RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

愛にイナズマ@109シネマズ川崎 2023年10月28日(土)

封切り二日目。 席数118の【シアター3】の入りは五割ほど。 自身が監督/脚本を務めた〔ぼくたちの家族(2014年)〕〔茜色に焼かれる(2021年)〕〔アジアの天使(2021年)〕で、家族のありようを描いてきた『石井裕也』がここでもやや風変りなカタチを提…

SISU/シス 不死身の男@TOHOシネマズ川崎 2023年10月28日(土)

封切り二日目。 席数542の【SCREEN5】の入りは二割ほど。 オヤジ且つ不死身といえば〔ドント・ブリーズ(2016年)〕を、特殊工作員といえば〔Mr.ノーバディ(2021年)〕を思い出す。 前者は『ノーマン』、後者は『NOBODY』とされているのも象徴的。 しか…

ブンポニチ/文保日・展 2023@東京藝術大学美術館 陳列館 2023年10月25日(水)

【陳列館2階】のみの展示、且つ期間も10月20日(金)~26日(木)の僅か一週間と極短。 「大学院 保存修復日本画研究室」の主催も並んでいるのは修復品ではなく個々の創作。 二十六点ほどの中には院生のみならず教授や講師等のものも。 浮世絵に描かれてい…

立木義浩写真展「肖像/時」@写大ギャラリー 2023年10月25日(水)

「東京工芸大学創立100 周年記念展」とされておりモノクロ写真を主体に八十点ほどが並ぶ。 作者の代表的なシリーズから各々数点をセレクション。もう少し規模が大きければ、さながら大回顧展。 以前に観た作品が多いものの、やはり目が行くのは『加賀まりこ…

凪ぎ、揺らぎ、@トーキョーアーツアンドスペース本郷 2023年10月19日(木)

「TOKAS Project Vol. 6」とも書かれている。 【1階】【2階】【3階】の全ての入り口に標題の共通タイトルと作者名を記したプレート。 同館では、嘗て無かったと記憶している仕立て。 展示は『ジャン=マキシム・デュフレーヌ&ヴィルジニー・ラガニエール…

芥川龍之介がみた江戸・東京@たばこと塩の博物館 2023年10月19日(木)

一般の入場料は100円。 自分の『芥川』体験は父親が買い与えてくれた〔芥川龍之介名作集〕。「偕成社」の「(少年少女向け)現代日本文学全集」ながら〔地獄変〕や〔海のほとり〕〔河童〕までもが収録されており、ホントに子供向け?と、今となっては思う。 …

おまえの罪を自白しろ@TOHOシネマズ日本橋 2023年10月22日(日)

封切り三日目。 席数226の【SCREEN5】の入りは四割ほど。 「おまえの罪を自白しろ」と言われたとき、自分ならどう答えるだろう。 極めて難しい問題なのは、罪の意識は人それぞれで濃淡あり。例えば「いじめ」の常習者が、そのことを罪に感じているかは問…

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン@TOHOシネマズ日本橋 2023年10月22日(日)

封切り三日目。 席数226の【SCREEN5】の入りは八割ほど。 実際に起きた事件の映画化も最近ありがちなその旨の提示はなし。 底本もあるようで『デヴィッド・グラン』によるノンフィクションのタイトルの邦訳は〔花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件と…

ザ・クリエイター/創造者@チネチッタ川崎 2023年10月21日(土)

封切り二日目。 席数407の【CINE11】の入りは三割ほど。 〔ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年)〕を監督した『ギャレス・エドワーズ』の新作はそれを凌駕するほどの渾身の一本。 男女の、親子の、人種の愛情を主体に世界を覆う偏狭な覇…

KAMIYAMA ART~卒業成果展受賞作品展~@UNPEL GALLERY 2023年10月19日(木)

標題展の後期。 会期は10月7日(土)〜29日(日)。 今回も記憶に残っているのはやはり好みの作品とのことで、『石川総一郎』の〔春〕や『吉積惟代』の〔距離〕の前で足が留まる。 財団ののHPも、 もっと多くの作品を掲載してくれれば良いのに・・・・。

雨宮庸介個展@BUG(リクルートアートセンター) 2023年10月15日(日)

@新橋の「G8」+「ガーディアン」⇒「BUG」で@グラントウキョウサウスタワー一階に移転オープン。 駅直ぐなのに加え、日曜日も営業しているのは有り難い。雨の日も濡れずに辿り着けるし。 ギャラリー以外にも、カフェやワークショップのスペースも。 訪…

キリエのうた@TOHOシネマズ川崎 2023年10月15日(日)

封切り三日目。 席数142の【SCREEN1】の入りは三割ほど。 路上Liveで日銭を稼ぎ半分ホームレスのような生活をする『キリエ/小塚路花(アイナ・ジ・エンド)』と、目を掛けてくれる男の間を渡り歩いて暮らす『イッコ/一条逸子/広澤真緒里(広瀬すず)』の二…

シック・オブ・マイセルフ@チネチッタ川崎 2023年10月15日(日)

