展覧会のタイトルは
”鉄骨のゴッデス”。
「ゴッデス」=「女神」の元々の意味らしいが、
展示されている作品はそれにとどまらず、
古代を、とりわけ「エジプト文明」を想起させる数々。
が、素材自体は、青いビニールシート、コンクリート、
細い鉄筋、黄色いネットと、
何れも近代のもの。
とは言え、
ビニールシートで作られた古代の壺を模した作品も、
鉄骨とネットで作られたスフィンクスも
それなりに見えてしまうことの不思議。
こういった形状は
こうしたもの、との
我々への幼少期からの刷り込みを
上手く利用されている気もするのだが・・・・。
会期は~6月9日(日)まで。