RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

Petrichor@UNPEL GALLERY/アンペルギャラリー 2024年4月28日(日)

名古屋芸術大学日本画コース二人展」

 

その二人はと言えば『安藤祐実』と『大見真里佳』で
自分の訪問当日は『大見真里佳』が滞廊。


で、彼女の大作の前で足を留め、暫し観入る。
ゴールデンカルーセルに乗る三人の若い女性。

二人は跨り、一人は腰掛ける。

が、どうしたことだろう、描かれているバランスが不可解で、
跨っている馬の胴体に隠れている右足の存在感が無い。

腰掛けている女性も、キュロットスカートの片側の裾から両足がひょこっと覗いている。

これは何かの寓意だろうか。


『大見真里佳』の画はやわらかいピンク系のトーンが多いのに
『安藤祐実』の作品は対比するようにダークな色調。

それが両の壁で向き合うことで
不思議と対比のリズムが生まれる面白さ。


会期は~5月12日(日)まで。