封切り三日目。 席数107の【CINE1】の入りは二割ほど。 自身が話の中心でないと気が済まない人間は確かにいる。 が、当意即妙の受け答えや話題の豊富さが無ければ次第に会話から離れて行ってしまうのは自明の理。 本作の主人公はまさしくそうした女性。自…

春画先生@109シネマズ川崎 2023年10月14日(土)

封切り二日目。 席数89の【シアター8】の入りは九割ほどと盛況。 無修正の「春画」が画面に大写しになることから「R15+」指定なのだと思っていた。 「永青文庫」で開催された”春画展”は観ていないものの、例えば「藝大」での展覧会では「春画」もさりげな…

KAMIYAMA ART~卒業成果展受賞作品展~@UNPEL GALLERY 2023年10月8日(日)

会期は二つに分かれ、前期:10月3日(火)〜15日(日)後期:10月17日(土)〜29日(日) 第1回~7回の作品が各十四点づつ展示されるとのことで、なるほど記憶に有る作品が幾つか。 並んでいる中では第4回の『岡田聡平』の〔Tank〕。 が、無料で配布されている図…

Elsa&Johanna写真展@BAG-Brillia Art Gallery-/BAG+2 2023年10月8日(日)

【BAG+2】の展示は『Elsa&Johanna』のユニットによるもの。 二人の作品は過去に観た記憶があり。 自らが様々な扮装をし、芝居の一場面宜しく決定的な瞬間を演じ、写真に納めている。 何れもドラマ性を感じさせる場面の数々。とは言え、少々、芝居がかっては…

齋藤陽道「絶対」@BAG-Brillia Art Gallery-/BAG+1 2023年10月8日(日)

珍しく、【BAG+1】と【+2】で別々の展示内容。ただ、即売形式なのは共通。 先ずは【BAG+1】へ、標題の写真展を観に。 並んでいる作品の全ては逆光で撮ったもの。なので太陽の光がぎらっと画面に存在し被写体の多くは陰になったりややぼうっとしていたり。 日…

白鍵と黒鍵の間に@TOHOシネマズ日比谷 2023年10月9日(月)

封切り四日目。 席数98の【SCREEN3】の入りはほぼ満員の盛況。 ジャズピアニスト『南博』の回想記が原作と聞いている。 オフィシャルサイトに掲載の日記の書籍化、と。そのものは続編も出版されていることからそれなりの面白い著作なのだろう。 が、それを…

シアター・キャンプ@TOHOシネマズシャンテ 2023年10月8日(日)

封切り三日目。 席数201の【SCREEN2】の入りは二割ほど。 アメリカでは実際にこのような組織があるのだろう。 共同生活をしながら演劇や舞台を作り上げる過程を学ぶ夏休みの期間限定のスクールが。 我が子を自立させるるのに執心な国らしい仕組み、且つそ…

アナログ@TOHOシネマズ川崎 2023年10月7日(土)

封切り二日目。 席数542の【SCREEN5】の入りは三割ほど。 観終わって原作者の『ビートたけし』が紡いだ繊細な物語世界に驚く。 心優しく、思わず涙さえ溢れるストーリーを創造したのが〔その男、凶暴につき(1989年)〕や〔アウトレイジ(2010年)〕のシ…

アンダーカレント@109シネマズ川崎 2023年10月7日(土)

封切り二日目。 席数118の【シアター5】の入りは三割ほど。 父親が遺した銭湯を夫と営んでいた『かなえ(真木よう子)』は、ある日夫の『悟(永山瑛太)』が突然失踪したことにより、一時営業を中断していた。 が、再開したタイミングに合わせるように組…

浜川砲台@立会川:史跡/公園

近所に住んでいながら未訪。 【立会川駅】傍の【北浜川児童公園】には『龍馬』像も建ち、そこからの流れもあるのにな。 「しながわ観光協会」のHPにも、 案内は掲載されており。 【浜川橋(泪橋)】のたもとから【立会川】を右手に見ながら【京浜運河】方…

林武史退任記念展@東京藝術大学美術館 本館/陳列館 2023年9月30日(土)

【本館 展示室3/4】と【陳列館1階】で開催。 ”石の勝手”とのタイトルが記されている。 これだけのスペースを使った展示は初めてとの記憶も一つ一つの作品が、その素材ゆえの大きさなのを勘案すればむべなるかな。 会場内には凛とした空気が漂う。 入り口…

BAD LANDS バッド・ランズ@TOHOシネマズ川崎 2023年10月1日(土)

封切り三日目。 席数142の【SCREEN1】の入りは八割ほど。 〔罪とか罰とか(2009年)〕あたりから『安藤サクラ』が好きではないものの、気になる女優さん。 〔すべては海になる(2010年)〕や〔ケンタとジュンとカヨちゃんの国 (2010年)〕での存在感も強…

うるしのかたち展 2023@東京藝術大学美術館 陳列館 2023年9月30日(土)

会期は明日が最終日。 【陳列館2階】のみでの開催。 自分の訪問のタイミングで説明会が開始され、それを目当ての来場者もおり、鑑賞だけ目当ての人間にとっては少々不都合な環境。 それでも解説を片耳で聞きながら、二十五名の出展作を丁寧に観て行く。 『…