#邦画
封切り九日目。 席数106の【SCREEN13】の入りは四割ほど。 「3.11」以降、ふっつりと姿を消してしまった親友『すみれ(浜辺美波)』の死を『真奈(岸井ゆきの)』は何年経っても受け入れられない。 もっとも、最初の二~三年ほどは毎年のように訪れて…
封切り三日目。 席数284の【CINE5】の入りは三割ほど。 エンドロール直前、本作の原作者『小坂流加』への献辞が示される。 何のこと?と、かなり戸惑う。事前の知識も無く観に行ったものだから。 調べて分かったのは、彼女こそ主人公の『茉莉(小松菜奈)…
封切り二日目。 席数118の【シアター5】の入りは三割ほど。 監督の『松居大悟』が演劇出身とのこともあり前作の〔くれなずめ〕に続き本作も舞台モノ。 まぁ、過去作の例からも判るように、同業界での挫折をテーマにしたこの手の作品は、激賞できる対象に…
封切り二日目。 席数246の【シアター1】の入りは五割ほど。 {スパイ}{バイオレンス}もので「死体清掃人」の仕事が描かれるように、毎週のように登場する「怪獣」についても、倒した後の処理に特化した業務、「怪獣退治の専門家」ならぬ「怪獣(死体)…
封切り二日目。 席数147の【SCREEN2】の入りは八割ほど。 その男さえ来なければ『泉圭太(藤原竜也)』の将来は希望に満ちたものになっていただろう。 自身が栽培する「黒無花果」がマスコミにも取り上げられ、過疎化に悩む猪狩島は、それを観光と殖産の…
封切り二日目。 朝イチの舞台挨拶中継付きの回で鑑賞。 それでも、席数335の【SCREEN6】の入りは七割ほど。 まぁ、リアルに俳優や監督さん達が登壇する@六本木の方は、当然の様に満席だったらしい。 タイトルこそ「前科者」となっているものの、「保護司…
封切り二日目。 席数244の【CINE6】の入りは四割ほど。 『原田智(佐藤二朗)』は経営していた卓球教室がつぶれ、借金にもあえぎ、今では日雇いの労務で糊口を凌ぐ日々。 そんな彼がある日、娘に「指名手配中の連続殺人犯を目撃した。それを警察に告げ300…
封切り二日目。 席数349の【シアター6】の入りは七割ほど。 直近では例によって「CX」が過去作の放映等で散々と煽りを入れているのだが、思いの外盛況とはなっておらず。 オミクロン株の影響もあるのかなぁ、と思ったりもする。 劇場一作目ではまんまと…
封切り二日目。 席数89の【シアター9】の入りは二割弱。 ちょっと寂しい客足だけど、この後の回は舞台挨拶付きなので、主演の女優さんや男優さんが目当ての人はそちらへ行くのだろうな。 直近では「LGBTQ」に題を取った映画が随分と多い印象。 ただ何れの…
封切り四日目。 席数89の【シアター8】の入りは五割ほど。 世間を変えるのは、若者/馬鹿者/余所者と言われている。 本作の主人公『川上有美(宮沢りえ)』は、若者ではないにしろ(いや、政治の世界では若いかも。笑)、残り二つの要素には当てはまりそ…
本日初日。 席数244の【CINE7】の入りは三割ほど。 自分にはとんと関係のないハナシだったのですっかり記憶から抜け落ちていたのだが2010年~2013年にかけては「新就職氷河期」と呼ばれる大学生の求人倍率がかなり低い時代だったよう。 そんな2012年、大…
封切り二日目。 席数240の【SCREEN7】の入りは一割ほど。 『浅原ナオト』の原作は〔彼女が好きなものはホモであって僕ではない〕とのタイトル。 映画化にあたってそれを短く切ってしまったのにはどんな意図があるのだろうと、鑑賞前には勘ぐっていた。 と…
封切り二日目。 席数154の【CINE9】の入りは二割ほど。 「ロイコクロリディウム」は蝸牛に寄生しその運動ニューロンを制御する。 最終的な宿主である鳥に捕食させるため見つかり易い形に外見を変化させ行動すらも変容させる。 たかが寄生虫とて侮れない好…
封切り三日目。 席数542の【SCREEN5】の入りは三割ほど。 冒頭、主要な四人の登場人物が紹介される。ただこの時点では、各人の関係性はもやっとして杳とは分からない。 『森宮壮介(田中圭)』と『優子(永野芽郁)』の父娘は随分と仲が良さそう。 どうや…
封切り三日目。 席数246の【シアター1】の入りは三割ほど。 ある意味、製作委員会方式の悪い面が表出してしまった作品。 1997年版の〔Cube〕は全編に於いて無名の俳優を起用、それにより誰が生き残り、誰が死んでしまうのかの煙幕になっていた。 勿論、予…
