封切り四日目。
席数250の【SCREEN2】の入りは五割ほど。
今日一日で三本映画を観たけれど
まぁ見事に本作の客層は高齢に振れている。
まぁ見事に本作の客層は高齢に振れている。
お年寄りはホントに時代劇が好きなんだねぇ。
しかし本作の実態は時代劇のカタチを借りた純愛モノ。
動的な部分よりも静的なシーンが遥かに多く、
先の人達が果たして満足感を得られたかは甚だ疑問。
先の人達が果たして満足感を得られたかは甚だ疑問。
それから十数年。
連れ添った妻が亡くなり、彼女の遺言を果たすために
『新兵衛』は一度は離れた藩に舞い戻って来る。
『新兵衛』は一度は離れた藩に舞い戻って来る。
が、その心の内は恋々として煩悶。
亡くなった妻が実は自分以外の男を好いていたのでは、と
うじうじと悩み嫉妬する。
うじうじと悩み嫉妬する。
そんな彼が再び領内に足を踏み入れることから
物語は動き出す。
物語は動き出す。
新奇性はほとんど無い。
それでも、謎が幾つか提示されることと
しっとりした夫婦の心馳せが語られることで
殺伐とした殺陣の場面とメリハリの効いた対比となっている。
しっとりした夫婦の心馳せが語られることで
殺伐とした殺陣の場面とメリハリの効いた対比となっている。
例えて言えば〔椿三十郎〕にちょっと異なる味付けを施したような。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。
エンドロールで主演俳優もクレジットされている、
殺陣のシーンの剣捌きが面白い。
殺陣のシーンの剣捌きが面白い。
これは実戦で役に立つんだろうかと
疑問に思ったりはするのだが。
疑問に思ったりはするのだが。