#その他芸術、アート
大企業は専属のデザイナーを社内に抱えているケースがままあり、 本展の『黒岩保美』も旧「国鉄」時代にその任に当たっていた、 との理解で宜しいか。 その成果を実物や写真で並べるのは当然としても 其処に到る過程の展示が面白い。 特に新幹線のカラーリン…
「クリエイションの未来展 第16回」は ”隈研吾監修 東京大学建築学専攻隈研吾研究室の活動”として~9月25日(火)まで、 「やきもの展」は 『島村光』の”十三支・おくれてきたねこⅣ”が~9月3(月)まで 開催されているけれど、 今日の目玉は何と言っても ”ふるさ…
一般の入場料は100円だが、新聞に掲載されていた割引券を持参 50円での入場。 訪問時は丁度、講演会が別室で開催されており そのせいもあってか会場内に人は疎ら。 おかげでゆったりと鑑賞することができた。 そのタイトルからは、所謂「モボ・モガ」の 生態…
日頃、漢字を適当に繋げて それっぽい単語を創出している人間が言うには口幅ったいけど、 「深感」なる単語、 語呂的には上手く伝わるものの初めて見たなと思っていたら 中国では良く使う言葉なのね。 それほど「新幹線」を表現するには ぴったりかもしれな…
~6月17日(日)まで開催中の標題展、 正式なタイトルは”伊東豊雄展 「聖地・大三島を護る=創る」”。 アートとは若干の乖離がある気もするけれど。 瀬戸内海に、四国と本州を繋ぐ橋が架かって以降、 対象の地域の人達の暮らしぶりが変わるのは 新幹線が開通…
「WOWが動かす世界」との副題が付いている。 【ガーデン】と【エスプラナード】での展示は無料、 【ホール】での展示は有料。 入場料は大人800円とそこそこの金額にもかかわらず 入場者が入り口から次々と吸い込まれて行く。 まぁ自分は(何時ものコトながら…
標題館で年に何回かある無料の展示会は 趣向が凝らされているので毎回楽しみ。 で、今年のお題は『斎藤茂吉』。 しかも、前・後期の二回に分かれている。 前期:2月11日(日)~25日(日) 後期:3月3日(土)~18日(日) の各日程。 『斎藤茂吉』と言えば…
ちょっと通り抜けるだけのつもり足を踏み入れた 【ロビーギャラリー】。 予期せぬ催しに行き当たり なんてラッキー。 到る所で「明治改元150年」の花盛りだけど 本展もその一環なのかしら。 場内はテーマ毎に幾つかのスペースに分けられ、 「大正天皇即位式…
恒例のチャリティー企画、 今年の素材は靴下で、 167名のクリエーターが参加。 で、その靴下も、ただの靴下ではなく、 「大阪の小さな工房で生まれた」との副題が付く名称は なんと「つつした」。 要は筒の様な形状、ってことかな。 足型に填められている…
『澁澤龍彦』の著作は好きで何冊か持っている。 なので本展のサブタイトル「異端から生み出される聖なるもの」には かなりの違和感を感じる。自分の嗜好って異端なの? 頽廃と美は表裏だと思うし 聖にしたってそれは同様だろう、 もっとも、自ずと好き・嫌い…
移動の中途で時間がちょっとだけ空いたので 近くの施設に足を伸ばして見る。 場所は【東大本郷キャンパス】内の一角。 平日の昼下がりにもかかわらず、 館内はそこそこ人が入っている。 「東京大学創設140周年記念 国際共同特別展示」との副題も冠され ”人類…
「オルビス30周年記念」との副題が冠されているので てっきり化粧品に関する何かを扱っているのかと思ったら 豈図らんやさにあらず。 十四名のクリエイターの普段使いの品物の中に 「用の美」を見出そうとの趣向。 ちょっと{民芸}運動に似てるかも。 展示…
本年10月1日をもって、 「トーキョーワンダーサイト」→「トーキョーアーツアンドスペース」に 名称を改めたらしい。 略して「TOKAS」って、なんかダサくね? で、恒例の”OPEN SITE”は ~11月26日(日)が「Part1」、 12月9日(土)~2018年1月28日(日)が「…
会期は明日が最終日。 計五名の作品が展示。 『題府基之』の写真は以前にも観た記憶。 雑然とした情景は、現実と言うにはあまりにキッチュ過ぎる。 『石川竜一』の作品は沖縄のイマを改めて考えさせる。 暮らしの身近に、米軍の存在がどれほどの影を落として…
当ギャラリーも大変な混雑。 副題には「まわれ右脳!」とあり、 会場へ通じる階段を降りた先の壁には 来場者がポストイットに書いた感想が 一面に貼られている。 中には「右脳が刺激されました」などの文言が・・・・。 期待は高まるが。 展示されているのは…
