WONDER SEEDS 2018＠トーキョーアーツアンドスペース本郷 2018年3月11日（日）

開催が標題館に変わり
不思議なコトに場所が違えば
何となく作品の印象まで変ってしまう。

計八十名の作品が並べられ
訪問が遅くなってしまうことは事前に判っていたので
良い作品を逃して臍を噛むことだけはしたくなく
事前にＷｅｂで確認も
今年はあまりピンと来る一点は無かったのだが
そんな中で『岡村よるこ』の〔Composition 20171201〕は
ささっと描いたようにも見えて、実物は線の流れがかなり美しく
思わず　ああいいなぁ　と嘆息する。
勿論「ＳＯＬＤ」の表示が。

『大八木祥太』の〔チューベローズに口づけを〕も
実見で良さが判る作品。
しかし彼女は何を咥えているんだろ？

同様な性向なのは『西垣肇也樹』の〔ミンナ二デクノボートヨバレ〕も同様。
描かれているのは間違いなく「ゴジラ」。
でもそれは数多の文字の組み合わせで構成されている。

かなりぽかぱか陽気の休日の昼下がりにもかかわらず
来場者の姿は過少。

会期は～3月25日(日) まで。

しかしもっとも驚いたのは
殆どの作品が三万円台までの値付けのなか
二十万円のプライスを提示している『芦田いずみ』。
ただ、Ｎｅｔで検索すれば、それも道理なのが良く判る。