2018-01-01から1年間の記事一覧
封切り三日目。 席数127の【シアター2】の入りは三割ほど。 モノクロームの画面がそうさせているわけではないだろうけど、 1960年代後半から70年代に制作された{ATG}作品を 観ているような気分になった。 芸術性が高いので批評家には評価される、が …
封切り四日目。 席数89の【シアター9】の入りは八割ほど。 物語りの冒頭は衝撃的だ。 長男が縊死しているところを見つけた母親は 何とか手を施そうとはするも叶わず、気を失い、 次に目覚めた時にはその前後の記憶を全て無くしていた。 彼女の容態を気遣う…
「東京150年 江戸から明治へ」の副題付き。 殊の外、「150年」を冠したイベント等が多いわけで わけても「浜離宮恩賜庭園」はこちらからの至近とあれば 当然のコトながら取り上げられはするだろう。 当日は「街歩き」のグループなどが頻繁に出入りし 館内…
二館で開催され、会期は~11月22日(木)迄と共通。 【ギンザ・グラフィック・ギャラリー】では会員作品が、 【クリエイションギャラリーG8】では一般作品が、 各々展示されている。 まぁこの催しに来る度に、自分が如何に時代に付いて行けてないかを 毎年の…
正式なタイトルは ”それを超えて美に参与する 福原信三の美学 Shinzo Fukuhara / ASSEMBLE, THE EUGENE Studio” だと思われるが随分と長ったらしい。 会期は1stと2ndに分かれ 前者は~12月26日(水)、 後者は1月16日(水)~3月17日(日)。 何はさておき入…
会期は~11月18日(日)まで、 十日間とかなり短い。 なので、とく訪う必要があるし、 会場内もそこそこの人の入りとなっている。 今回の出展は六名。 {錫器}の『中村圭一』の作品の中では「ちろり」に目が行く。 これからの季節、熱々の鍋にお燗で一杯と行…
【一階】の展示は授業風景のスライドのみ。 それと表の告知にある様に、 14時以降のイベントの準備のため 椅子を並べる作業が粛々と進められている。 何れにしろ、この後は混雑が予想されるから、 早めに観ておいた方が吉というもの。 計三十名の作品は 概…
封切り九日目。 席数126の【シアター5】の入りは九割ほど。 辛口評論家はコキ下ろすし、 レビューサイトでは概ね低評価。 しかし正直に言って、自分は随分と 面白く観させて貰った。 プロット自体は今まさに身近に有る危機を煽りに煽る。 個人情報の塊で…
封切り二日目。 席数315の【シアター3】の入りは八割ほど。 1985年5月8日@武道館での公演が 自分が『クイーン』を見た最後になってしまった。 一つ前は81年の2月でやはり@武道館。 その頃は日本贔屓の彼らのコト(実際82年10月にも来日してるし)、 ま…
『澤田知子』のセルフポートレートシリーズ〔BLOOM〕は昨年から撮り始められた新作。 何れも彼女の顔が画面いっぱいに大写しになり、 化粧や髪形を少しづ変えることで、かなり異なる印象を鑑賞者に与える。 間違いなく同一人物のハズなんだけどねぇ。 〔Earl…
【本館地階】の半分を使い、彫刻作品がずらりと並ぶ。 とは言うものの必ずしも木彫だけではなく 硝子管を使用したもの、装置を使うもの、映像によるものと 表現は多様。 三十名弱の作品は大小、所狭しと犇めいている。 その中では 『一井弘和』の〔曙草浮遊…
【本館】の【三階】全てのスペースを使い開催中。 展示作品には大作が多いので、やはりこれくらいの広さが必要なのだな と思う。 フライヤーや看板に載っているモノと共通のモチーフが約半数、 残り半分は椅子の背に壮大な翼が付いているモノとほぼほぼなっ…
キュレーターは『ヴィクター・ワン』、 出展アーティストは 『出光真子』『ジャン・ペイリー』『パク・ヒョンギ』 の三名で 何れも映像作品。 一階の『ジャン・ペイリー』の作品には身の毛もよだつ。 計三点のうち、最奥の一点がまさにそれなのだが 計十二台…
普段は閉じられている【正木記念館】の一階にこんな施設があること、そして そこが期間限定で開室されていることを知ったのは、 別の展示を観るために訪れたたまたまのこと。 構内にもこの程度の告知しかないのよね。 多くは気付かないのか訪うのは疎ら。 そ…
毎年のように訪問している標題展も 今年の展示は随分と小ぢんまりとしている印象。 丁度昨日は表彰式。で、本日は自分の滞在時間帯に レクチャー/トークショーが【1階ホール】で開催されていたためか 場内には人も疎ら。 ま、ゆっくりと鑑賞できたので そ…
