『ロベール・ドアノー』写真展の第二部。
タイトルは”“永遠の3秒”の原点”。
〔永遠の3秒〕は
1979年に刊行された写真集のタイトル、且つ
彼の孫娘『クレモンティーヌ・ドルディル』監督による
{ドキュメンタリー}映画のタイトルにもなっている(2017年の劇場公開)。
〔パリ市庁舎前のキス〕は「東京都写真美術館」の壁面も飾っており
あまりに有名。
計三十八点が、
幾つかのセクションに分けられ、並んでいる。
ウイットに富んだ〔ピカソのパン〕。
ギャラリーを舞台に、
市井の人々の生態を覗き見るような〔ギャラリー・ロミのウィンドー〕。
日本では「流し」と言われる、
アコーディオンを持ち、
リクエストに応じて弾くことで小金を稼ぐ『ピエレット・ドリオン』。
後半パートでは広告写真もあるけれど、
やはりこうした街中の人々や
著名な人物でも普段のプロフィールを写した作品に惹かれる。
会期は~~12月26日(木)まで。