前期の会期は~18日(日)まで。
「無明と可視」との副題が冠されている。
展示作家は四名。
その中で最も驚いたのは『牧田愛』。
彼女の作品はと言えば、一点の曇りや塵もないほどに
ピカピカに磨き上げられた金器が彩光を放っているハズなのに
目の前にあるそれは、裸眼で見る3D映画のようにぼうとして境界すら曖昧。
ピカピカに磨き上げられた金器が彩光を放っているハズなのに
目の前にあるそれは、裸眼で見る3D映画のようにぼうとして境界すら曖昧。
ややの距離を保てばそうでもないのだが、
なんかピントがずれて撮れているようにも見える。
なんかピントがずれて撮れているようにも見える。
なまじ素材は同様なものだから
過去作を見慣れている眼からするとかなりの違和感。
過去作を見慣れている眼からするとかなりの違和感。
これが新たに目指す方向なのだろうか?
物質と空気の境目が、次第に模糊としていく過程の
一瞬を捉えるとの姿勢だろうか。
一瞬を捉えるとの姿勢だろうか。
それ以外には『松橋萌』の木材を切り出し加工、
重ね合わせた表現がなんともユニーク。
重ね合わせた表現がなんともユニーク。
後期は3月23日(金)~の開催。
そちらの内容にも興味津々。