会期は二つに分かれ
第1期は~5月7日(日)まで。
それもあってか、自分の滞在中に
他にも四人の入場者の姿を見かける。
イベントが予定されているわけでもないのに
珍しいこともあるもの。
出展は『室井悠輔、井上瑞貴、宇佐美奈緒』の四名。
『宇佐美奈緒』の〔I stitch my skin to the ground.〕は
会場の入り口に「映像に性暴力を思わせる表現があります」との注意書き。
件の映像は、ループモードとゲームモードがあり、
鑑賞者が選択をできるように。
後者であれなスティックを動かして
ゲームの主人公の動きを操作できる。
実際の体験談のビデオゲーム化も、
当事者の体と心の痛みに
どれだけシンクロできるかは何とも言えぬところ。
『井上瑞貴』の〔あなの中のかいじゅう〕は、
あな(た)の中のかいじゅう と読み間違えて
独り得心してしまった。
でも、人は誰でも心の中に闇を飼っており、
時としてそれが表出することがある。
その仕方によっては恐ろしい結果が出来するのは
過去からの事実ではないことも感じる。
第2期は5月20日 (土) ~の開催。