RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

写真展「天空から見た新宿風景」@新宿歴史博物館 2018年3月18日(日)

「鳥のように空から新宿の街を眺めたら」のサブタイトルの通り、
鳥の様に飛ぶことは古来からの人間の夢であったわけだが、
飛行機で移動できる昨今でも、自分が住む街、あるいは馴染みの場所を宙から見ることって
そんなにないんじゃないか。

本展は1928年から1993年の新宿区の景色を
空撮のみではなく、地上で起きた出来事も絡めて並べたもの。

戦前の風景から始まり、戦後の焼け野原、
そして現在の興隆までを余すところなく伝える。


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基本、地上の風景と対になっているので
判りやすいことが先ずは良い。

なんとなれば慣れた景色でも、鳥の目で見た時に
あ、これは※※の場所だよね、とすぐさま思い至るには
相当のメルクマークが無いとムリだし。


また入り口直ぐの場所に貼ってある「新宿の盛り場地図」も面白く、
小林信彦』のエッセイに出て来る、
昔の新宿の興行場等の位置関係も手に取る様に判る余禄もある。


会期は今日が二日目

そこそこの人の入りで賑わっている。