#絵画
会期は本日が最終日。それもあってか、館内はそこそこの数の来場者。 「ShinPA」の後継とのことで出展者は『リセイ、髙橋浩規、後藤まどか、平良志季、金丸悠児、江上秋花、倉田明佳、堤岳彦、万年、サイキン、松本理沙、たかすぎるな、パクテヒョン、馮聖心…
「女子美術大学日本画修士在学生・修了生展」と書かれている。 『慶野智子/須藤緋奈子/和田紗代子』による三人展で、タイトルはそれにかけているのだろう。 十五~六点が並んでいるのだが、『慶野智子』の〔異端児〕は別の場所でも観た記憶。 「卒展」だっ…
「アーティスト」がつくった「絵本」とのタイトルに惹かれてやっては来たが、メインの展示は七名の、それも通常の作品群。 中には立体もあり。 勿論「絵本」は並んではいるものの、要は即売会ということ。 会期は訪問日が最終日。
昨年の11月に同様のタイトルで開催された展覧会の「Vol.2」。”日本画新世界”との邦題。 会期は訪問当日が最終日。 十一名の作家の七十点ほどが並び昨年との重複や他所で見かける名前が多いこと、また、藝大卒と女性が多いのも特徴的。 なので過去の記憶を探…
恒例の標題展、今年は”それぞれの視界”とのタイトル。 研究室関係者・学生・招待作家計十九名の「素描」が並ぶ。 毎度のコトだが才能があり不断の努力を惜しまぬ人の表現の煌めきに驚嘆する機会。 教室の中だけでなくフィールドに出て、傍目には何気ない一コ…
「Group Show of Contemporary Artists 2024」との英語表記。「Contemporary Artists」をセレクションしているのがキモらしい。 【ギャラリーA】は〔スティル・エコー:境界の風景〕【ギャラリーB】は〔ずれはからずもぶれ〕【ギャラリーC】は〔回遊する風景…
訪問日が会期最終日。 その割には来場者の姿はぱらぱら。 出展作家は四名。 企画概要を読んでもあまり理解はできず。 ただ、それとは別のハナシとして、展示そのものは面白く観る。 『湯澤大樹』の国宝「明通寺」を題にした複数の作品。 或いは『赤川智洋』…
「歸空庵コレクションによる」と冠され「近世絵画に根づいたエキゾチズム」とも書かれている。 『司馬江漢』と{秋田蘭画}の作品が多数。 何れも模倣から始まり、自家薬籠中の物にした上で「和」との融合の過程が見え面白く歩を進める。 中には「これホント…
4月21日(日)~のリニューアルオープン。 「記念企画展」として”品川を彩る名品たちー品川歴史館浮世絵コレクションー”が開催されており。これは行くべし、と勇躍向かう。 前期:4月21日(日)~5月6日(月)中期:5月8日(水)~6月2日(日)後期:6月4日…
「名古屋芸術大学日本画コース二人展」 その二人はと言えば『安藤祐実』と『大見真里佳』で自分の訪問当日は『大見真里佳』が滞廊。 で、彼女の大作の前で足を留め、暫し観入る。ゴールデンカルーセルに乗る三人の若い女性。 二人は跨り、一人は腰掛ける。 …
この場所で同展を観るのはたぶん五年ぶり。 念のためWeb検索をして確認すればどうやら間違ってはいないよう。 同ギャラリーの両側のスペースに参加作家二十名の作品がずらりと並ぶ。 グランプリや各賞の受賞者はさておき、自分が気になったのは五名ほど。…
”多摩美術大学大学院修士課程日本画研究領域二年生展”が正式タイトル。 計十二名の作品が並び、一人あて大小合わせて複数点なので、見ごたえもあり。 『荒井颯子』の古風な日本画の構図や表現の中に今っぽい人物や思惑が入り込む〔マッチポイント〕。 期待と…
本展もはや六回目。 毎年この時期に、自身のコレクションを無料で披露してくれるのは、なんと有難いことか。 展示作家は二十ほども、アンティークチェアや白磁、信楽等もあり収集欲の広さはうかがえる。 気になる作家は『杉山日向子』で経歴を確認すれば「卒…
出展者は十三名。 『オウテンテン』と『熊谷衣瑠菜』の作品を面白く観る。共に二点づつが並んでいる。 前者は〔夏浅し風のかげそふ蝶のかげ〕と〔凌霄花の庭〕。 中央には幼げに見える人が独りで大きく描かれ翅の文様も大きさも様々な蝶が幾頭も、更には極彩…
『千賀健史』は「2017年 第16回写真「1_WALL」」グランプリ受賞者。 その時の作品は階層社会や差別・貧困をテーマも本展では「特殊詐欺」を取り上げる。 壁に架けられた幾つもの作品は解説も読まなければ理解は不能も、見ただけで単純に理解できるのは床面に…
