】に面した
【銀座プレイス6階】がギャラリーの場所。

地階の飲食店も含め、この商業施設に入るのは
初めてかも。

もっとも標題ギャラリーもコロナ禍で
開館したりしなかったり。

 

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標題展には「BOTANIZATION」との副題が付されているけど
「植物採集」の邦訳であっているかしら。

白黒写真は、体躯に幾何学的な刺青を施した男性が、
カラー写真は薄着の女性が
夫々草叢に身を委ねている。

静謐さの中に、時として
ざわざわと風が草を揺する音や
さわさわと枯葉が舞う音が
今にも聞こえて来そう。


会期は~7月29日(木)まで。


田中良治「光るグラフィック展 0 」@クリエイションギャラリーG8 2021年7月24日(土)

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「第23回亀倉雄策賞受賞記念」とのことで
受賞作は
東京タイプディレクターズクラブの団体情報を発信する
「Tokyo TDC ウェブサイト」

に対して。

なので展示は、その構成要素を
パーツに分けて巨大化したもの。

中ではポスターにもあしらわれている過去の受賞者の顔を
デジタル化して表示している作品が
面白かったが。


会期は~7月28日(水)まで。