賞味70分で計五本は過去20年の作品中から
スタッフがセレクションしたもの。
スタッフがセレクションしたもの。
一本目は〔The Second Bakery Attack〕。
独特の疾走感と、時として笑いどころはあるものの
全五本の中では一番凡庸。
全五本の中では一番凡庸。
「SSFF&ASIA2014 ジャパン部門ベストアクトレスアワード」の〔平穏な日々、奇蹟の陽〕にはちょっと吃驚。
「SSFF&ASIA2011 グランプリ」、〔ヘルムートの誕生日〕は違う意味で驚かされる。
舞台と映画の丁度折衷のような。
舞台と映画の丁度折衷のような。
不条理さを醸しつつ、眼前に在る情景が次々と虚構化されて行く
手際の素晴らしさ。
手際の素晴らしさ。
しかしここにロボットと旅をする少女が一人。
何の為に、何処を目指して?
何の為に、何処を目指して?
謎の散らし方やアクションだけでなく、
報復の意味ってどこにあるんだろ?と
普遍的な疑問を突き付けられる。
報復の意味ってどこにあるんだろ?と
普遍的な疑問を突き付けられる。
「SSFF&ASIA2010 インターナショナル部門ベストアクターアワード 」の〔運命の出会い〕が凄すぎる。
僅か10分尺の中に二転三転と次々新しい事実が提示される。
それもそれ以前の伏線を綺麗に踏襲する形で。
それもそれ以前の伏線を綺麗に踏襲する形で。
あまりの手際の鮮やかさに、終幕では思わず
ほうっと溜息が出る。
ほうっと溜息が出る。
今日も今日とて満足度は高かった。
会場内は満席も、当然だよね、との思い。