学生向けのアートアワードの表彰展。 今回が四回目らしいけど 賞の存在自体を初めて知る。 それしても、入り口で持ち物チェックがあったことには驚く。 アートイベントでは初めてじゃないか。 何の目的で?と、相当に訝るけど、もしや 『イヴァンカ』が来日…
台風に刺激された前線の影響で、 東京地方は朝から強い降りに。 そんな中でも『上野の森美術館』で開催中の”怖い絵”は 凄まじい人気。 何処かで紹介されたんだろうか? 入場まで80分待ちのプラカードを持った係員さんが 列の最後尾に立っている。 傘をさし…
恒例の企画は、 10月20(金)~29日(日)がオークション期間、 10月30日(月)~11月5日(日)までがアフターセール。 直近の出展品とは何時も似たり寄ったりだけど、 それでも数万円程度で購入できそうな 好みに合った小品を探す。でも なかなかないものだねぇ。 …
外は冷たい雨が降っていても 場内はかなりに人の入りに加え 熱気にも包まれている。 副題は 「日本財団DIVERSITY IN THE ARTS 企画展」。 所謂{アール・ブリュット}と称されるものだけど、 その概念の捉え方は人夫々で、確かに 「障害者の芸術」と一括りに…
かなり異色の展覧会。 壁面の展示や装飾はほぼほぼ無く、 会場全体に設えられた平台の上に ひたすら書物だけが開かれ置かれている。 白い紙の上に 黒い活字が織りなす極めてシンプルな構成。 なので、『宇野亜喜良』や『山口藍』の画を その中に観ると、ちょ…
会場はてっきり、良く行く 「寺田倉庫」だと思っていたら、 なにやらイベントが開催中で 多くの人で賑わっている。 なんか違うよねぇ、と 遅まきながら気づきスマホで検索。 目当ての会場は【天王洲橋】を渡った先と判明 押取り刀で歩を進める。 こんな場所…
「YKK AP株式会社」協賛だけあって 徹頭徹尾「窓」についての展示が溢れ返っている。 そして幾人かの作品は かなり面白い。 先ずは『ホンマタカシ』による 一つの部屋を丸ごとカメラ・オブスクラとして使用し 撮影した作品。 「ピンホールカメラ」と原理は同…
本日最終日。 シリーズタイトルとして「Ascending Art Annual」が冠されており 本展はその「Vol.1」。 Ascending=上昇、の意だけれど、 趣意書を読むと、会場である【アトリウム】の形状にかけている様子。 計五名の女性作家による展示は、そのうち何名かは…
なんとも面妖なタイトルだが、 正式なお題は「紙(=神?)」。 「コズミックワンダー」と「工藝ぱんくす舎」は 夫々結社やユニットの名称なのね。 で、その紙だけど、様々なカタチに加工されている。 そのものズバリの巻紙であったり、 或いは服であったり…
本日最終日。 「YUKI-SIS presents」との副題が冠されている。 「YUKI-SIS」は日本橋に在るギャラリー。 本展はそこに所属するアーチスト21名のグループ展。 とは言っても、記憶に有る名前や作品が そこそこ散見される。 『柳田有希子』や『黑坂麻衣』と言…
「これは夢か現実か―。」との副題とも 文章とも付かぬ一行が付されている。 しかし並んでいる作品群は、それ程 大上段に振りかぶった特別さは無く、 自分の眼からして見れば、ごくごくありきたりな表現の数々。 計四名の出展者の中で、 最高に笑わせて貰った…
会期は~7月31日(月)まで。 恒例の「サマーアートセール」。 内容も何時も通りだし、 過去何度も展示されている作品も多いなか、 例えば{コロタイプ}ではあるものの 『ワイエス』の作品があったりするのも目に付く。
タイトルの意味するところは よくは判らないけど、 展示されている作品は三者三様、 随分と面白い。 『潘逸舟』の作品は〔海で考える人〕なる映像作品。 そのタイトル通り〔考える人〕のポーズをとった 実際のヒトが海中でぷかりぷかりと浮かんでいる。 当然…
正式なタイトルは「Kanazawa Newly arrived Art &Craft 2017」。 『ルンパルンパ/Rempah Rempah』は 金沢に在るギャラリーの名称。 本展は当該ギャラリーのキュレーション。 計十六名の作品が展示されている。 『菊谷達史』の作品を観るのは三度目か。 スナ…
「第二期」の会期は~8月20日(日)まで。 出展は 273『山内祥太』 〔恐怖の回り道〕 274『伊藤夏実』 〔動くものと動かないものとの境界も、力の中心も、無数にあるのではないか。〕 275『鹿野洋平』 〔すべてはよその声〕 の三名。 男性によるそれは、何れも…