RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

#洋画

コーダ あいのうた@TOHOシネマズ日本橋 2022年1月23日(日)

封切り三日目。 席数143の【SCREEN9】の入りは八割ほど。 原典は2014年のフランス映画〔エール!〕。 当該作品は公開時に劇場で観ており、その時の記憶も重ねて鑑賞する。 幾つかの設定変更、物語の舞台を農家から漁師へ、男兄弟の存在を弟から兄へ、主人…

ライダーズ・オブ・ジャスティス@チネチッタ川崎 2022年1月22日(土)

封切り二日目。 席数284の【CINE5】の入りは四割ほど。 タイトルの「Riders of Justice」は何のことかと思ったら主人公達と敵対する犯罪組織の名称。 ”正義”を名称にかざす割に、その実態は不法者の集団。 平和な国との印象を勝手に持っていたデンマーク…

ハウス・オブ・グッチ@チネチッタ川崎 2022年1月16日(日)

封切り三日目。 席数284の【CINE5】の入りは四割ほど。 「長者三代続かず」或いは「初代が作り2代目で傾き3代目で潰す」とも言う。 事業の継承は難しいことの例えも本作はそれを地で行く内容。 もっとも、運命の女である『パトリツィア(レディー・ガガ)…

スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム@TOHOシネマズ川崎 2022年1月9日(日)

封切り三日目。 席数542の【SCREEN5】の入りは八割強と盛況。 2022年1月9日時点ではIMDb:8.8Metascore:71と、一般客も評論家筋も頗る高評価。 正直、眉に唾を付けていたのだが、鑑賞後の率直な感想は、上記評点に諸手を挙げて賛同。 過去作の中でも〔ス…

マトリックス レザレクションズ@TOHOシネマズ日比谷 2021年12月19日(日)

封切り三日目。 席数489の【SCREEN12】の入りは五割ほど。 〔マトリックス三部作〕の公開から今年で十八年。世界は変容し、勿論、ショウビズに於いても例外ではない。 「#MeToo」や「多様性」が盛んに言われ、それが作品にも反映される。 その間にシリー…

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男@チネチッタ川崎 2021年12月18日(土)

封切り二日目。 席数244の【CINE6】の入りは三割ほど。 例によって実録もの。 主演の『マーク・ラファロ』は製作にも名を連ね、元々環境問題に関心の有った彼が「ニューヨーク・タイムズ」の記事を読み映画化を熱望、自ら『トッド・ヘインズ』に監督を依…

ラストナイト・イン・ソーホー@TOHOシネマズ日本橋 2021年12月11日(土)

封切り二日目。 席数143の【SCREEN9】の入りは五割ほど。 『エドガー・ライト』の新作は過去の{ホラー}や{スリラー}の名作へのオマージュとコラージュに満ち溢れる。 目立つところでも〔サイコ(1960年)〕〔キャリー(1976年)〕〔ポルターガイスト(1982…

モスル あるSWAT部隊の戦い@TOHOシネマズシャンテ 2021年11月21日(日)

封切り三日目。 席数224の【シャンテ-1】の入りは三割ほど。 邦題ではご丁寧に「あるSWAT部隊の戦い」と、解説ともつかぬ一文が付されているが、実際の主人公はタイトル通り舞台でもあるイラク第二の都市「MOSUL」。 冒頭シーンで流れるように…

皮膚を売った男@チネチッタ川崎 2021年11月13日(土)

封切り二日目。 席数284の【CINE9】の入りは二割ほど。 冒頭のシーンで、物語のおおよその帰結の予想は付く。 実際のストーリーもそれに向かうように進み、思った通りね、とにんまり悦に入っていた。 が、終盤に繰り出された展開は予想の遥かに上を行くも…

DUNE/デューン 砂の惑星@チネチッタ川崎 2021年10月17日(日)

封切り三日目。 席数488の【CINE12】の入りは三割ほど。 冒頭、タイトルの下に小さく「part one」の文字が表示され思わず仰け反るとともに、まぁそうだよなぁと納得もする。 思い出されるのは『デイヴィッド・リンチ』による〔デューン/砂の惑星(1984年)…

