RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

田原桂一「OPÉRA de PARIS」@ポーラ ミュージアム アネックス 2024年6月22日(土)

標題所で『田原桂一』の作品展は過去に三回観ているとの履歴。 それにしても「オペラ座」は「l'Opéra」なのだと思っていたら今回のタイトルなのね。 「建築」「衣装」「宝飾」「舞台美術」の各々のカテゴリーから精選された三十点ほどの写真が並ぶ。 中央の…

黒田征太郎「悲の器~水と光~」@BAG-Brillia Art Gallery- 2024年6月22日(土)

【BAG+1、+2】での開催。 が、例によって【+2】での展示は販売がメイン。 『黒田征太郎』の作品をアクリルの中に固めて(再)作品化するとの試み。 紙に描かれたものだけでなく、布のトートバッグに描かれたものもあり。 それにしても、単に平面として展開さ…

朽ちないサクラ@TOHOシネマズ日比谷 2024年6月23日(日)

封切り三日目。 席数98の【SCREEN10】は、ほぼ満員の盛況。 ストーカー被害に遭っていた女性が殺害され、犯人は逮捕されたものの、従前から相談を受けていた警察は被害届の受理を先延ばしにしていたと非難される。 更にその間に、署の慰安旅行に行っていた…

フェイイ ウェン|パン カー 二人展@シャネル・ネクサス・ホール 2024年6月15日(土)

標題ギャラリーで照明も明るく、窓にスクリーンも降りていない展示は初めて。 写真展が多い何時もは薄暗い迷路のような空間に設定されているのだが、今回は開放的な明るいホワイトルーム。 しかも部屋の形状は正方ではないのね。それとともに意外と広くない…

NOHIN: The Innovative Printing Company@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2024年6月15日(土)

『八木幣二郎』による一種「CI」を想起させる展覧会。 「新しい印刷技術で超色域社会を支えるノーヒンです」とも書かれており、実存する会社「NOHIN/ノーヒン」を題に取ったようにも思えるが、当然、実在の「大日本印刷(gggの運営母体)」をモチ…

「オドル ココロ」資生堂のクリエイティブワーク@資生堂ギャラリー 2024年6月15日(土)

展示そのものは、なんのことはない。明治期~2010年代までの資生堂の商品が平台に並ぶ。 ただその数は半端ない、200ほどは大きさも色も形状も様々。 そして年代ごとに纏められたそれらを見て行くと、不思議なコトにまざまざと往時の記憶が蘇る。 自分…

十一面観音立像@東京長浜観音堂 2024年6月15日(土)

本年度の予定が更新されてることに気づいたのは5月末のコト。 が仔細に見ると、本年をもってここでの展示は終了になるとの告知も。 かなりショックなのだが、せめて皆勤を目指そうと誓いながら第一期からして訪問が最終日間近になるとの体たらく。 ちなみに…

陳敏慧作品展@@Sony Imaging Gallery - Ginza 2024年6月15日(土)

久々に観る、お馬鹿な作品に(勿論、誉めてます)、思わず心がにんまりしてしまう。 展のタイトルは〔唯一無二-Finding-〕。 ある意味、カラダを張った作品群と表現すれば良いか、二点で一つのセットを構成している。 例えば向かって右には痛んだ果物の写真…

蛇の道@109シネマズ川崎 2024年6月16日(日)

封切り三日目。 席数127の【シアター2】の入りは五割ほど。 1998年制作の自身の監督・脚本作品のセルフリメイク。その時の舞台は日本、主役は『哀川翔』『香川照之』の二人だったよう。 今時の人は蛇が通った跡を、見たことなどそうはあるまい。 自分…

TOKAS-Emerging 2024@トーキョーアーツアンドスペース本郷 2024年6月15日(土)

第2期の会期は、明16日(日)が最終日。 それもあってか、ここ暫らくでは記憶がないほどの多くの来場者を目にする。たぶん十人以上。 出展者は『平松可南子、菊谷達史、戸田沙也加』の三名も今日の目当ては『戸田沙也加』の〔消えゆくものたちの言葉なき…

