RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

原点を、永遠に。-2018-@東京都写真美術館 2018年3月25日(日)

会期はまだ二日目。混雑も予想されるし、 終了日はまだまだ先なので普段であれば訪問しないタイミング。 でも行って良かった、と 改めて思うのは、フライヤーを漫然と見ていた時には気づかなかった 実は本展、前・後期制だったと言うこと。 正式なタイトルは…

第18回写真「1_WALL」展@ガーディアン・ガーデン 2018年3月24日(土)

計六名の作品が展示され、 内四名が身近な日常を切り取っており、その中でも グランプリは『中野泰輔』に決定済み。 個人的には 『影山あやの』の写真が好き。 二人の妹と(と、ゆ~ことは三姉妹?)故郷で 写真を撮り続けている中での数枚。 互いに撮ったり…

細江英公作品展「おとこと女」@JCIIフォトサロン 2018年3月24日(土)

なんとも意味深なタイトル。 そして館内には陰影が強く粗い画面のモノクロームの作品が多く並んでいる。 写っているのは確かに男と女。 しかし、全身を捉えているのはほんの僅かで 殆どはそのパーツからしか窺い知れない。 先ずはキャプション等は見ずに 虚…

ACTアート大賞展 プリント部門@The Artcomplex Center of Tokyo 2018年3月24日(土)

それ以外にも幾つか開かれている展覧会を 何か良い出物はないかいなと、さっと観て回る。 一点二点、おおっと思う品は有るも 値段との勘案で諦めざるを得ないのは残念。 で、標題展、同館でも最も広い地階の【artcomplexhall】で ~3月31日(土)まで開催中。 …

「あのころ なつかしい 昭和のお店」@東海道かわさき宿交流館 2018年3月21日(水)

タイトルでは「昭和の」となっているけれど 個人的な感覚では「戦前の」が正しいんじゃないか。 田舎生まれ・田舎育ちの自分でも 物心付いた時にはこんな造作の店ほぼほぼ無かったし。 紙粘土や木材で作られ、着色された構造物自体は その店で売られている商…

VOCA展@上野の森美術館 2018年3月20日(火)

一般の入場料は600円だが 250円で招待券を購入済み。 「VOCA賞」の『碓井ゆい』の〔our crazy red dots〕は 手法的には{キルト}になるんだろうか。 タイトルは「日の丸」を表し、縫い付けられている布の一片一片は おそらく戦時中の千人針や出征兵士への慰問…

FACE展2018@損保ジャパン日本興亜美術館 2018年3月18日(日)

一般の入場料は600円だが、招待券を200円で購入済み。 館内はそこそこの人の入り。でも常の通り 鑑賞に支障をきたすほどではない。 やたら写真を撮りまくるオヤジと 複数人で来て声高に画の前で技術論を聞こえよがしに 話している集団を除けば。 グランプリ…

写真展「天空から見た新宿風景」@新宿歴史博物館 2018年3月18日(日)

「鳥のように空から新宿の街を眺めたら」のサブタイトルの通り、 鳥の様に飛ぶことは古来からの人間の夢であったわけだが、 飛行機で移動できる昨今でも、自分が住む街、あるいは馴染みの場所を宙から見ることって そんなにないんじゃないか。 本展は1928年…

北の桜守@チネチッタ川崎 2018年3月21日(水)

封切り十二日目。 席数129の【CINE2】の入りは六割ほど。 『吉永小百合』主演作の例に漏れず 客層は高齢夫婦や女性同士が多い。 そしてまた、鑑賞マナーがあまり宜しく無いのも いつも通り。 電話やメールの着信音はガンガンだし、 話し声も度々。 まぁ二…

第18回グラフィック「1_WALL」展@ガーディアン・ガーデン 2018年3月16日(金)

本日最終日。 グランプリは既に『平田尚也』の〔”Demon” “Space Ship” “Royal Drive”〕に決定も それ以外の『モニョチタポミチ』『河村真奈美』『福西想人』の作品も 何れもがユニーク。 が中でもピカ一は、『清水』の〔ニューファッション〕。 実際に並んで…

15時17分、パリ行き@109シネマズ川崎 2018年3月19日(月)

封切り三週目に突入。 席数89の【シアター8】の入りは七割ほど。 先ずは『クリント・イーストウッド』監督の野心作と言っておこう。 以前から何回も書いているように、 その道の達人に演技を鍛えさせ映画に出す手法は確かにアリ。 アイドル上がりの下手糞…

ちはやふる-結び-@109シネマズ川崎 2018年3月19日(月)

封切り三日目。 席数175の【シアター4】の入りは七割ほど。 学校が春休みに入ったせいか 中学生くらいと思われる男子・女子の集団の来場者が多い。 そして本作で描かれるのは 鑑賞者の彼等・彼女等が進むであろう 高校での部活動を主軸にした世界。 とっ…