最後の決闘裁判@109シネマズ川崎  2021年10月16日(土)

封切り二日目。 席数118の【シアター5】の入りは三割ほど。 〔エイリアン(1979年)〕で名を上げはしたものの、近年ではそれに纏わる駄作を乱発し名を落としている『リドリー・スコット』。 もっともデビュー作は〔デュエリスト/決闘者(1977年)〕で日本公開…

ONODA 一万夜を越えて@TOHOシネマズ川崎 2021年10月9日(土)

封切り二日目。 席数142の【SCREEN1】の入りは七割ほど。 客層は高齢者が多く、自分も含め『小野田寛郎』の帰還を リアルタイムで知っている世代と見受けられる。 このストーリーには当然、前段がある。 終戦から数十年を経ても残留日本兵が潜伏している…

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ@チネチッタ川崎  2021年10月3日(日)

封切り三日目。 席数488の【CINE12】の入りは五割ほど。 言われてみれば改めて気づかされる、「007」は「殺しのライセンス」を与えられた証であり、本来的には特定の個人を指すものには非ず。 ところがあまりにも嵌っているため「001」から始まり、十を超…

MINAMATA-ミナマタ-@109シネマズ川崎  2021年9月23日(木)

本日初日。 席数118の【シアター3】は、一席空けての案内だと実質70席弱。その、九割ほどが埋まっている。 『ユージン・スミス』は間違いなく、世紀を代表する写真家。 「マグナム」の正会員でもあり〔楽園への歩み〕の様にメルヘンさえ感じさせる一枚…

アナザーラウンド@チネチッタ川崎  2021年9月5日(日)

封切り三日目。 席数290の【CINE4】は一席空けての案内なので実質145席。その二割ほどが埋まっている。 真偽のほどは判らないが、血中のアルコール濃度が0.05%の時に人はベストパフォーマンスを発揮できるとの説がある由。 もっともその言を吐い…

ドント・ブリーズ2@TOHOシネマズ川崎 2021年8月14日(土)

封切り二日目。 席数147の【SCREEN2】は一席おきの案内なので実質73席。それが満員の盛況。 冒頭のシーン、燃え盛る家から逃げ出して来た少女が道路に倒れ伏す。 それから八年後、彼女は何故か、あの「盲目の男」と一緒に、山奥の一軒家で暮らしている…

明日に向かって笑え!@109シネマズ川崎  2021年8月7日(土)

封切り二日目。 席数72の【シアター10】は、神奈川県も「緊急事態宣言」が発出されたことにより一席空けての案内でほぼほぼ40席。 その九割方が埋まっている。 相変わらず酷い邦題だなと思う。 劇中のどこにも〔明日に向かって撃て!〕を思わせるシーン…

イン・ザ・ハイツ@109シネマズ川崎  2021年7月31日(土)

封切り二日目。 席数118の【シアター5】の入りは七割ほど。 「ワシントンハイツ」と聞くと占領下の、今でいえば代々木公園一帯に在った兵舎/家族用居住宿舎などの在日米軍施設を想起してしまう年代です、すいません。 当然、本作の舞台であるニューヨー…

ブラック・ウィドウ@109シネマズ川崎  2021年7月25日(日)

封切り三週目。 それでも席数127の【シアター2】の入りは八割越えの盛況。 直近では〔ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年)〕を含めすっかり武闘派になってしまった『スカーレット・ヨハンソン』だが個人的には〔真珠の耳飾りの少女(2003年)〕や〔ジョジョ…

17歳の瞳に映る世界@TOHOシネマズシャンテ 2021年7月18日(月)

封切り三日目。 席数190の【シャンテ-3】は一席空けての案内なので実質95席が九割方の入り。 本作を手短にまとめてしまえば、望まぬ妊娠をした十七歳の少女が中絶をするまでの顛末、と僅かに二十五文字で納まってしまう。 ただ、ここで語られる幾つも…

