封切り四日目。
席数199の【SCREEN8】の入りは二割ほど。
まさにワンシチュエーションスリラーの一つの到達点だろう。
おそらく宇宙から地球に飛来したクリーチャーは
眼は見えないものの、野生の獣そこのけの聴覚を発揮し
声や動作の音に反応、哺乳動物の存在を察知し
迅速に忍び寄り捕食する。
眼は見えないものの、野生の獣そこのけの聴覚を発揮し
声や動作の音に反応、哺乳動物の存在を察知し
迅速に忍び寄り捕食する。
それにより人類は窮地に陥り、
互いに連絡を取る手段も限られ
ぽつんぽつんと細々と生存する。
互いに連絡を取る手段も限られ
ぽつんぽつんと細々と生存する。
どの程度の大きさなら聞き逃すのか、
鳥を襲うことはできないのか
海中ならどうなのだろうなどとの疑問は湧いて来るけれど、
兎に角、人間はなす術も無く、存続の危機に追いやられている。
鳥を襲うことはできないのか
海中ならどうなのだろうなどとの疑問は湧いて来るけれど、
兎に角、人間はなす術も無く、存続の危機に追いやられている。
此処に一組の家族がいる。
見事な描き分け。
これはもう、声を出すな、音を立てるなと言うのがムリムリな設定で、
それをなぞるように、息つく間もなく、次から次へとサスペンスが繰り出される。
それをなぞるように、息つく間もなく、次から次へとサスペンスが繰り出される。
伏線の張り方は巧いものから拙いものまで
バラつきはあるけれど、まぁま許容範囲か。
バラつきはあるけれど、まぁま許容範囲か。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。
そしてまた本作は、親子の絆と愛情の物語でもある。
子供を自立できるよう強く育て上げる親と
それに見事に応えて見せる子供達。
それに見事に応えて見せる子供達。
子供の為であれば我が身を投げ出すことを厭わぬ親の生き方。