本日初日。 席数159の【SCREEN3】の入りは三割ほど。 『三島有紀子』は好きな監督。 〔繕い裁つ人〕〔少女〕〔幼な子われらに生まれ〕は 何れも佳作~秀作と思うし、原作ものについては世界観の再現度が素晴らしいと思う。 で、本作。 先に挙げた数作に倣…
前期の上出来につられてやって来た。 後期は今日が最終日。 夕刻の訪問故か、場内はそこそこの混雑だし 売り込む方も気合が入っている。 しかし展示内容はと言えば、かなりの部分が前期とかぶっており、 逸品を再び目にできるのは良いとしても 新奇さには欠…
”第25回グラフィックアート『ひとつぼ展』”ファイナリストによる個展。 入り口脇には随分と立派なスタンド花が置かれ 贈り主はだれかと見れば、これが『よしもとばなな』。 彼女の小説〔サーカスナイト〕のイラストを『秋山花』が 担当した縁によるものなの…
封切り三日目。 席数199の【SCREEN8】の入りは二割ほどとかなり寂しい。 そして来場者も高齢に振れている。 要は世間的には、その様な受け取られ方をしている作品 との証左なのだろう。 舞台劇の映画化は、 その脚本家、または公演した劇団、 はたまた出…
封切り二日目。 席数456の【SCREEN1】は満員の盛況。 標題館では二番目の大箱が札止めになるのはたいしたものだけど 音響も更に良い「premium theatre」での上映だったのね。 1999年〔ブレア・ウィッチ・プロジェクト〕の擬似ドキュメンタリーと、メディ…
会期は残念ながら本日が最終日。 ”コレクター山本冬彦が選ぶ若手作家展”は毎度のコトながら 嗜好がかなり合致している。 計十三名の中では 『溝井悠紀』『寺野葉』『戸井田しづこ』『高草滋汰』『香林サヤカ』 の作品がそれにあたるわけだが、必ずしも諸手を…
前・後期に分かれ 前期は~22日(月)まで、 後期は25日(木)~28日(日)。 基本即売会であはるものの、 ギャラリーやキュレーターの嗜好がモロに出て、その違いを楽しむのが面白い。 同じ作家さんが異なるスペースで取り上げられていたりもするし。 『平…
正式なタイトルは”言葉を超えた写真家 富山治夫 『現代語感』” 計二十六点が展示され その何れも「朝日ジャーナル」での連載 「現代語感」に掲載されたもの。 時は1960年代前半。 1955年の「もはや戦後ではない」の一節から更に十年、 経済的な繁栄…
封切り八日目。 席数118の【シアター5】の入りは満員。 客層は高齢者が圧倒的。 100分程度の尺の小品。 内容も、折々の出来事が淡々と積み重ねられるだけで ドラマチックな展開はほぼ無い。 本来であればこれほどの集客は無かったろうに。 偏に、主要…
封切り二日目。 席数100の【シアター3】の入りは四割ほど。 『橋本愛』ちゃんと、『門脇麦』の夢の様な共演。 これを観ずにおれようかと勇躍劇場に向かえば 館内には同じような思惑とおぼしき お腹が出て頭髪の薄いおぢさんが多数。 うん、うん。わかる…
『SHIMURAbros』は姉弟によるユニットとのこと。 タイトルの”Seeing Is Believing 見ることは信じること”は 実際に作品を目の当たりにすると とっても額面通りに受け取るわけにはいかぬ。 会場内は大きく二つのスペースに仕切られ 入り口側は鏡を使った作品…
同時期開催は ”クリエイションの未来展”が~10月28日(日)まで、 ”中村康平展”が~10月23日(火)まで。 しかしやはり標題展に留めを刺すかも。 類似の展示はほぼほぼ一年前に「たばこと塩の博物館」でもされていた。 内容についてもかなり被っている印象。 加…
前回の訪問時に入っておけよってハナシ。 すっかり失念しており、本日 再び交通費を掛けてやってきた。 なんとなればタイトルと内容が振るっている。 芸術の保存や修復は未来へと過去の遺産を繋いで行く大事な手段。 紙に描かれた、素材を加工したものについ…
なんでこんなコトになってるの?と 思わず仰け反ってしまうほどの凄い混雑。 それが予め見越されていたのだろうか 普段では見かけない「staff」Tシャツを着用した女性が 随分と多く配置されている、 並んでいるのはタイトル通り 「good design company」が…
封切り十日目。 席数150の【SCREEN4】の入りは九割ほど。 元々は台湾の映画を移植した一本と聞いている。 原典は未見も、かなり忠実になぞっているとの印象。 なんとなれば彼の国新学期は九月から。 作中にはそれを思わせるシーンがあり、 本邦の季節感と…