プロミシング・ヤング・ウーマン@TOHOシネマズ川崎 2021年7月17日(土)

封切り二日目。 席数147の【SCREEN2】の入りは五割ほど。 そのタイトルにある通り『カサンドラ(キャリー・マリガン)』は将来を嘱望された女性だった。 医療系の大学に入り、その手技も頭脳も並みいる男子学生達を圧倒していた。 なのに今は、街場のコー…

ライトハウス@チネチッタ川崎  2021年7月10日(土)

封切り三日目。 席数191の【CINE10】は九割方の入りと盛況。 それにしても、いくら封切館が少ないとは言え、この手の映画がこんなに混むなんて正直かなり意外なんだが。 閉鎖空間で少数の人間が交わる時、必ず狂気を発する者が出来する。 「マンダレー」…

スーパーノヴァ@TOHOシネマズシャンテ 2021年7月4日(日)

封切り三日目。 席数224の【シャンテ-1】の入りは八割ほど。 普段は女性客や男女のカップルが多い劇場だが、今日に限っては男性の二人連れを殊の外見かける、しかも老いも若きも。 作品が客層を呼ぶ典型例だろう。 スーパーノヴァ=超新星とは随分と雄…

クワイエット・プレイス 破られた沈黙@TOHOシネマズ上野  2021年6月20日(日)

封切り三日目。 席数112の【SCREEN5】は一席空けての案内なので実質56席。それが八割ほどの入りになっている。 正式なタイトルは〔A Quiet Place: Part II〕。全体的な流れを見た時に、邦題よりも、こちらほ方がよほどしっくり来るのは毎度のこと。 加…

RUN/ラン@TOHOシネマズ川崎  2021年6月19日(土)

封切り二日目。 席数542の【SCREEN5】の入りは二割ほど。 『ディクスン・カー』が創造した『ギディオン・フェル』博士が解決した事件にも現れるように、緑のカプセルについては、何かしらの曰くが付いているものと昔から相場は決まっている。 未熟児とし…

Mr.ノーバディ@チネチッタ川崎  2021年6月13日(日)

封切り三日目。 席数154の【CINE9】の入りは六割ほど。 主演の『ボブ・オデンカーク』が、「チビ太のおでん」を持ちながら「Mr.ODENと呼んでくれ」とのしょうもない予告編や〔ジョン・ウィック〕の脚本家が制作陣に参加との煽り文句はああまたこの…

ファーザー@TOHOシネマズ川崎  2021年5月15日(土)

封切り二日目。 席数158の【SCREEN3】の入りは七割ほど。 もう何年か前に、VRを使って統合失調症の幻覚を疑似体験したことがある。 電車からホームへの段差は、普通なら何のことはないのに崖っぷちに立っているように見えたり、部屋の隅に見知らぬ人間…

ジェントルメン@TOHOシネマズ川崎  2021年5月9日(日)

封切り三日目。 席数150の【SCREEN4】の入りは八割ほどで盛況。 「IMDb」では7.8の高評価なのに、「Metascore」では51となかなかの惨状。 こういった一般の観客と評論家筋で評価が分かれるのはどうも一定の傾向があるよう。 特に『ガイ・リッチー』のよう…

ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから@109シネマズ川崎  2021年5月8日(土)

封切り二日目。 席数89の【シアター8】の入りは五割ほど。 共に才気あふれる男女が出会い一瞬で恋に落ちる。 最初は互いに高めあっていたものの次第に一方の才能が他方を圧倒しだしやがて二人の間に隙間風が吹き始める。 過去から幾度となく取り上げられて…

約束の宇宙@TOHOシネマズシャンテ 2021年4月18日(日)

封切り三日目。 席数224の【シャンテ-1】の入りは三割ほど。 なんとも珍しい宇宙に行かない{宇宙映画}。 しかしそこまでの過程は、過去のどんな類似作よりも仔細に描かれる。 例えば〔ライトスタッフ(1983年)〕でもパイロット達の訓練の模様は目の当…