「多摩美術大学日本画専攻卒業生・修了生四人展」と書かれている。 タイトルの「重塑」のココロは、「もう一度積み上げ、再構築する」だと言う。 さて、その四人は『阿部エリカ/永田優美/山内明日香/林銘君』。 中でも『永田優美』の描くところの女性に目…
「土地の記憶と記録 風景を巡る旅」と題が付されている。 並んでいるのは同館所蔵の絵画と写真も写真類の方が圧倒的に多く、やはり近隣の風景を写したものが印象に残る。 キャプションに付けられた年代を頼りに観て行けば、大きく変わった処も変わってはいな…
昨年もこうした仕切りだったろうか。「第二会場」が設定されていることを知ったのは当日のこと。 展示内容は【4・5階】が”武蔵野学芸専門学校”、【3階】が”早稲田国際ビジネスカレッジデザイン科総合学科”、【ACT】が”専門学校在籍生、高等課程の卒業…
もう47回目との案内。 五つの大学は「女子美術大学・東京造形大学・日本大学芸術学部・武蔵野美術大学・多摩美術大学」。 展示室は【1A~D・2A~D】と屋外。 有料で開催されている”マティス 自由なフォルム”が隅に追いやられるほどの勢い。 会場内は…
都内に梅の名所は多く、大田区内にも「池上梅園」や「梅屋敷」まで(笑) 本展のタイトルには「梅林」「花々」の文字が躍るも、実際の展示の見所はポスターにあしらわれている『伊東深水』の{美人画}、『川瀬巴水』『高橋松亭』の{新版画}。 とりわけ{…
会期は前・後期に分かれ前期は2月9日(金)~3月10日(日)、アーチストは『西田秀己、砂田百合香、江原梨沙子』の三名。 面白く観させて貰ったのは『西田秀己』の作品群。 何れも「fragile」が接頭された「椅子」「橋」「通路」の写真や模型。 「橋」であれ…
即売会も価格はカウンターに置かれたリーフレットに記載。チラ見して、その値段に驚く。 まぁ作品そのものは相当に大判だし。 並んでいるのはドローイングとフィギュア。 ショップ内には版画類も置かれている。ちなみにエディションは百超え。 子供と成人の…
”金沢美術工芸大学日本画専攻博士1年生2人展”と書かれている。 『森花』『王冠賢』二人の作品が並ぶ。 『王冠賢』の作品は何れも大判で且つごつごつとした岩肌の描写が特徴的。 硬質で且つ力強さを感じさせるもの。 一方の『森花』は日常の何気ない風景を切…
彼女の画を始めて観たのは確か「ワンダーウォール」。その後、2012年の「VOCA」翌年の「FACE」でも観て、その頃からスタイルはほぼ変わっていない。 漆黒のバックに浮かび上がる顔。 受ける印象も同様。 静謐さと凍てつきの中から湧きだす仄かなぬくもりや喜…
会期最初の週末ということで混雑を覚悟したのだが朝早い時間のためかまださほどの入りにはなっておらず。 入り口脇のカウンターで入場券を受け取ると「2階→3階→地階の順で回ることをお勧めします」との珍しい声掛け。 エレベーターの入り口前にもその旨の…
本日初日(笑)。オマケに日曜日とのこともありかなりの混雑が想定されるも会期が1月28日(日)~2月2日(金)に設定されているので来れる日は今日しかなし。 案の定、会場内はどこも人人人。しかも結構な割合で写メを撮っているので余計に滞留。 なかでも小…
タイトルは”半有―静かに変化するもの―”も「研究報告展」ともされており、入り口には、その辞も書かれている。 大作が五点に小品が三点並び、大きな作品は部屋の四方の壁を覆い尽くさんばかり。 〔震れる〕〔きえのこる庭〕等の作品から受けるファーストイン…
「館蔵品展 展覧会のちょっといい話」とも添えられている。 タイトルの頭にある「絵本」に反応して迷っていたのだが、実際は「絵本」「近代美術」「新収蔵品の紹介」の、三つのパートに分かれているよう。 ならば行って観るか、と。 ところが思いの外、「絵…
本日無料の日。 今回の展示、実際は”歩く、赴く、移動する 1923→2020””特集展示 横尾忠則―水のように””生誕100年 サム・フランシス”の三つで構成されている。 キャプションを読むと『サム・フランシス』の作品は「アサヒグループジャパン株式会社」の所蔵品…
今年もなんとか招待券を入手できたので会期最終日の前日に駆けつける。 ちなみに一般の入場料は400円。 場内の人の入りはぱらぱらで、ストレスなく鑑賞できるのは嬉しい。 そして今年は例年以上に好みの作品が多かったことも滞在時間が長くなったことの背景…