封切り二日目。
席数89の【シアター8】の入りは九割ほど。

鑑賞時点の本国での評価は
「IMDb」6.6
「Metascore」68
なかなか微妙なライン。
『プラット』一家が住む「オークストリート」が
街ごと「中生代」にタイムリープしてしまう。
今から約一億年前の地球は恐竜が闊歩する時代。
街の人々は凶暴な生物たちの中に放り出され、
対決を余儀なくされる。
勿論、『プラット』家も例外ではない。
一家がどうやって過酷な環境を生き残るのか、そして
元の時代・場所(1980年代前半のアメリカ)に戻れるのか?の
ストーリー。
本作での新機軸は
タイムリープした跡がどうなっているか、を示したこと。
一連の出来事を場所や環境の等価交換と定義。
ある場所がまるっと過去に移動したのであれば、
現代には過去の同じ場所が移ってきている、と明示した。
その仕掛けが、幾つかの伏線の回収に効いている。
本編の尺は百分程度。
なので夫婦間の諍いや、
子供間の虐めの問題などは俎上には乗るものの、
深く立ち入ることはない。
とりわけ後者はとって付けたような挿話で、
何のために?と首を傾げてしまう。
{タイムリープ}モノの常として、
本作でも「タイムパラドックス」はある。
うち一つは看過できぬ流れも、
その後を描かぬことで、上手く処理をしている。
もう一つは、大団円でまぶし、
鑑賞者の考えが及ばぬように動線を引く。
なかなか、上手い造りと
感心してしまう。
ほぼほぼ徒手空拳で巨大な恐竜に挑む、との
アイディアも面白い。
銃社会のアメリカではあるが、
並みの武器で強大過ぎる敵に対峙する無謀さを
しっかりと描いている。
評価は、☆五点満点で☆☆☆★。
登場する恐竜の形態や習性は
最新の研究結果を反映しているよう。
とは言え、少しの異変が大きな騒動に繋がる流れや
じわじわと恐怖を煽るような見せ方は、
類似の過去作と同様。
最後のエピソードも含め
既視感が満載。
折角、新しい見せ場を出してくれたのに
勿体ないことしきり。






