会期が週末に掛かるのは標題館での上映のみ。
プログラムは朝から晩まで展開されているものの
やはり都合の良い時間帯はこれありで。
やはり都合の良い時間帯はこれありで。
賞味80分の枠に計四本が並べられ、一本平均20分内外と言うことか。
セレクトされているのは全て受賞作品。
セレクトされているのは全て受賞作品。
「キテミル川越ショートフィルム大賞」の〔Some Day〕
正直に評して、駄作。
ストーリーに新奇性はないし考証もダメダメ。
脚本の練り込みもイマイチ。
脚本の練り込みもイマイチ。
短い尺での表現なんだからもっとエッヂを立てないと。
インドでの女性の生き辛さを、端的にズバット描写する切れ味が素晴らしい。
観る側にも十二分に想像を働かせ、まさにショートフイルムの見本のような一本。
「インターナショナル部門ベストアクトレスアワード」の〔マルグリット〕
独居老人の寂しい毎日を淡々と描く作品と思いきや
思わぬ方向にお話は流れて行く。
思わぬ方向にお話は流れて行く。
若い頃の後悔とイマイマの救済を静かに静かに表現し秀逸。
「Cinematic Tokyo部門 優秀賞/東京都知事賞」の〔東京彗星〕
一年後に東京に彗星が衝突する。
しかも2020後の不況下にある日本にとってはダブルパンチ。
しかも2020後の不況下にある日本にとってはダブルパンチ。
東京を離れなければ九分九厘、命はない。
そこで人々はどう行動するか。
そこで人々はどう行動するか。
両親を亡くした年の離れた兄弟を軸に
人間模様が展開される。
人間模様が展開される。
展開に若干の甘さはあるけれど、
最後の最後に持って来る一山は、確かに日頃我々が
意図的に忘却している事象だ。
最後の最後に持って来る一山は、確かに日頃我々が
意図的に忘却している事象だ。
3/4の比率で秀作なのだから
満足度は高い。
満足度は高い。
表示は満席となっていたが、キャパ190の標題館の入りは七割ほど。
当日、フリで行っても十分に入場できるんじゃ?