RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

第18回写真「1_WALL」展@ガーディアン・ガーデン 2018年3月24日(土)

計六名の作品が展示され、
内四名が身近な日常を切り取っており、その中でも
グランプリは『中野泰輔』に決定済み。

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個人的には
『影山あやの』の写真が好き。

二人の妹と(と、ゆ~ことは三姉妹?)故郷で
写真を撮り続けている中での数枚。

互いに撮ったり撮られたりの関係は
単に微笑ましいだけでなく、諍いもあったりするのだろうか?

そんなことを考えながら一枚一枚を観る。
たぶん自分の顔にはニヤニヤ笑いが張り付いていると思う。


一方、そんなこととは真逆に位置するのが『苅部太郎』の
ポラロイド写真。

透明なアクリル板に挟まったそれは、表面は人物の肖像、
裏面には文字によるメッセージ。

世界的にも問題となっている、ミャンマーでのロヒンギャ族への迫害。
それによって家族が行方不明になった人々の悲愴な
面立ちと言葉が立ち上がって来る。

一種、プロジェクトではあるけれど、
こうやって行動を起こすことの、勇敢さを強く感じる。



大賑わいとはいかないまでも三三五五の来場者は
途切れることが無い。