封切り十一日目。
席数97の【SCREEN1】は満員。
タイムスリップものの一つの変形ながら
タイムパラドクスを極力犯さぬよう、注意深く設定されている脚本は
かなり上出来。
タイムパラドクスを極力犯さぬよう、注意深く設定されている脚本は
かなり上出来。
過去へ行き目的を達成しても、現在は変わらないとのシバリと、
遡行するための条件が極端に多く挙げられているのも
今までには無かったタイプ。
遡行するための条件が極端に多く挙げられているのも
今までには無かったタイプ。
タイトルはその「キマリ」の一つから取られている。
その仕掛けを使って、四組の物語が描かれるのだが、
ここで制作・配給サイドには猛省を促したい。
ここで制作・配給サイドには猛省を促したい。
なんだよ!四回泣けますってキャッチは!!
だから「泣けませんでした」なるタイトルの評がまたぞろ現れ、
あたら評点を落とすってことにいい加減気付け。
だから「泣けませんでした」なるタイトルの評がまたぞろ現れ、
あたら評点を落とすってことにいい加減気付け。
そんなのは映画の本質とは全く関係い事柄で
脚本がきちっと書けていて、役者さんが良くって
色んなカタチでココロが震えればそれで十分だろうに。
脚本がきちっと書けていて、役者さんが良くって
色んなカタチでココロが震えればそれで十分だろうに。
揚げ足を取られる様な表現はもう
きっぱりと止めにして貰いたい。
きっぱりと止めにして貰いたい。
あっいかんいかん、映画のハナシだった。
本作は家族のふれあいと情愛の物語り。
年代もシチュエーションも様々ながら
実は普遍的な事例だったりするから琴線にふれる。
実は普遍的な事例だったりするから琴線にふれる。
後悔は先に立たないけれど、それをリカバリーする方法はきっと有る。
過去は変えられずとも、自分が変わり
それにより未来がより良くなる可能性が広がるとのテーマも悪くない。
それにより未来がより良くなる可能性が広がるとのテーマも悪くない。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。
タイムトラベル的な瑕疵が一点と、
BGMや効果音があまりにも不出来なのが璧に瑕。
BGMや効果音があまりにも不出来なのが璧に瑕。
それさえなんとかなればもっと良作になりえただろうに・・・・。