本秀康展「ロックとマンガ」@クリエイションギャラリーG8 2018年3月16日(金)

このタイトルは何事と、一瞬訝ってしまうけど、 並んでいる作品を見ればぴたりと判る。 作者は漫画家にしてイラストレーター。 そのテイストは誰もがたぶん一度は目にしたことがあると思われ。 漫画の原画と共に、 ロックの雑誌の表紙、あるいはCDのジャケ…

クリエイションの未来展 第14回@LIXILギャラリー 2018年3月16日(金)

『宮田亮平』監修による「金工のかたりべ」とのサブタイトルが冠されている 標題展よりも、 或いは同時開催の『藤ノ木土平』による焼物展よりも 【ギャラリー1】で開催されている”時代をつくった貝コレクション”が個人的にはツボ。 海の近くで育った自分にと…

アネックス展2018 前期@ポーラ ミュージアム アネックス  2018年3月16日(金)

前期の会期は~18日(日)まで。 「無明と可視」との副題が冠されている。 展示作家は四名。 その中で最も驚いたのは『牧田愛』。 彼女の作品はと言えば、一点の曇りや塵もないほどに ピカピカに磨き上げられた金器が彩光を放っているハズなのに 目の前にある…

南極観測60年 写真展@東京国際フォーラム 2018年3月14日(水)

ホントにこの場所は侮れない。 今日も移動の経路上で通過するだけのつもりだったのに こんな催しをやっている。 会期は~3月16日(金)なので アブナイアブナイ、折角の機会を失うところだった。 初期の頃から今に至るまでの変遷は 特設ページでも確認できる…

シェイプ・オブ・ウォーター@TOHOシネマズ上野 2018年3月14日(水)

封切り二週目。 席数235の【SCREEN7】の入りは三割ほど。 同じ水棲の半人生物でも それが女性であれば〔スプラッシュ〕の『ダリル・ハンナ』の様な超美形の人魚になるのに 男性の場合はなんで〔大アマゾンの半魚人〕みたいになっちゃうのよ?!と 予告編…

WONDER SEEDS 2018@トーキョーアーツアンドスペース本郷 2018年3月11日(日)

開催が標題館に変わり 不思議なコトに場所が違えば 何となく作品の印象まで変ってしまう。 計八十名の作品が並べられ 訪問が遅くなってしまうことは事前に判っていたので 良い作品を逃して臍を噛むことだけはしたくなく 事前にWebで確認も 今年はあまりピ…

離陸@佐藤美術館 2018年3月11日(日)

正式なタイトルは 「平成29年度 武蔵野美術大学大学院 修士課程日本画コース修了制作展」 個人的には”五大美”後の おさらいの位置付けだけどその認識で合っているかな。 先の伝で言えば 『都築良恵』の〔神の宮〕はそれにあたる。 こういったダークな世界観…

去年の冬、きみと別れ@109シネマズ木場 2018年3月10日(土)

本日初日。 席数119の【シアター7】の入りは六割程度と 思ったほどでもない。 前評判が高い割には・・・・、なんだが もっとも主演男優目当ての女性達は 舞台挨拶の回を目指すだろうからな。 予告編やフライヤーで 「すべての人が、この罠にハマる。」と…

坂道のアポロン@109シネマズ木場 2018年3月10日(土)

本日初日。 席数87の【シアター6】の入りは三割程度と 少々寂しい。 歴史のある高校は必ず坂の上に在るものだと 勝手に思っている。 小学校や中学は平地でも良いかもしれないが 高校は坂を登った処になくてはいけない。 その行き帰りの道程こそが ドラマを…

「近代日本の風景画」展~横山大観と富士を中心に~@講談社野間記念館 2018年3月3日(土)

一般の入場料は500円だが招待券を頂いた。 タイトルの字面から『大観』の{富士}が圧倒的に多いのかと思っていたら 単なる勘違い。 それ以外の作家さんの{富士}、或いは里山の景色を描いた作品も多々。 何れもが画面から凛とした風が流れ出て来る様で 観…

コレクターズウィーク@The Artcomplex Center of Tokyo 2018年3月3日(土)

以前にも書いたことだけど、個人の持ち物を 人前に晒すのはかなり恥ずかしいし、結構 勇気のいることだと思う 自分で言えば本やコミック、CDがそれにあたるか。 で、標題展、三人のコレクターが自身のコレクションを 満天下に晒す試み。 全館を使用し、一…

第41回 東京五美術大学連合卒業・修了制作展@国立新美術館 2018年3月3日(土)

会期の終了が間近に迫っているイベントが幾つかある。 その中から、どれを優先するか。 そして要領良く回る為に、普段であれば徒歩を励行も 今日に限っては費用が嵩むのを覚悟し 電車での移動を優先。 で、先ずは恒例の標題展。 個人的には年々パワーが減衰…