これはユニークな展覧会。
館が所蔵する昔の物品を展示するのは多くあれど、
その中から「珍しい」ものをセレクトし並べている。
例えば「牛乳瓶のふたあけ」は実際に小学校で使われていたもの。
脇には年代別に「知っていた」「知らなかった」と
来場者がシールを貼る紙も置かれ、
世代別の認知の差が一目瞭然。
同じく学校で使われたものであれば
黒板の前に掛けて生徒に見せた大きな算盤とか。
また、「これは何に使われた道具でしょう?」との
三択問題もあり。
設問そのものがヒントも、ある程度年齢を重ねた自分でも
全く見当が付かないものも。
一方で、昔の農具が置かれたコナーには
何故か黒電話がぽつんと置かれる違和感。
かまど や 羽釜 が在るのは理解できるけど。
まぁ、趣旨は「実際に使ってみよう(イベント時)」なので
ありっちゃ~ありかも。
夏休みの自由研究のお助けを目論んだ展示内容と思われるも、
どの世代の人が見ても夫々楽しめる。
会期は~9月8日(日)まで。