チャレンジャーズ@TOHOシネマズ川崎 2024年6月9日(日)

封切り三日目。 席数127の【シアター2】の入りは五割ほど。 初めての出会いは三人が高校生の頃。 男子二人も「アイス&ファイヤー」の二つ名でJr.男子ペアの世界ではそれなりに名が通っているが『タシ・ダンカン(ゼンデイヤ)』は別格。 プロ転向はし…

あんのこと@TOHOシネマズ川崎 2024年6月9日(日)

封切り三日目。 席数232の【SCREEN7】の入りはほぼほぼ満席。 直近で話題の『河合優実』の主演とはいえこんなに暗く救いの無い話に、これだけの客が集まるのは正直、驚き。 『香川杏(河合優実)』は生活力の無い母親から暴力をふるわれて育ち十二歳の頃…

かくしごと@TOHOシネマズ日比谷 2024年6月8日(土)

封切り二日目。 席数98の【SCREEN11】の入りは九割ほどと盛況。 原作は『北國浩二』による小説〔嘘〕。それを映画化にあたりタイトルを〔かくしごと〕に変更し、これが本作の方向性を如実に示している。 主要な登場人物は皆ある種の「かくしごと」を抱え、…

違国日記@TOHOシネマズ日比谷 2024年6月7日(金)

本日初日。 席数151の【SCREEN7】の入りは三割ほど。 初回の上映とのこともあり、関係者が複数人入口の脇から客の入りと層を確認しているのも毎度の情景。 組織や社会を変えるのは「よそ者」「わか者」「ばか者」だと言う。 それは共同体の最小単位である…

topos Design for Artist Community Vol.1@東京藝術大学美術館 陳列館 2024年6月2日(日)

訪問日が会期最終日。 その割には来場者の姿はぱらぱら。 出展作家は四名。 企画概要を読んでもあまり理解はできず。 ただ、それとは別のハナシとして、展示そのものは面白く観る。 『湯澤大樹』の国宝「明通寺」を題にした複数の作品。 或いは『赤川智洋』…

昭和時代の川崎@東海道かわさき宿交流館 2024年6月1日(土)

本日初日。が、来場者は過少。 写真と、それに添えたキャプションで市内のとりわけ駅周辺の今昔を振り返るお馴染みの企画。 ただ、写真の数は少なく中央のテーブルも会報誌の展示のみとなっており、加えて年代も昭和四十七年が最後。 戦前~復興の営みは重め…

寺内木香個展@CREATIVE HUB UENO“es” 2024年6月2日(日)

第二弾の展示は『寺内木香』による〔ねんどのへや〕。 展示は壁に数点最奥のスペースには{鋳金}による大きな立体作品。 ギャラリー自体の狭さと方形ではない形状からどうしてもこのような展示になるのだろう、第一弾と近似の配置と認識。 自分の訪問当日は…

Human Baltic われら バルトに生きて@スパイラルガーデン 2024年6月2日(日)

バルト三国はエストニアラトビアリトアニア何れも1991年に独立国として国連に加盟している。 それ以前は周知の通りソ連の支配下にあり、人々の生活はいかばかりだったかと慮る。 本展はその三国出身の写真家十七名の作品が二百点ほど並ぶ。 全てモノクロ…

映画 からかい上手の高木さん@109シネマズ川崎 2024年6月1日(土)

封切り二日目。 席数127の【シアター2】の入りは九割ほどと盛況。 あれから十年が経った。 二十五歳になった『西片(高橋文哉)』は、母校の中学校で体育の教師になっている。そこに、フランスから帰国した『高木さん(永野芽郁)』が美術の教育実習生と…

「工+藝」@東京美術倶楽部 2024年5月26日(日)

最近では有料の展示会を比較的多く開催の印象も、やはり施設の趣旨を勘案すれば多くの人に、無料で美術にふれる機会をできるだけ多く設けてほしいもの。 標題展は選出された四十八名の作品が並び、大詔・優秀賞も選出されている。 それにしても焼き物から漆…