2018-01-01から1年間の記事一覧
封切り三日目。 席数142の【SCREEN1】の入りは七割ほど。 原作及び英題は〔I Kill Giants〕。 何故邦題に「心の」なんぞという余計な修飾語を入れてしまうかなぁ、と 強く憤る。 なんとなれば予告編とこのタイトルを見れば オハナシの方向性におおよその…
一般の入場料は1,000円だが招待券を頂いた。 会期も僅か三日間と短く本日は中日。 それもあってか会場内はかなりの混雑。 売り買いや挨拶の声だけでなく 折に触れ画廊さんへの呼び出し放送があるものだから その喧噪の度合いたるや。 それにしても即売会にも…
正式なタイトルは ”幼稚園から大学まで美術教育の流れを体感する展覧会 ― 全国美術・教育リサーチプロジェクト2018 ―” 正直、絵を書いたり、物を作ったりするのは 得意ではなかった。 生来の不器用さが影響しているのかもしれない。 それでも不思議なコトに …
いつも通り一階から観て回ろうとすると 順路は二階からです、との丁寧な声掛け。 じゃあ、と階段を昇って行けば 確かに年表があるからそちらの方が予習できるとしても 全体を俯瞰するなら、どっちでもいんじゃね?などと 思ったりもする。 サブタイトルは ”…
今日の訪問も15:00~16:30の同時刻。 上映は”秋のアニバーサリープログラム2”。 賞味70分で計五本は過去20年の作品中から スタッフがセレクションしたもの。 一本目は〔The Second Bakery Attack〕。 『村上春樹』の〔パン屋再襲撃〕を映画化。 主演…
6月に開催された”SSFF&ASIA”の本荘には行けなかったけど、 ”東京国際映画祭”との連動で、 このようなまとめ企画を開催してくれるのは有り難い限り。 会期が週末に掛かるのは標題館での上映のみ。 プログラムは朝から晩まで展開されているものの やはり都合の…
計六名の作品が展示され 最終審査は12日(金)の予定なので 受賞表示はまだされておらず。 窓や開口部越しに外を見つめる眼差しが面白い 『原麻里子』の〔picture window〕や コラージュっぽい表現の 『H/N』の〔PRIVATE VOYAGER〕も良いけれど やはり 『円…
タイトルからは良く判らなかったのだが 1974年~75年に「東京新聞」に連載された 『瀬戸内寂聴』による時代小説〔幻花〕の挿絵を 『横尾忠則』が手掛けたと。 本展はその時の原画を 章ごとの粗筋紹介と共に並べたもの。 〔幻花〕自体は「応仁の乱」にまつわ…
封切り四日目。 席数250の【SCREEN2】の入りは五割ほど。 今日一日で三本映画を観たけれど まぁ見事に本作の客層は高齢に振れている。 お年寄りはホントに時代劇が好きなんだねぇ。 しかし本作の実態は時代劇のカタチを借りた純愛モノ。 動的な部分よりも…
封切り十一日目。 席数97の【SCREEN1】は満員。 タイムスリップものの一つの変形ながら タイムパラドクスを極力犯さぬよう、注意深く設定されている脚本は かなり上出来。 過去へ行き目的を達成しても、現在は変わらないとのシバリと、 遡行するための条件…
封切り四日目。 席数199の【SCREEN8】の入りは二割ほど。 まさにワンシチュエーションスリラーの一つの到達点だろう。 おそらく宇宙から地球に飛来したクリーチャーは 眼は見えないものの、野生の獣そこのけの聴覚を発揮し 声や動作の音に反応、哺乳動物…
サブタイトルの「The women of Poland and Japan」の通り 各国から五名、計十名の作品が展示され ドローイングあり立体ありと見た目も賑やか 静謐さとは裏腹の姦しいぺちゃくちゃとしたお喋りが聞こえて来そうな 楽しさに満ちている。 ポーランド側では 『パ…
第27期奨学生17名と招待作家2名、加えて 第26期奨学生の『奥村彰一』の一点、 更には【5階】に収蔵作品から過去の奨学生の作品6点が展示。 微細の面では『豊海健太』の〔幽体03〕が頗る付き。 漆と卵殻を素材に、捉えどころのない世界観を実態化する。 『渋…
計八名の展示作品は、それもこれもが激しいインパクト。 あまりの強烈さに一階の入り口から 二階最奥部まで仰け反りの連続。 『陳淑貞』の作品は、俗に言う「ラブホ」の個室内を撮ったもの。 日本に限らず、台湾のそれも色々と創意が凝らされ、 感心すること…
封切り十日目。 席数107の【CINE1】の入りは七割ほど。 客層は若い女子の多さは事前の予想通りも お母さんが小学生くらいの娘を連れての来場が殊の外おり 少々吃驚。 この手のラブコメコミックの映画化には辟易気味の昨今、 何時もなら軽くスル~するとこ…
