封切り十二日目。
席数129の【CINE2】の入りは六割ほど。
そしてまた、鑑賞マナーがあまり宜しく無いのも
いつも通り。
いつも通り。
電話やメールの着信音はガンガンだし、
話し声も度々。
話し声も度々。
まぁ二人連れが多いことを差し引いても
機器はねぇ、きちっと手当しておくべきだろう。
機器はねぇ、きちっと手当しておくべきだろう。
おっといけねぇ、映画のハナシだった。
主演女優の120本目の映画出演作にして
〔北の3部作〕の最終章がウリの文句ながら、
何のタメに三部作と括るのかがさっぱり判らない。
〔北の3部作〕の最終章がウリの文句ながら、
何のタメに三部作と括るのかがさっぱり判らない。
別に二部でも四部でも良さそうで、必然性を全く感じられず、
ただ宣材用にさっと作られた感満載の惹句。
ただ宣材用にさっと作られた感満載の惹句。
30代から60代後半までを一人で演じる訳だが
やはり若い時代の表現には無理がある。
やはり若い時代の表現には無理がある。
いや顔はね、メイクとか映し方でなんとか誤魔化せますよ、
でも身体性はどうしても辛いね。動きにキレが無い。
でも身体性はどうしても辛いね。動きにキレが無い。
全編を一人に任せるのは、遠慮なのかリスペクトなのかは知らんけど
少なくとも観客へのサービスにはまるっきりなっていない。
製作者サイドはいい加減、そのことに気づくべき。
少なくとも観客へのサービスにはまるっきりなっていない。
製作者サイドはいい加減、そのことに気づくべき。
作品自体はたぶん{ロードムービー}に分類すれば良いだろうか。
評価は、☆五点満点で☆☆☆★。
肝心の悲惨な体験も、おおよそ見当の付く内容で新奇さはないし、
その後の窮乏生活への経緯の説明もないので、何故そんなことに、と
呆気に取られもする。
その後の窮乏生活への経緯の説明もないので、何故そんなことに、と
呆気に取られもする。
要は脚本がなってない。