『潘逸舟』の作品は〔海で考える人〕なる映像作品。
そのタイトル通り〔考える人〕のポーズをとった
実際のヒトが海中でぷかりぷかりと浮かんでいる。
実際のヒトが海中でぷかりぷかりと浮かんでいる。
当然、その体勢では上向きにはなれないわけで・・・・。
5分程度の短尺作品は、できれば
ワンカットで撮って欲しかった。
ワンカットで撮って欲しかった。
『西原尚』の作品はスペースいっぱいに
掘立小屋のような大き目の建造物が幾つも並んでいる。
掘立小屋のような大き目の建造物が幾つも並んでいる。
時としてそこからはかなり大きな音が幾つも聞こえて来る。
洗面器をハンマーで叩いた時のそれが代表例。
普段の生活で耳にする音に比較的近いけど、
この様に纏めて聞かされると
それなりに違和感があるものだ。
この様に纏めて聞かされると
それなりに違和感があるものだ。
『大野茉莉』の作品はその真逆。
幾つも並んだビーカーの中には濃い塩水。
それをモーター仕掛けで動く針金が叩くことで
かそけき音を立てる。
それをモーター仕掛けで動く針金が叩くことで
かそけき音を立てる。
「鹿威し」ではないけれど、
先の『西原』の作品とは通底するものを感じたりもする。
先の『西原』の作品とは通底するものを感じたりもする。
何れにしろ、本展を最後に当該施設は暫しの休業に入るらしく
その旨の告知もある。
その旨の告知もある。
会期は~9月17日(日) まで。