封切り二日目。 席数407の【CINE11】の入りは四割ほど。 それにしても本作は、最初から最後まで濃密な様々な死の描写に溢れている。 もっとも『近藤(鈴木亮平)』『土方(岡田准一)』『沖田(山田涼介)』の三人も皆死んでしまうのだし、それ以外の主要…
封切り二日目。 席数120の【SCREEN8】は満員の盛況。 みんな緊急事態宣言の解除を待ちわびていたんだねぇ。 だからといって、以前より安全が保障されているわけじゃあないんだが・・・・。 ここ最近の『瀬々敬久』はノリに乗っている。 〔友罪(2018年)〕…
封切り三日目。 席数112の【SCREEN8】は一席おきの案内なので実質56席。その八割ほどが埋まる客の入り。 聖職者が必ずしも聖人でないことは、彼等による、特に性的虐待を描いた映画が多く作られていることからも判るところ。 その闇は深いのだが、本作…
本日初日。 席数118の【シアター3】は、一席空けての案内だと実質70席弱。その八割ほどが埋まっている。 小売店での万引きの被害は甚大と聞く。中にはそのために閉店や移転を余儀なくされるケースもあるらしく。 なので、自身が経営するスーパーで女子…
封切り三日目。 席数246の【シアター1】は一席おきの案内なので実質135席ほど。 それがほぼほぼ満員の盛況。 原作は共に未読も、そのトリックがあまり映像向けでないことから「whodunit」よりも「whydunit」に、また異色の相棒誕生の経緯と、そのハレ…
封切り二日目。 席数118の【シアター3】は一席おきの案内なので実質70席弱。 入りはその八割ほど。 ここには三人の「先生」が登場する。 一組の漫画家の夫婦は、妻『佐和子(黒木華)』は今では売れっ子、一方の夫『俊夫(柄本佑)』は嘗ては妻に憧れを…
封切り二日目。 席数158の【SCREEN3】は一席おきの案内なので実質80席。 入りはその三割ほど。 もう三十年も前に出版された『吉本ばなな』の〔キッチン〕。 話題作だったこともあり(なんといっても『吉本隆明』の娘のデビュー作)、直ぐに読了、今でも…
封切り二日目。 席数246の【シアター1】は一席おきの案内なので実質135席。その八割ほどが埋まっている入り。 嘗ての直木賞作家『津田(藤原竜也)』も以前に出版した実際の出来事を元にした小説が訴訟沙汰になり今ではすっかり干されてしまい、流れ流…
封切り三日目。 席数489の【SCREEN12】は一席空けての案内なので実質245席。 それが満員の盛況は正直、意外。なんと言っても上映時間180分の長尺だし。 「カンヌ」で脚本賞を獲ったとの事前の煽りが効いているのか。或いは「ハルキスト」は映像にも…
封切り二日目。 席数191の【CINE10】は一席おきの案内なので実質は95席ほど。 その九割方は埋まっており、この手の作品の人気の高さをうかがわせる。 『大上(役所広司)』の死から三年、それにしてもバトンを受け継いだ『日岡(松坂桃李)』の変貌ぶり…
封切り二日目。 席数244の【CINE6】の入りは一割ほど。 『山田鐘人/アベツカサ』による〔葬送のフリーレン〕では悠久に近い時を生きる「エルフ」の魔法使いが主人公。 彼女の前では人間の一生など、目の前を通り過ぎる落ち葉にしか過ぎない。 しかし、そ…
封切り二日目。 席数118の【シアター3】の入りは六割ほど。 原作は1956年に発表されたSFの古典にして名著。 日本での海外SF小説のランキングでは必ずと言っていいほど上位に位置付けられる。 何故に今まで映画化されてなかったんだろうと不思議に思う…
封切り二日目。 席数89の【シアター9】は満員の盛況。 続編モノものの成功が難しいのは論を待たず。失敗例の方が数多で、直近でも〔アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲〕の出来はかなり酷いものだった。 その点〔ザ・ファブル〕に関しては、元の物語りの骨格…
封切り二日目。 都内の映画館を利用するのは久しぶり。 席数297の【SCREEN3】は、一席おきの案内なので実質150席弱。 それが満員の盛況で、客層は若めのカップルと女性の二人連れが圧倒的。 やはり場所柄なのかなと思ったりもする。 画力は頭抜けてい…
封切り三日目。 席数100の【シアター5】の入りは四割ほど。 本土とを結ぶ小さな船が港に着くたびごとに欲望に目をぎらつかせた男たちが降りたつ。 みたところ漁業以外に取り立てての産業もないその島には多くの売春宿が軒を連ね、彼らの目当てはまさにそ…