封切り十日目。 席数129の【CINE2】の入りは六割ほど。 多少の色眼鏡で見ているせいか 来場者にはアイドルオタっぽい人が多いような印象(笑) 昨今のアイドルにはとんと興味を持てずにいるので かまびすしく巷間語られているあれこれには惑わされず 坦懐…
”品川区民芸術祭”の一環の催し。 過去からかなりの回数行われてはいるものの 時間が合わなかったり忘れてしまったりで 訪問するのは今回がお初。 同館内だけでも様々なイベントが行われているようだけど、 時間も限られているので【7階イベントホール】の …
”Do you know where you are?”が正式なタイトルかな。 会期は本日が最終日。 場内は人の姿も少なく、このために足を延ばしたのは 自分くらいじゃ、との印象。 作品の中にもう一枚の写真を写しこむ構成は 過去に観た記憶もあるけれど、 果たして同じ作者のモ…
リニューアル工事の為、長期休業していた標題館が 今月頭から再オープン。 その第一弾の展覧会にやって来た。 とは言うものの館内は、以前とそれほど変わっていないようにも見える。 躯体の部分を補強でもしたのだろうか。 で、「SDGs」である。 2015年9…
封切り三日目。 席数224の【SCREEN1】は満員の盛況。 しかし、日頃映画館に来ない客がそこそこいることが、 (特に)彼女等の反応や上映中の私語の多さからもうかがい知れる。 母親にとって男の子供の存在は かなり特別な意味合いを持つものらしい。 それ…
平日の昼下がりだと こんなに空いているものなのか。 移動の中途で時間があったので ちょいと立ち寄ったのだが。 展示されている大小合わせて十数点は 何れも写真かと見紛うリアル。 しかし添えられているキャプションを確認すると 絹布に水彩とアクリルで描…
明治150年だったり 維新150年だったり 戊辰戦争150年だったりと 夫々の立場で節目の年。 川崎にとっても宿場制が廃止され 鉄道が敷設されてからしばらくは 苦難の時代だったことが展示から見て取れる。 以降、メルクマーク的な出来事や時代と共に 市電・トロ…
”第1期”は、 個人的にはイマイチなノリだったけど ”第2期”は打って変わって三作ともイイ感じなのではないか。 一階には『堀園実』の〔なみうちぎわの協和音〕。 タイトルには波打ち際とあるけれど 個人的には河原を想起。 摩擦して丸くなった大小の石、流…
封切り十一日目。 席数89の【シアター9】は満員。 直近では「量子コンピューター」が何かと話題だし、 自分的にも一時期興味を持って 〔量子の新時代〕を初めとして何冊かの本も読んだけど さっぱり理解不能だった経緯。 唯一記憶に残っているのが 「シュ…
封切り四日目。 席数127の【シアター2】の入りは六割ほど。 怪談〔真景累ヶ淵〕が代表例、 江戸の昔から「累」の文字を怪異の物語に使って来た歴史は連綿とあり。 恐らく本作もその系譜を継いでいると勝手に解釈。 ちなみに原作は未読。 事故によって顔…
封切り四日目。 席数127の【シアター2】の入りは五割ほど。 タイトルがあんまりなことはさておき、 一種、実録モノにカテゴライズされるだろう。 もう十年以上も前になる 「奨励会」を経由せずにプロ棋士が誕生したコトの次第。 直近では『藤井聡太』七…
封切り九日目。 席数89の【シアター8】の入りは八割ほど。 冒頭のボーイ・ミーツ・ガールは極めて安直だ。 普通、こんなに簡単には 男女は恋に落ちないだろうし、物語を観る側も そんな単純さを求めてはいない。 しかし、物語の真骨頂は以降の流れにある…
上記に加えて【正木記念館】にも展示されているのは例年通り。 まぁこれは自分が事前にキチンと確認しなかったのがイケないのだが 訪問当日は丁度「藝祭」のただ中、 普段なら空いているであろう館内も、今日に限っては混雑。 オマケに告知にもある「講評会…
封切り十日目。 席数172の【シアター4】はほぼほぼ満員。 元々の原作がそうなのか、はたまた 映画に変換する過程でこうなってしまったのか。 なんとも中途半端な仕上がりで 監督の『原田眞人』いったいどうしちゃったの? 〔突入せよ! あさま山荘事件〕…
封切り二日目。 席数114の【SCREEN5】は満員。 いや~それにしても『広瀬すず』ちゃん 可愛かったな。 普段の佇まいも十分良いのに、 怒った顔や変顔、泣いた表情に笑った風情と 全てが満点。 本当は上手いハズのダンスを下手に踊る技量も相当のものだし…